8月19日(土)
一日、日記を書くのを休む。「ま、一日くらい」、と高を括る。
翌日、二日分を書こうとする・・・思い出せない。
で、カレンダーへの書き込みを見る。それで思い出して書いているうちに、次々に、まるで紐が付いているみたいに色んなことを思い出してくる。
気が付けば日記はそれなりの分量になっている。
「まあ、何とかなるもんだ」と、また高を括る。「ま、二日分くらいは」、と。
ただ、二日分となると、今度は思い出したにしてもそれを書きつけるのが体力勝負。
次から次へと「紐が付いているみたいに」思い出したことを二日分書きつけるとなると、神経体力がそいつに耐えられない。
それが「書きつけるのが面倒」という感情(嫌気)になって神経体力を消耗させる。そして妥協策として「大事(だと思われること)」なことだけを自身に書かせようとする。そうしている間にも体力は急激に減り続け、字もぐちゃぐちゃになっていく。
「二日分」、ったってそれを書いた後に当日分を書かなきゃならないんだから真っ白な灰になってから三日目の分を、となる。
三日分ともなると、カレンダーの書き込みを見て日記を書き始めても、書いている途中でも「色々と思い出」せなくなっている。
せめて思い出したことだけでも、と少々慌てて書こうとするが、時、既に遅し。三日分を逆から(つまり昨日の分から)書けば何とかなるかもしれないが、通常、読み返すことを前提に日記を書いているから、一番思い出しにくい三日前のことを書こうと始めた時点でバッテリーの消耗度合いは最低。内燃エンジンなら最悪の燃費。
「書きつけること自体が面倒」だと思っているのに加えて、「書きつけることを思い出せない」、というのは想像以上にきつい。
作文や読書感想文が苦手、というのはこういうことだ。少なくとも自分にとっては。上手下手の問題ではない。
とにかく。今回はこれだけは書いておかねば、というのは次の一つだけ。
かねてより気になっていたフライパンと中華鍋を買いに行くことにしていた。
ホームセンターで買うのだから本格的な高価なものを、という気は全くなかった。いずれコーティングを駄目にして買い替えなきゃならなくなる。「十年も使えれば上等」、と割り切ること、と自身に言い聞かせてきた。
フライパンは韓国製の「ダイヤモンドコーティング」とかいうもの。アルミ製で、硬くて強い皮膜となっているから、そういうネーミングらしい。アルミだから軽くて使いやすい(だろう)。
中華鍋は驚いた。国産、と書いてある。
えっ?と思った。重い。鉄だ。値も張るけれどとにかく作りがしっかりしている。
「コーティング」は錆止めが目的なので、初めて使う時は鍋が青黒くなるまでしっかり(二十分!くらい)焼いて、コーティングを「焼き切って下さい」と。
さて、この二つ。使いやすさと耐久性。どうなるだろうか。