こんにちは、就職指導室の遠藤です。
先日、上野の森美術館で開催されていた生賴範義展に行ってきました。日頃、それほど美術には感心はないのですが…Webクリエイター科の先生方からは、良く美術展の様子をお聞きしますので、感化されてしまっているのかもしれません。
生賴範義さんは、STAR WARS の第二作目となる「帝国の逆襲(1980)」のワールドワイド版の映画ポスターを担当して、一躍有名になったイラストレーターです。生賴範義さんのイラストは、映画や小説の中に登場する人物、メカニック、象徴的なシーンをてんこ盛りに配置しつつ、少しの無駄もなく描かれています。似た作品としては、「2001年宇宙(1968)」でロバート・マッコールさんが書いたイラストがありますが、生賴範義さんのイラストの情報量は、数段上だと思います。
「帝国の逆襲(1980)」のポスター。原画も展示されていましたが、さすがに撮影禁止でした。
生賴範義さんの主たる活躍の場は、SF小説の表紙でした。生賴範義さんのイラストは、一目で生賴範義さんのイラストと分かります。小説家の名前やストーリーではなく、生賴範義さんが描く表紙のイラストを見て、生賴がイラストを描くなら面白い作品に違いないと判断して買った本も多くあります。
写真は、撮影ができる場所で撮影したものです。
生賴範義展の入り口の展示物
撮影可能だったオリジナル作品の原画
本人の筆による自画像
皆さんも、機会があれば美術館に足を運んでみては如何でしょう。きっと、素敵な美術作品に出会えますよ。