幼い夏の思い出・・・G県K市子供会の仕立てた貸切列車は常陸多賀駅で降りて、泊った河原子小学校、そして海岸まで歩き。
駅を降りてから海岸までずーっとHITACHIの工場の壁が続いていた・・・その壁には「H」「I」「T」「A」「C」「H」「I」「日」「立」そしてあのマークが並んでいたような・・・ 子供ながらに「デカいんだなぁーこの会社。」と思ったものでした・・・
BRTで最寄りのバス停で降車し1kmくらい歩いて海岸へ向かいます。大会社の近所にしては普通の民家が並ぶなぁ、この辺。のどかな・・・ そして海水浴場に近づくとさらに「さびれた」感も足される感じ。
それでもキレイに整備されていて、夏が去った今でもサーファーさんたちが波乗りを楽しんでいます。
海岸からJRの駅までは、それこそ子供の時にたどったはずの道を歩いて戻ります。
が・・・壁がないっ!! もちろん道路と工場の間には柵はありますが。それにしてもホントに広大な敷地を日立の工場が占めてるんですね・・・
常陸多賀から再び常磐線に乗りいわきをめざします。時々太平洋を見ながら北上。いわきでは磐越東線に乗り換え。この線ははじめて~♪ 本数が少ないのでタイミングを合わせて乗り継がなきゃ。待ち時間に駅前の立ち食いソバやで昼ごはん。
おばちゃんたちのやさしさと、東北らしい醤油の塩味が効いたツユ!
この線、予想以上に自然豊かで美しい山並み。川沿いには桜の木が。今は青々と茂っています。これ、春には素敵だろうなぁ、桜並木に列車、って撮り鉄にはいいシチュエーションじゃない?なんて考えていたら、トンネルに入ったとたんいきなり緊急停止してアナウンス「鹿が出たので少々お待ちください」!!
ええーっ⁈ トンネル内に?そりゃ~日本全国あるあるで山の方には鹿がいるからおかしくはないけど・・・時々列車がはねてオオゴトになるというニュースをききますが・・・ワンマン列車の運転手さんはめちゃくちゃあせって運転席からやってきました。なになに?と目を凝らしてみると確かにトンネルの中に黒い影と光る眼!! このシルエットはどうやらカモシカですね。カモシカちゃん、轢かれずに済んだらしいのですが、でも後続の列車のためにトンネルから追い出さないといけないらしく、運転手は汽笛を何回も鳴らして・・・ カモシカちゃんは「何?なに?アタシに鳴らしてるの?」って感じでしばらく列車のほうを見てましたが・・・何とか追い出しに成功し、12分遅れで出発。
ほっ。これも1つのイベントですかね~。アタシは急いでなかったからこういうのも楽しい思い出です。(ちなみに途中駅で長時間停車があり、終点郡山には定刻に到着。)
郡山駅ではまたもや例のお店でいただきま~す。今回は福島のお酒の試飲でおちょこ一杯サービス~♪
ここで呑んでみたかったのが、東北道沿いの山々に宣伝がある、「酒は大七」で有名な「大七」のお酒です。呑むと・・・ あ~・・・呑兵衛の好きな味だ~!! 確かにこれ、昭和に好まれた味のような気がします。呑みごたえガツン!! おつまみもオシャレに工夫されてておいしい~♪
地ビールに
地ワイン、それに地ウイスキー!!
前回試せなかったの全部試したっ!!
ここからは東北本線を南下して戻ります。あ~楽しかったなぁー!! けっこう茨城、好きかも。次は水郡線で袋田あたりに、そして福島ではいわきでハワイアンセンターもいいなっ!!