CubとSRと

ただの日記

針葉樹林(またもや遅刻)

2022年09月14日 | 日々の暮らし
 8月29日(月)

 目が覚めて、時計を見たら4時20分。
 ええっ?と思って見直したが、見間違えたわけではないらしい。
 表示は無情にも4時20分過ぎ。

 それでも休む理由にはならないから、とにかく少しストレッチ。
 出たのが4時50分。帰ってきたのは5時20分過ぎ。
 ほとんどのことをカットして、ただ歩いてきただけだから、往復で30分もかかってないかもしれない。
 まあ、昨晩は量が少なかったとはいえ酒を飲んだのだ。それが寝坊の主要因ではあると思うが、今朝、体が重い等の不快感がなかったのだけは、良しとしよう。


 散髪に行ったからか。それとも早朝散歩を始めて、朝、頭を洗うからなのか、この頃、髪が薄くなるのに加速がついたような気がして、鏡を見る。
 「気がする」どころか、天井の蛍光灯を地肌が完璧に照らし返しているのが分かる。
 外光に、髪の毛が冷静な針葉樹林のように立ち並んでいるのもわかるし、鏡の後ろの壁が、その針葉樹林の向こうにはっきりと透けて見えるのも分かる。
 とてもじゃないが「室内では帽子を取るのが紳士」と言われても、頭が気になって取れるもんじゃない。
 
 一番堪えるのが、バックミラーに映った自分の頭。
 針葉樹林なら重なって見えもするが、上からの光は、ドローンで焼け野原を空撮しているかのような姿をバックミラーに映し出す。
 それなら屋根を開けなきゃいいようなものだが。

 だから、というわけではないが、珈琲店では常連客が居座っているのを良いことに、店の奥に座りながらも珈琲豆を買うだけで帰ってきた。
 「帽子を取るのが嫌だった」のが本当のところだったんだと思う。

 髭を剃らなくなって、まだ四、五日目。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする