9月10日(日)
目が覚めたら、11時半だった。
今朝、「零時過ぎ」に床に就いたことと「11時半」に目が覚めたことが、4時半に目覚ましを止めた記憶を媒体として、寝ぼけた頭で直結した。
「4時半に目覚ましを止めて、また眠ってしまった。」
「12時から11時半まで!?そんなに寝ていたのか!?半日無駄に過ごしてしまったな」と思う。
寝るにも体力がいる。昔みたいに「10時間以上寝る」、なんて芸当はもうすぐ七十になろうとするこの身にとっては却って負担になる。起きたら顔は浮腫む、身体の節々は痛い、で、碌なことはない。
なのに、そういう不都合は今回出てはいない。
「それにしても、そんなに長時間寝た時みたいな疲れはないが・・・」
そう思いながら、じっくり振り返ってみる。
気が付いた。今日は「酒を飲んでも良い日」だ。
雨の日以外、散歩に出なきゃ酒を飲んじゃいけないのがマイルール。掟。
ということは朝、目覚ましを止めて散歩に出なかった、なんてことはあり得ない。だって酒飲みだから。
何かを成し遂げて、その御褒美にということになったら、大威張りで酒を飲む。逆に掟を破れば恥ずかしくて酒が不味い。悪酔いする(大威張りで飲んでも悪酔いすることも・・・多々ある?)
そしてほぼ数秒後、「5時55分に散歩に出て、5時35分に帰って来て~」といった辺りのことを思い出す。
「朝食は8時半頃、と遅くなったけど、その前に習字も済ませシャワーも浴びて・・・・」
PCの前に座って、睡魔に勝てずベッドに横になったのは10時過ぎだった。1時間半近く眠てしまっていた、ということになる。
それで目が覚めたら
「11時半!?半日眠っていたのか!?」
そのため「午後からは降水確率50パーセント」ということがどうしても信じられないまま出遅れてしまっていた。
4時頃になって、空模様が怪しくなってきた中、近くのスーパーマーケットまでカブで行く。
昨日の心積もりでは10時頃にSRで出て多可町まで、としていたのだが、大幅に縮小、ということになる。
買い物を済ませ、道に出たら大粒の雨が当たり出した。家に帰りついた時にはカブ共々、全身大きめの水玉模様になってしまったが、何とか本降りに襲われることは回避できたらしい。
カブを拭き終え、やれやれと思いながら玄関の鍵を開けたら雨は止んだ。
数時間後、ちょっとした土砂降り。多可町まで行っていたら、えらい目に遭っていたかも。
さらに数時間後の今、9時15分。
「雨なんて降ったか?」
と言った感じだが、風は確かに涼しくなった。