おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

芸術の秋inブルガリア② 自然の造形美!! スネジャンカ洞窟

2014-09-19 21:05:40 | アート・文化

ソフィアからちょっと足を延ばしてヴェリングラッドというブルガリアで有名な温泉保養地に行ってみました。ブルガスやトルコ方向に伸びるトラキア高速をパザルジックで降り、南方向に進みます。高地のソフィアから一旦トラキア平原に降りて走ると体感温度が3℃くらい上がる感じです。ジト~っと暑いーっ!!

ヴェリングラッドはそこからロドピ山脈に向かって登っていくので、またまた涼しくなります。その途中には結構見どころが!! たとえばペシュテラという街。山あいの美しい、昔ながらの町並み。避暑地としても人気のようですし、軽工業(靴や洋服)の工場があったりいろいろなお酒を造っている醸造所があったり。この「ペシュテラ」という名前、ブルガリアで「洞窟」という意味。このあたり、いくつか中を見学できる洞窟があります。今回はそのうちの一つ、「スネジャンカ」に行ってみることにしました。Snejankaentrance

Loadtosnejanka メインの通りをヴェリングラッド方面へと昇る途中・・・オーットット~!! 見逃すところだった!! と見ると、ものすごい穴だらけの道!! 表示は「ここから2.5km」 とにかく入っていると凸凹だらけ、石だらけ、ヘアピンカーブの連続する急坂!! ウチのムルティプラちゃんはパワーはあるから平気だけど、けっこうスゴイ道だ!! 本当にこんな所に観光地が!? するとスッとひらけて駐車場があります。管理のおじさんの言う通りに車を止めます。Snejankaparking

Snejankastart 「この後、14:15の組で洞窟に入れますヨ。今は13:30だからちょうどいいね。ここから30分くらい山道を登ると洞窟の入り口ですよ。そこにはおみやげやコーヒーの自販機もあるから早目についても大丈夫!! ラキアも売ってるけど運転手はおみやげ用だけだけどネ」との事。

さァ、山登りだ~!! 山育ちのワタシにはナツカシイ、木々の間をぬって行くハイキング道のようです。途中の、「ここで深呼吸」、「あきらめるな!!」なんて書かれた標識に励まされ、日頃の運動不足を感じつつも、ちょうど気持ちいい距離。

Snejankainthewoods 「あと少し!! もう見えるぞ!!」という標識があって、洞窟入口についた~!!Snejankaarrival

時間までまだ少しあったので山小屋風の事務所兼おみやげ屋さんで待機・・・ 外にはワンコ、そして中には白黒ネコが。Snejankahutoutside

外のワンコがお客さんにツラレて小屋に入ろうとするとネコがおびえて事務所の奥にいるおねえさんのところに逃げ込みます。「アンタには何もしないわヨ!!」って言われてたけど、それはどうかな? 前の回の案内から帰ってきたおじさんがドカッと座って新聞を読み出すとネコは安心したように隣でのんびり・・・Snejankahutinside

料金は一人5レバ、説明してくれるのは事務所にいたおねえさん。で入ってみます。

Snejankacaveinside 中は年中8℃で、一気に汗がひくゥ~!! 山の中を通ってきて洞窟の天井から滴り落ちる水に含まれたミネラル分が悠久の時間をかけて美しい鍾乳洞を形成しました。そしてこのプロセスは今も継続中・・・Snejankastillgrowing

Snejankacaveinside3 またこの辺は古代から人々が住んでいたらしく、この洞窟も大昔の人の住み家だったそうです。それでもこの自然の造形美は保存され今に至ります。Snejankacaveinside2

Snejankacavedeepest 洞窟全体がスネジャンカ(=ブルガリア語で白雪姫のこと)を想像させる白さと美しさだったそうで初めて調査に入った学者たちはあまりの美しさにそんなに大きくない鍾乳洞から出てくるのに何時間もかかったんだとか。これがこの洞窟の名前の由来だそうです。ほかにもいろいろ・・・ネーミングが面白い!!

Snejankapenguin ペンギンだったり、

Snejankaparrot オウムだったり、嫁と姑が背中合わせで立っていたり(笑) ちょうどいい運動&涼しい洞窟で芸術鑑賞(?) 予想以上によかったなァ~♪ 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これはコーヒーと言えるのか... | トップ | 庶民の街に、メガモール!? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アート・文化」カテゴリの最新記事