おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ソフィアにスタバ!!

2008-12-08 17:01:46 | まち歩き

カシミリアンクイーンさん!! 行って来ましたよ! スターバックス・カフェin ソフィア!! なんと、まだまだ道に穴ボコだらけのこの東欧の小さな(?)首都に!だからかもしれないけどまわりに比べてなんかちがう空気が・・・

Sutabainsofia1 ソフィア大学はす向かいの「ボリソバ・グラディナ」という公園の先にあります。日本では何度も利用していたのですが、「ブルガリア人が売るスタバのコーヒーって、どうなの?」(味が違うのかな?)という疑問が・・・ なにせここのコーヒー文化はアメリカ西海岸とかなり違う気がして・・・。ほとんどの家ではジェズベというコーヒー用の小さな鍋で煮立てて、下にコーヒーかすがドロッと残るのが当たり前で、味はトロッとコクと苦味の強い物が多いし、普通のカフェではエスプレッソで、デミ・カップで砂糖をドサドサと入れて飲むのが普通のスタイル。それがたっぷりミルクやクリーム、シロップを入れてしかも「グランデ」のカップというとドーンと大盛り(?)!!

おそるおそる近づくと・・・ 大盛況のようで満席!! 禁煙の室内に対して喫煙者の多いブルガリア。外席も一杯・・・ その日はそんなに天気が悪くなかったのでテイクアウトして公園で飲もうと列に並ぼうとすると・・・ あれ?見た顔が!「あれ~! 元気~!?」 友人のギリシャ人夫婦、イラクリスとクリスティーナ。彼らもはじめて来ていたそうです。さすが~、非ブル人率、高いな~。

列に並び順番を待ちます。前にいたのはブルガリア人の女の子。注文は「ビルコフ・チャイ(ハーブティー)」!! ええっ?! スタバに来てまでいきなりそんな超ブルガリアなメニュー?! 私は看板に出ていた、今売り出し中のトフィー・ナッツ・ラテを、あえて「スレドノ」(中)とは言わずに「トールで」。と、後ろに並んでいるお客さんから聞こえるのはアメリカ英語のような・・・ ちょっと振り返ると・・・ オオ~っ、ブルガリア人じゃないゾ!!

スゴイお客さんの数で熱気ムンムンではありますが、店員さんは笑顔で丁寧に対応しています。ずいぶん英語も通じそう。ここはなんかブルガリアの中なんだけど、ちょっとブルガリアっぽくない雰囲気にひたれてしまいます。マグやタンブラー、テディベアなどのスタバ・グッズもかなり人気のようで、買い求めている人も結構いました。

Sutabainsofia2 日本から来られる方、ソフィア空港から来る284番、84番のバスの終点のバス停からすぐのところにあるので便利ですよ。(地図はカシミリアンクイーンさんのブログを参照してください) 空港から高速道路を走って来たバスは「オルロフ・モスト」(イーグルブリッジ)の大きな交差点で左に曲がり、左手にスタジアムを見ながら右折し、そしてもう一度右に曲がると終点です。バスを降りたら右を見てください。すぐにスタバは見つかりますヨ! 1月から燃料サーチャージも落ちるそうですし、今は円も強いので、少しは発展(?)したブルガリアまでちょっと足を伸ばしてみるのはいかが?

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たくましい!! 年金生活者

2008-12-04 04:01:00 | まち歩き

EUに加盟してから日々物価はじりじり上がっているソフィアです。サラダ油、米、チーズ類など、身近な食材が高くなるのはとってもイタい!! その打撃をモロに受けてるのはどこの国でも年金生活をしている人ではないでしょうか? 今のところブルガリアの年金システムだと最低年金は約130レバくらいだそうです。2レバ=1ユーロ。今は円高だから1レバ65円くらいかな? そう考えると・・・ 8500円!!! 日本並みの値段の物もたくさんある今のブルガリアでこれで生活するのはどうしてもムリ!! というものです。若い人が親や祖父母を助けられればいいのですが、若い人たちもタイヘン!!

ということで、60代以上の年金世代がいろいろなところで働いています。たとえば頻出、ペルニックの車の修理大好きロザン(もうすぐ70歳)は近所の「オフラニーテレン・パルキング」(=見張りつき駐車場)で「オフラナ」として働いています。つまりは、「ザ・ガードマン」(!!、古っ)。でも、弱そう・・・ 彼の使える攻撃(?)方法といえば「エト、スルーシャイ セガ!」(ちょっと、聞きなさい)と説教することくらい・・・ その間にヤラレそう(T0T) そのほかの年金生活者の仕事といえば、カフェでよく見る、片付け専門のおばあちゃん。お客がいないときは座っていられる、比較的軽い仕事です。あと、有料トイレの番。掃除もしますが、そのほかの時は座っていてお金をもらい、トイレットペーパーをあげる仕事。でも、冬の寒い時期に「半分外」みたいなところにずーっといるのはシンドイだろうな~。

Shoponthestreet しばらく前、ソフィアの台所「ジェンスキー・パザール」にお肉やお魚を買いに行った時のこと。ライオン橋の方から行くと大通りから市場に入る入り口あたりやパザールの中の歩道に、木箱を台にしてその上に花やハーブ、それに例の「フリャン」つまり西洋わさびを売るおじいちゃん、おばあちゃんがい~っぱい!! 値札がついていないので、聞いてまわって一番安いところで買おうかな・・・ 

行きつけの肉屋で安い牛肉を買って、「圧力鍋で牛肉を煮てやわらかくしてから少しあぶってわさび醤油で・・・ムフフ♪」なんて考えながら、さあ、フリャンを買おう! と歩いていると、なんだか物々しい雰囲気。木箱でお店を広げていた人たちがダーッと片付け始めたのです。見ると、向こうから警察が!! 制服を着てる警官と私服の警官もいるようです。警官も彼らを強いてパザールから追い払おうとはしませんが、許可なく商売をしていると連行されて罰金を払うことに!いつもパザールで「ツィガリ?ツィガリ!(タバコ、タバコはいかが?)」と言いながら立っているような無許可の商売をしているロマの人たちは、もう慣れたものでパパ~ッと片付け、商売仲間と談笑しながら警官たちが行ってしまうのを待っています。でもおじいさん、おばあさんたちはどうも慣れていないのか、バタバタあわてた様子で売り物を袋に詰めこみ立ち上がります。警官たちも分かっているようで、少ない年金で生活できない人たちをあえて捕まえることはしないようですが、でも、退去しないと・・・

このおじいさん、おばあさんたちが売っているのは自分のセロ、つまり田舎のセカンドハウスの庭で取れたものや、山に行って取って来た物ばかり。珍しい物も多いので商売を続けてくれるとうれしいけど、ホントは十分な額の年金をもらってこんな「危ない橋」は渡らなくてすめばいいんだろうけどな~・・・ ちなみに木箱で商売をしていたけどこのときどかずに商売を続けていた人もいて、いったいだれが無許可で、誰が許可をもらってやってるのか、警察がもう一回通ってくれないと私には分かりません!

コメント (3)
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