CubとSRと

ただの日記

冷静なつもりでも、詐欺にはかかる

2022年09月19日 | 日々の暮らし
 うまい具合に目をそらそうとする。「完全犯罪」といってもいいか。
 その場しのぎでそれをやると大抵はすぐ破綻したり、馬脚を現したりするけど、それなりに計画を立てて、真に迫った演技をすると、大抵はすっかり騙される。
 小説や、映画などで「完全」犯罪は成立しないけれど(必ず見破られる)、あれは後からの理屈であって。第一、見破られないから「完全犯罪」。
 見破られていないのだから、「犯罪」と認識されていないということだ。
 そこに犯罪は存在しなかった、と。
 統一教会叩きの陰にある本当の目的は、共産主義思想に敵対する考えを持つ者(勝共連合)を潰すこと、だとしたら・・・?

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日台は“戦争孤児”の義兄弟だ/3
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       “シーチン”修一 2.0


【雀庵の「大戦序章」91/通算523 2022/9/16/金】体調不良で「もうダ メか?」と苦しんでいた1か月前、看護婦のカミサンの指導で元気を取り戻し、以来、小生はカミサンに逆らう「厄介者のクソヂヂイ」から只の「人畜無害のヂヂイ」になった。
 それは「成長」か、それとも「退化」か・・・分からないが、まあ加齢とともに「好々爺」になっていくという諦観とか悟りなのだろう。静かな晩年・・・結構なことだ。
           (略)
 
 米国GHQは原爆で日本を屈服させると早速、日本の核兵器研究所を破壊した。核兵器は凄まじい攻撃力があり、抑止力効果も抜群、しかも通常兵器に比べて低コストで済むから「貧者の武器」とも言われている。米国による統治=核の傘が今なお続いている。疑似占領下の日本は以来、米国の洗脳教育により「自前の核兵器=悪」「核なき世界=理想」という妄想のままだ。

 戦後は核兵器による抑止力があるから先進国間の戦争はなくなった。核なき世界になれば速攻で第3次世界大戦になる。ウクライナは核兵器を放棄したからプーチン・ロシアに対する抑止力が無くなり、侵略を受けた。プーチンは核恫喝をちらつかせている。非核3原則=平和などと洗脳され、お花畑妄想を抱いている国は中共やロシアにあっという間に併呑されるのである。

            (略)
 
 「次の戦争も負ければ、今度こそ日本は共産主義国になれる、中共ガンバレ!」という日本人は20%ほどいる。これは立憲共産党の得票率である。彼らは北海道と沖縄でかなりの影響力を持っている。「一度アカ、一生アカ」で、労組などアカの人脈で20代から飯を食っており、相変わらずマルクス・レーニン・毛沢東を敬い、自民党や経済界など自由民主・資本主義経済・政治を良しとする人々を憎み、日本での共産主義革命を願っている。

  1960年代の初め、経済をぼろぼろにした毛沢東は責任を取らされてお飾りになっていた。経済推進派の劉少奇や鄧小平が権力を握ったが、毛沢東は復活のために政敵を叩き始めた。経済発展を進める劉少奇らを資本主義に走る「走資派」とレッテルを貼り、無知蒙昧な若者を煽って「プロレタリア文化大革命」と称する内戦を煽ったのだ。

この時期に毛沢東は国際的孤立を避け、共産主義国を増やすために対外プロパガンダを盛んにする。「孤立を恐れて連帯を求め」たのだ。日本からも多くの人を呼び寄せて毛沢東・中共は「貧しいながらもこの世の天国」をアピールした。

 その招聘を受けて欧米や日本からも多くの識者や若者が訪中した。大江健三郎もその一人で、多分、日本ペンクラブあたりの一員として訪中したのだろう、大いに感動して著書「厳粛な綱渡り」にこう書いている。

 <北京の青年は明るい目をしている、ほんとうに明るい目だ。広州から長い汽車の旅の最後の夜、ぼくはやはり明るい目の鉄道従業員の青年と話していた・・・

 北京にはなんと多くの明るい目があふれていることだったか。歴史博物館で、中国の歴史を説明してくれた案内係の少女も、この明るい目の種族の一人だった>

 大江は戦争末期、小学校に派遣されていた軍人教官に「お前はお国のために戦うか」と聞かれ、「はい、戦います」と速攻で答えるのがルールの場面で躊躇っていたらビンタをくらい、それ以来、日本が大嫌いになった。当時、つまり戦時の少国民はどこの国でも勝利を信じる「明るい目」でなければ異端者で、それでないと家族全体が白い目で見られ、まずいことになった。

 良いか悪いかという平時の次元ではなく、国難という戦争の火事場では心を一つにして戦うのがルールなのである。火に向かってバケツリレーで水を撒かなければいけないときに速攻で協力しなければ「非国民」になってしまう。それはどこの国でも一緒、ウクライナでも「親露派国民は敵だ」と叩いているはずだ。「思想信条の自由」は殺すか殺されるかの戦時には停止される当たり前だ。

 北京の青年は明るい目をしている・・・当時訪中した外国人旅行者はすべて団体旅行で、国営旅行会社の国際旅行社や国家旅游局のエリート中国人がガイドをする。ガイドは監視役であり、同時に旅行者を中共ファンにするための工作任務を負っている。「中国は素晴らしい、今は貧しいけれど皆が明るい目をしている、中国万歳、日中友好万歳!」と旅行者を感激させ洗脳するためにあれこれシナリオを創り、舞台を用意し、役者に演じさせるのである。例えば──

 日本人が観光船を降りて川伝いの道を街へ向かう、そこに釣りをしている爺さんを配し、日本人と話をするようにする。最初は当り障りのない話、少しづつ暮らしの話、革命で生活が楽になったこと、毛沢東主席への 敬愛、日本への称賛・・・

 こうした演出、ヤラセは実に効果があり、疑うことを知らない善男善女は「中国には明るい未来がある、中国万歳、毛沢東主席万歳、日中友好万歳!」となるのである。

「これ、ヤラセみたい・・・どう見ても怪しい・・・中共の工作だ!」と喝破したのは、皮肉にも戦後に日共に乗っ取られた岩波書店の女性社員だった。それを彼女が本にしたのは、岩波が毛沢東文革派と走資派に分かれてゴタゴタし始めた頃だったと記憶している。

 当時、こういう懐疑派はごく少数で、圧倒的多数は大江健三郎のようにまんまと中共の宣伝工作に騙されたのである。彼らの多くは死ぬまで騙されたままで、まさにズブズブの「一度アカ、一生アカ」。たとえ共産主義への疑義が生じてもメシ=生活がかかっているから、それを口に出すことはない、追放され村八分にされるからだ。

 彼らは大阪弁で言う「クズ」、それも最低の「私は正義病」の赤いクズだ。夏彦翁曰く「私は真面目な人、正義の人ほど始末に負えないものはないと思っている。人は困れば何を売っても許されるが、正義だけは売ってはならない。正義は人を汚す」。

 邪悪な“正義”を売ってメシを食っている立民共産党!この手の輩は世界中に溢れている。第3次世界大戦は世界革命を目指す共産主義を絶滅する最終戦争になるだろう。蛇足ながら小生の正義は非売品、畏れ多くも天の声だからいいのである。ただのビョーキという見方もあるが・・・



  


わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
               頂門の一針 6264号
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 2022(令和4年)年 9月18日(日)より
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