8月24日(水)
明日から天候が崩れる、ということで今日2ヶ月振りに散髪に行く。
最初に切られる前髪の長さが、行くたびに短くなる。
遥か昔は一か月に一回、散髪に通っていた。
それでも最初に切られる前髪は四、五センチ。前回、耳の上で整えてもらった髪は、その頃にはすっかり耳を覆い隠すまでに伸びている。
だから散髪に行くたびに「こんなに髪を切ってもらって、お金を払うってのは何だか無駄なような・・・」と、ぼんやり思っていた。
「髪が耳にかかる鬱陶しさに耐えられなくなる」のが、散髪に行く基準だったのだが、いつしかその間隔は一か月余りから一ヶ月半になり、二ヶ月弱になり、最近は遂に二ヶ月。
耳にかかって鬱陶しかった髪の毛は、耳に掛けて胡麻化すこともできなくなる。ただ「耳の上辺にかかって鬱陶しい」程度の伸び方になった。
そして今日。
最初に切られた前髪は僅か一センチほどで、散髪自体もあっという間に終わる。
そこまでは、まあいい。
だが、やっぱり予想通り。洗髪をしてもらって顔を上げた時、そこにはすっかり禿頭になった自分の姿があった。
すっかり、とは書いたけど、波平さんや伊佐坂先生みたいなのではない。
けど、とにかく世にいう「薄ら禿」というやつか。
天辺だけでなく全体に減っているので、頭の形が良ければいっそ坊主頭にしたら、と思うのだが、残念ながら横幅が狭く後頭部の張った「エイリアン」か「ぬらりひょん」みたいな形。だから、どうもおさまりが悪い。
それにしても、70までは禿げまいと思ってたんだけどなぁ。一年半ほど前倒しになってしまったな。
・・・・あ!そうだ。髭を伸ばして頭の減った分、補うことにしようか。
これは妙案。