先日、月曜日の朝、シャワーから出てきてびっくり!! 電気が来ていない・・・。近所の工事や電気の不安定供給などで数十分の停電はしょっちゅうなのですが、その日の停電は長かった・・・ブレーカーが落ちたようでもないし・・・濡れた頭からどんどん冷えてゆくのがわかりました。うちはテッツ(町全体にお湯を供給するシステム)やパルナ(給湯によるセントラルヒーティング)、ペチカ(ストーブ)はなく、暖房はすべて電気に頼っているのでさあ大変! 困ったよ~、寒いよ~ (T T)
外は雪が積もっていてさらに曇りがちの空・・・たぶん気温はマイナスです。たくさん服を着て部屋にいることにしました。昼過ぎにブレーカーを試してみると、ようやく電気が来ています。ほっとして電気ストーブをつけました。
次の日起きると、なんだか背中がバリバリに硬くて重い・・・そして頭痛が・・・。それでも午前中に友人と会う約束があったので何とか出て行きました。でも昼に帰ってきてからは頭が痛くてボーッとして、こりゃいかんと熱をはかってみると37.5度ある!!! すぐに着替えてベットにもぐりこみました。こんな寒い国でかぜをひいたらひと冬直らないかもしれないぞ!! ブルガリア語ではインフルエンザのことをグリップと言いますが、まさか・・・。でも熱はそれ以上は上がっていないのでこれはただのかぜのようです。(それともブルガリア語を使うことに対する拒否症状か?)
次の日も熱は下がらず、1日休みました。日本から持ってきた風邪薬もあとわずか。アプテカ(薬局)は近所にあるけど、具合が悪くなってから雪の中を歩いていってわけのわからないブルガリア語で説明されるのもつらいしな~・・・(- -);
そこで気づいたことがあります。うちのアパートはやっぱり寒い! このアパートにはなぜか1畳ほどのスペースがあって、そこは以前勝手口として使われていたようで外に出るための階段がついています。外とそのスペースを仕切っているのはうすいトタンのドアで上のほうには隙間が開いています。そして部屋とそのスペースの間にもうすい木のドアが一枚・・・このスペース、ガスコンロを置いたり物置のスペースとして使われているので「開かずの間」にするわけにもいかず・・・とりあえずダンボールを隙間に貼ってなんとか外気をシャットアウト。トイレの窓もこれまで閉まらなかったのですが、無理やり押し込むとどうにか閉まることがわかり、強制的に閉鎖!(というか、なんで閉まらないの?大家さん何とかして!!)
そしてもうひとつ気づきました。「あ・・・かけぶとんが少ないかも・・・」以前のアパートは下の階の住人ががんがんペチカを焚いていたし、大家さんが羽根ぶとんを貸してくれていたので寒くなかったのですが、今は毛布と綿布団のみ・・・コリャ寒いわ!元気になったら毛布と風邪薬と隙間用テープを買おうと決意したのでした。
そして買ってきた、なんとなく羊の匂いの残っている毛布とフランス製風邪薬です。