宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米りんご生産部会の病害虫防除講習会が開催されました

2023年07月27日 09時25分01秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年7月21日にJAみやぎ登米りんご生産部会の病害虫防除講習会が開催されました。

 今年は「管内で発生がみられる病害虫及びその防除方法について」をテーマに、普及センター職員が基本的な病害虫の発生生態、防除時期や薬剤について講義しました。また、作況調査結果を基に管内の7月までの生育状況について説明し、昨年度に普及員が調査研究で実施したりんごV字ジョイント栽培の調査結果について情報提供しました。

 当普及センターでは安定したりんご生産ができるよう引き続き支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なとり・ぐるっと親子講座夏野菜もぎとり体験」が開催されました

2023年07月26日 16時28分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 名取市地域農産物等消費拡大推進協議会(事務局:名取市農林水産課)が主催する「なとり・ぐるっと親子講座夏野菜もぎとり体験」が令和5年7月22日に開催され、普及センターが運営支援を行いました。

 参加した16家族36人の親子は、名取市内のほ場で旬を迎えた「とうもろこし」、「オクラ」、「トマト」の夏野菜収穫を楽しみ、講師を務めた生産者から栽培の苦労や野菜の美味しい食べ方などを学びました。

 トマト収穫では、その場で中玉トマトを食べることができ、「普段はトマトが苦手だけど、このトマトは甘くて、とってもジューシー。美味しくて何個でも食べられる」と子供達は口いっぱいに頬張りながら、旬の味を満喫していました。

 移動のバスの中では、事務局から出題された野菜クイズに子供達が元気に回答しており、楽しみながら野菜の勉強ができたようでした。また、事務局から毎月第3水曜日に市役所ロビーで開催される「産直ネットワークなとり」の紹介があり、地元の野菜について理解を深めた様子でした。

 普及センターでは、引き続き、名取市地域農産物等消費拡大推進協議会の活動と管内農産物の魅力発信を支援してまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和5年度「だて正夢」「金のいぶき」地域栽培塾を開催しました。

2023年07月26日 13時09分41秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

令和5年7月12日(仙台会場)及び14日(黒川会場)に「だて正夢」、「金のいぶき」地域栽培塾を開催しました。

水稲品種「だて正夢」及び「金のいぶき」は、栽培マニュアルに基づく栽培管理の実践を徹底するため、生産者を登録制として高品質・良食味米生産に取り組んでいます。このため、仙台地方米づくり推進本部では令和元年から地域栽培塾を開催し、登録生産者の栽培技術の向上を支援しています。

仙台会場では「だて正夢」及び「金のいぶき」、黒川会場では「だて正夢」を対象に、普及センターから生育調査に基づく現在の生育状況及び品質基準達成に向けた追肥や高品質米生産に向けた病害虫防除等今後の栽培管理について説明しました。

現地の普及展示ほでは、耕種概要や現在の幼穂長、葉色等を確認しました。参加者は,自分の栽培ほ場との茎数、葉色の違いを比較しながら,今後の追肥時期、量について確認し、生産者同士の意見交換も活発に行われました。

今後とも普及センターでは「だて正夢」「金のいぶき」の品質向上、安定的な生産に向けて継続的に支援してまいります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「おんないん会」の野菜講習会が開催されました

2023年07月26日 08時47分56秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 7月11日、富谷市学校給食センター2F会議室で、富谷市の直売グループ「おんないん会」の野菜講習会が開催されました。

 地球温暖化の影響で、平均気温等の上昇や、ゲリラ豪雨・線状降水帯の発生による局地的な降雨により農作物の冠水・浸水被害も毎年のように発生しているため、ほ場の排水対策の徹底を図るとともに、ダイコン、ハクサイなどの秋播き野菜の播種時期を7~10日程度遅らせる提案や、大雨後の高温で発生が多い軟腐病対策も準備しておくよう助言しました。 

 また、野菜等の多品目栽培で苦労すると思われる農薬の選び方や使い方、器具の洗浄方法、農薬の保管方法など農薬危害防止についても話しましたが、十分みんなで注意しているとの事でしました。

 さらに、肥料高騰のおり、土壌分析もしばらく実施していない状況のなので、無駄のない施肥をするため数年に1回は土壌分析を実施するように助言しました。

 今後、果樹栽培の現地視察や会員のほ場での現地検討会等を開催する予定との事で、普及センターでも、引き続き防除や栽培管理支援を行い、野菜・果樹の安定生産を支援してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美里地区生活研究クラブ連絡協議会が野菜栽培技術向上講座を開催しました。

2023年07月26日 08時05分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 美里地区生活研究クラブ連絡協議会(会員34人)は、農村の生活と農業生産に関する知識や技術の習得を目的とした研修会を行い、相互に資質向上を図っています。

 

 令和5年7月20日、株式会社渡辺採種場瀬峰研究農場を会場に、農産物直売所等への出荷・販売や農産加工の取り組みに役立てるとともに、家庭における季節の移り変わりに応じたバラエティー豊かな食生活に活用するため、高品質な野菜生産に関する栽培技術と近年開発された新しい野菜品種について学ぶ研修会を開催し、会員13人が参加しました。

 初めに、秋野菜のは種及び定植時期の目安とその理由などの栽培のポイントや、市場出荷・農産物直売所・自家消費のそれぞれの用途に適する品種等について講義を受けました。

 その後、研究ほ場に移動して、収穫終期の様々な春野菜ほ場と、は種作業が進められている秋野菜の育苗ハウス等の見学を行いました。会員からは、育苗時に使用する被覆資材の使用期間やかん水のタイミング、病害虫防除のポイントなどの様々な質問が出されました。

 

 

 普及センターでは、引き続き農山漁村のより良い生活や地域の活性化に向けた、女性農業者の活動支援を行っていきます。

 

                           

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA仙台根白石果樹部会のりんご現地検討会が開催されました

2023年07月25日 15時47分14秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 7月19日、JA仙台根白石果樹生産組合でりんごの現地検討会が開催され、6名の部会員が全員参加しました。  

 当日はそれぞれの園地を巡回しながら、今年の春先の低温による影響や病害虫の発生状況等の確認を行いました。4月の低温の影響か、着果量が少ない品種や樹がありましたが、全体的にはおおむね平年並みの着果量でした。病害虫の発生は、斑点落葉病や褐斑病が見られたほか、一部園地で、ダニ類の発生が確認されたことから、薬剤散布を指導しました。また、普及センターでは、新梢管理に関する技術指導を行いました。

 今後も引き続き防除や栽培管理指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA新みやぎあさひなぶどう部会の摘粒講習会が開催されました

2023年07月25日 15時43分03秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 7月14日、JA新みやぎあさひなぶどう部会の部会員を対象に、ぶどうの摘粒講習会が開催され、18名の生産者が参加しました。

 講習会では、粒が大きく形の良いぶどうの房づくりのため、ぶどうの粒の抜き方を中心に説明し、実際に摘粒を行うデモンストレーションも行いました。生産者の関心が高い作業なので、質疑応答も活発に交わされました。また、生産者同士で教えあう場面も多くみられ、切磋琢磨している様子でした。

6月から8月末にかけて、農薬を使う機会が多いことから、農薬危害防止についても指導をしました。普及センターでは、今後も引き続き防除や栽培管理指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「第2回いちご新規生産者・後継者向け勉強会」を開催しました

2023年07月25日 10時11分37秒 | ②新たな担い手の確保・育成

    亘理山元地域のいちご産地は、震災後に生産を再開した生産者の後継者や、県外等からの新規生産者が参入するなど、若手生産者が増加しています。普及センターでは、いちご生産を担う新規生産者や後継者同志の繋がりを深めるとともに、栽培技術の向上を目的として、令和5年7月20日、山元いちご農園本社を会場に「第2回いちご新規生産者・後継者向け勉強会」を開催しました。

当日は管内各法人、若手生産者等69人が参加しました。勉強会では、「pH、EC計の調整と測定、モニタリング」をテーマに(株)星理科学器械からの講師より、「pH、EC計の校正と測定」、普及センターのいちご担当職員から「測定値からいちごの生育を考える」、山元いちご農園株式会社代表から「情報交換(いちご栽培の養液の流れ)」と、3つのテーマについて実習及び講義を行いました。参加者からは「測定器のセンサーが乾燥に弱いことは知らなかった。」「基本的なモニタリングの大切さを改めて実感した。」などの感想が聞かれ、実習や講義を受けて内容の理解を深めたようです。

勉強会が終わってからも、次回の参加についてお互いの予定を確認するなど、積極的な交流の様子がうかがわれました。

普及センターでは今年度の活動として、今後も新規生産者・後継者向け勉強会を継続的に開催する予定にしており、東北一のいちご産地の更なる発展に向けて支援してまいります。

   

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金のいぶき・だて正夢栽培塾が開催されました

2023年07月24日 19時26分31秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 去る7月14日、宮城県米づくり推進登米地方本部主催による「登米地域金のいぶき・だて正夢栽培塾」が開催され、生産者及び関係機関約30名が参加しました。

 最初に登米地区の「金のいぶき」展示ほ場を全員で観察し、その後に展示ほの稲の生育、品種特性や肥培管理の注意点等を普及センターから説明しました。生産者からは、栽培に関する質問の他、「健康食として病院との連携はできないか」といった意見も出されました。

 次に迫地区の「だて正夢」展示ほに移動し、ほ場観察後、普及センターから展示ほの稲の生育や今後の管理の注意点等を説明しました。当日は、だて正夢展示ほの生産者の方にも参加いただき、耕種概要や栽培で気をつけている点等について説明をいただきました。また、全農みやぎの担当者からは両品種の販売状況について説明があり、5年度は実需からの要望が増えていることも紹介されました。

 普及センターでは、今後も「金のいぶき」「だて正夢」の収量と品質の向上を目指して、栽培講習会等を通じて生産者の支援を行っていきます。

金のいぶき」の展示ほ前の様子

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA新みやぎピーマン部会を対象に土壌分析研修会が行われました。

2023年07月24日 16時12分25秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年7月18日、JA新みやぎ築館本店において、JA新みやぎピーマン部会の総会が行われました。総会の閉会後、生産技術向上を目的に土壌分析研修会が行われ、普及センターが講師としてプレゼンを行いました。

 はじめに、野菜づくりにおける土づくりの基本や肥料価格高騰対策を踏まえた土づくりのポイントについて解説しました。特に、ピーマンでみられる「尻腐れ果」の発生要因と、肥培管理による対策について重点的に説明しました。また、土壌分析結果に基づく適正な施肥及び堆肥の活用によって、施肥コストを削減できる可能性があることを説明しました。 

 最後に、土壌サンプルを持ち込むまでの土の採取方法や注意点などを説明し、県内各普及センターでは、施肥設計のための土壌分析を受け付けていることを周知しました。

 出席いただいた生産者からは、土壌pHの矯正方法や堆肥の投入目安など具体的な質問をいただき、栽培状況を聞き取りながら回答しました。各地区の生産者ごとに様々な課題を持っており、今後の生産拡大に向けて情報共有する有意義な研修会となりました。

 

 

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする