船橋情報ビジネス専門学校

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岩波書店の『解きたくなる数学』 絶賛おすすめです。

2022-08-25 03:57:45 | Weblog

事務の橋本です   

読みました、岩波書店の『解きたくなる数学』 絶賛おすすめです。数学嫌いの方におすすめです。ネットでも情報がたくさんありますが、詳細は以下の通り。著者の方々はあの「ピタゴラスイッチ」制作メンバーだそうです。

解きたくなる数学 https://www.iwanami.co.jp/book/b588085.html

佐藤 雅彦 (著), 大島 遼 (著), 廣瀬 隼也 (著) 出版社 岩波書店、2021/9/29

 

この本の最大のおすすめは本文中にある『ひと目で問題の意味が分かる ひと目で問題を解きたくなる』を見事に実現しているところなんですが、あれこれ考えるより手に取って読むべしです。 唯一の欠点は薄くてすぐに読み終わってしまう所ぐらいです。

数学が苦手と思っている人にこそ、この本を読んでもらって、数学に対する誤解を解いていただければ幸せかなとおもいます。お好きなように読んでいただくのが一番なんですけど、もし、とっかかり難ければ、お勧めの読み方があります。問題が出て、ページをめくると回答があるというありがちなパターンの本なのですが、問題を考えて答えがたとえ出なくても固く考えずにとっとと、回答見て回答をあじわっていただく、それこそ推理小説でも読むように読んで楽しめばいいかと思います。そうすると数学って案外面白いな、この問題と解法、シンプルで美しいな感じられると思います。

イギリスの数学者ジェームズ・ジョセフ・シルベスター先生の名言、

『音楽は感覚の数学であり、数学は理性の音楽である』に共感できたら最高です。

数学に王道は無いようなのですが、この本でも問題は小さな論理の積み重ねからスタートしていて、その意味では極めてフェアで前提知識不要で誰でもがとりくめ、楽しめると思います。

個人的には最終の問題『タイルの隅』が秀逸で、いきなり突き付けられたらスマートに解くのはかなりの難問だと思うのですが、この本読了後は回答がすっきり理解できるはずです。とにかくお勧め、一読どうぞ。

  


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