おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

日本でもコウノトリを見に!ロードちゃりこちゃんで!!

2020-06-08 09:02:18 | まち歩き

皆様ご無沙汰いたしております。またいろいろ訳あって、そして一連のコロナ騒ぎもあってまた日本はG県にいるのですが・・・ ある夕方、ニュースを見ていると、関東の地方版のニュースのところで「渡良瀬遊水地にコウノトリ夫婦がいる。しかも抱卵しているらしい・・・」 ええ~っ!? そんな身近なところにコウノトリがいるの?!

ブルガリアでは普通に見られた鳥、コウノトリ・・・ 春になって彼らが電柱の上の巣に帰ってくるとうれしくなったものでした。彼らが帰ってくるとマルテニッツァを木の枝に結び春を祝う、そして夫婦円満のシンボル・・・ 本当にブルガリアでは身近な鳥だったなァ

今いる実家は山のすぐ近くでたくさん小鳥が来てくれて、とてもいい声でさえずってくれるんだけど(そして朝の4時くらいから叩き起こしてくれる・・・)、日本ではあまり大きな鳥はいないからなァ・・・これはぜひ見に行かなくちゃ!! そして渡良瀬遊水地・・・ つまりわが街から始まるサイクリングロードを下って行けばたどり着く!! まだ夏本番じゃないし!と、ロードちゃりこちゃんを1年ぶりに引っ張り出したら・・・ 気温が30℃を越えてしまい、それに加えて影がないのでどこも休憩できる場所がない・・・ ヘロヘロになってしまいました・・・

地元の人たちが「オバケ沼」と呼ぶ「渡良瀬遊水地」!! ほんとにデカいっ!! キジが悠々と歩く高い藪の間の道をスマホの地図を頼りに走っていくと・・・ あっ、池の真ん中に!! 

それもすんごく高いっ!! 塔の上にコウノトリの巣が!! もちろん、コウノトリは高い所に巣を作りますが、それにしても人からあまりにも遠いところに巣があるんだなァ・・・ ブルガリアのコウノトリの巣は町中の電柱や、民家の煙突や教会の屋根の上にあるんだけど。でも、ブルガリアのコウノトリはシュバシコウ、って違う種類だから、人間との距離感がちょっと違うのかなぁ・・・?

少し高くなった堤防の上には観察所が設けられていました。ホントにこの新しいペア押し!!です。

そこにカメラを構える人たちや毎日観察に来る人、それにニュースを聞いて見に来た人たちも。

単眼鏡で見られるようになっていますが、のぞいてみると・・・ 

こちらの方向を見て観察所にいる人間を観察している?・・・ つばさを少し広げて巣に影を作ってる、ってことは!卵がかえってヒナが巣の中にいるのかな?!

東日本では自然のコウノトリがいなくなって以来久々の抱卵、そしてもしうまくいけば子育てになるそうですが、どうでしょうか?毎年ここで何代にもわたって子育てをし、「オバケ沼がふるさとなの~っ!!」っていうコウノトリ(ってしゃべるわけじゃないけど。笑)がいっぱい増えてくれればうれしい。そして日本のコウノトリが、昔のように、そしてブルガリアでのように私たちの身近な鳥になってくれたらいいなあ・・・ なんて、思いながら、暑さにヤラレてフラフラしながら渡良瀬川沿いをさかのぼって帰りました・・・  

コメント
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