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令和5年2月28日に石巻農業士会は宮城県漁業士会中部支部の漁業士の方々と交流を行いました。地区レベルでの漁業士との交流は初めてでしたが、農業士は8人、漁業士は13人の参加がありました。
今回は、一次産業に共通する「石巻地域における若者の人材確保」をテーマとし、漁業における担い手確保に実績のある一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン島本幸奈氏の講演の後、漁業と農業における担い手確保の現状と課題について意見交換を行いました。
農業、漁業いずれも、震災以降は経営体数が減少していますが、漁業においては、20代、30代の就業者数が増加しています。その要因として自治体と連携した漁業就業希望者の受入や水産業との連携による漁村の活性化、大学生向けインターン事業の展開など、農業場面でも学ぶべきことがたくさんありました。
一方で、経営の法人化については、農業の方が法人化は進んでおり、家族経営から脱却できない漁業としては、参考にすべき点が多いとの意見がありました。双方の取組をさらに知りたい、販売活動も一緒にできないかといった意見もあり、引き続き交流を望む声もありました。
今回、農業士、漁業士の皆さんからいただきました御意見等を参考に,交流活動を支援していく予定です。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999