8月12日(土)
猛暑は日を重ねるにつれて暴力的になる。今日などは遂に北区でさえ35度を超えるとか。
でも、だからと言って連日「猛暑のため外出せず」と書き込むだけなのも芸がない。
芸がない、というより「真綿で首をじわじわと~」だ。気付かず動けない身体になってしまう。
怠け心によるセルフモードだから、「なってしまう」ではなく「してしまう」。
それは嫌だから「早朝ツーリング」とか「夕涼みツーリング」とか計画したのだけれど。・・・結局はとにかく食糧確保が何より大事。
「腹が減っては戦ができぬ」、「何よりまずは、腹ごしらえ」。
そういうわけで、今日は朝食後すぐに買い物に出ることを計画した。
「4時25分散歩に出て、5時に帰ってくる」「朝食後、ゆっくりし過ぎないよう」「9時半、カブで出発」・・・。そういう計画。
失敗した。店の開くのは9時、と分かっていたんだから8時半には出るべきだった。店に着いた時が暑くなり始める頃、との希望的観測は見事に外れた。
着いたのは10時。既に陽射しは狂気を帯び始めていた。
カブから降りてヘルメットを取り、店まで歩く十数歩。焦がされるような陽射しを感じる。
買い物後、前かごに品物を入れようとした手がハンドル中央のメーターにあたる。「熱っ!」
火傷するかと思ったくらい。
風は吹くが、当然、熱風。それも突き刺さるように吹く。
「これはいけない。すぐ帰らねば。頭が煮える!」
結局、9時半過ぎに出て帰ってきたのは僅か一時間後の10時半過ぎ。
走っている間は気持ち良かったけれど、紫外線の強さは想像をはるかに上回っていたらしく、思った以上に疲れた。
それでも「まずは生きるための糧を!」と食い意地が勝っているうちは大丈夫。