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南三陸町の入谷地区は,以前は柿を串刺しして干す「串柿」の生産で名が知れた産地でしたが,近年は作る人もなくすたれた状態が長く続いていました。
しかしこのほど,地区内の有志が園芸振興の一環として干し柿づくりに注目し,産地の復活を呼び掛けたところ,14名が賛同し140本の柿が新植されることになりました。
今回は品種として果実の大きい「蜂屋」を選び,低樹高化と結果年限の短縮を図るため,果樹用の根域制限ポットを使ってほ場に植栽しています。4月14日には購入した柿の栽培講習会を開催し,普及指導員が講師となって苗木植え付けの実演指導を行いました。
これらの柿の収穫が始まった時には,果実の皮むきや乾燥を共同作業として行う計画を立てており,皆が顔を合わせて働くことで,地域で失われつつあるコミュニティの再生にも一役買うものと期待されています。
普及センターはこのほど植栽した柿の栽培指導を行うとともに,干し柿が生産される際には衛生管理の方法や商品化についても助言指導を行う予定です。
本吉農業改良普及センター
地域農業班
TEL 0226-46-6902
FAX 0226-46-5140
しかしこのほど,地区内の有志が園芸振興の一環として干し柿づくりに注目し,産地の復活を呼び掛けたところ,14名が賛同し140本の柿が新植されることになりました。
今回は品種として果実の大きい「蜂屋」を選び,低樹高化と結果年限の短縮を図るため,果樹用の根域制限ポットを使ってほ場に植栽しています。4月14日には購入した柿の栽培講習会を開催し,普及指導員が講師となって苗木植え付けの実演指導を行いました。
これらの柿の収穫が始まった時には,果実の皮むきや乾燥を共同作業として行う計画を立てており,皆が顔を合わせて働くことで,地域で失われつつあるコミュニティの再生にも一役買うものと期待されています。
普及センターはこのほど植栽した柿の栽培指導を行うとともに,干し柿が生産される際には衛生管理の方法や商品化についても助言指導を行う予定です。
本吉農業改良普及センター
地域農業班
TEL 0226-46-6902
FAX 0226-46-5140