(続き)
居間の掃き出し窓を見ると、右側一ヶ所だけではあるけれど、サッシの枠を伝って数カ所から雨水が滴り落ちてきている。
台所の椅子を持って行き、洗面器を欄間窓の敷居に置く。こういう時、四角い洗面器にしておいて良かったな、といつも思う。
北北東からの強い風は昼過ぎから角度を変え、いつの間にか北東へ。更に北東から南東、南東から南風へと変わってきたため、慌てて二階の雨戸を締めに行く。更に慌てて居間に戻り、掃き出し窓の雨戸を閉める。
今は南からの風ばかりになって、雨戸に打ち付ける雨粒の音が喧しい。
そしてこの方向からの雨が雨漏りの一番の原因となる。
昨日は一時間に十数ミリの降雨が数時間続く、ということだったが予報は大きく外れたようで、幸いなことに十数ミリを超えたのは一時間足らず。
ホッとするところだけれど、風は明日までが本番。例の棟瓦のチェックは明日、明るくなるまではできない。
南寄りの強風が収まるまで心配は続く。
8月16日(水)
窓枠の雨漏り(?)は洗面器に結構溜まる。3度ほど中に入れた雑巾を絞り、水を捨てに行ったが、感心なことに二回目からはほとんど水が汚れなくなって、三回目などはすっかり透明の水に。
それでも結局、合計で洗面器四分の一くらいは漏水があったのではないか。
午前中は雨が残るということだったが、「ぐずついた」という言葉が一番よく当てはまる空模様。そして昼からはすっかり雨の心配はなくなった。
久し振りの漏水の反省から、この日は欄間窓の障子の溝に収まるような、洗面器よりも細長い容器を買いに行くことにする。勿論100円ショップ。
忽ち明日、降るというわけではない。だからと言ってグズグズしていたらまた大騒ぎをすることになる。国防費と一緒。
細長い容器二つ。ついでにPCのキーボード清掃用にスライムも買う。
夜は「やっと一安心」ということで三日に一度の独り宴会。