令和5年7月14日にJAいしのまき主催で水稲の乾田直播栽培の現地検討会が行われました。検討会には石巻市と東松島市の農業生産者及び関係者49人が参加し、5月の第1回現地検討会に引き続き、東北農業研究センターから講師を招き、4つのほ場を巡回しました。各ほ場で草丈や茎数、幼穂長などを確認し、今後の追肥時期や量、水管理などについて検討しました。
すべてのほ場で草丈が60~70㎝、茎数は約400~690本/㎡、幼穂長は3~5㎜と順調な生育が確認でき、幼穂形成期をすでに迎えており、出穂は8月上旬と予測されました。
令和5年の石巻管内における乾田直播による作付面積は約900haです。今年も所得向上に向けた省力・低コストの稲作を推進するために地域一丸となって取り組んでいきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999