宮城の農業普及現地活動情報

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南三陸町童子下集落で「田んぼの生き物調査観察会」が行われる

2010年08月03日 15時03分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 7月9日,南三陸町童子下集落の水田で,入谷小学校の3・4年生たちが「田んぼの生き物調査観察会」に参加しました。
 この観察会は南三陸農業協同組合と地区住民が企画し,普及センターが協力して行ったもので,「南三陸米」を生産する水田の環境について子供たちに知ってもらうのが目的です。
 当日は,子供たちが主催者から説明を受けた後,手網を持って水田のあぜ道を歩き,トンボやバッタなどの昆虫や,オタマジャクシやヤゴ,イモリなど水中の生き物をすくい取っては観察しました。観察記録票には20種類以上にチェックを入れた子もいて,普段遠くから見ている水田に,予想以上に多くの生き物がいることに驚いていました。
 その後子どもたちは集落の集会所に移動し,観察の結果について普及指導員の説明を聞いたのち,集落の女性らが用意したおにぎりをほおばって,お腹と知的好奇心の両方が満たされた様子でした。

担当:本吉農業改良普及センター地域農業班

TEL 0226-46-6902
FAX 0226-46-5140
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