日本人の国民食(?)ラーメンを、そのまた携行できるようにした「カップ麺」・・・ 海外旅行の際に「どうしても緊急事態のための日本食を!!」と思ってスーツケースにいくつか忍ばせる方もきっとおられることでしょう。日本から離れていると、時々どうしても食べたくなっちゃいます。でも、日本からお客さんが来るときにお土産に頼んで持ってきてもらうラーメンは貴重品・・・ スーツケースに入れられる量も限られていますよね。
だからもし地元(もしくは旅行先)で手に入れることが出来るのならそれに越したこたぁない、と思ってしまうのはワタシだけじゃあないはず・・・ そんなある日、いつも「辛ラーメン」を買いに行くスーパー「ビラ」で、辛ラーメンのカップを見つけました!! おおっ、やったー
そういえば、ドイツ系スーパー「カウフランド」でもオリジナル袋麺などと一緒に棚に並ぶカップ麺の種類が増えたような・・・ と言うことで、試してみることにしました!!
今回試したのは、ブルガリアの会社「ユニフード」のカップ麺、ロシア製のカップ麺「アナコム」、そして「辛ラーメン」カップ、の3つです。
1:「ユニフード」(ブルガリア)・・・ 星0.5・・・
う~む、これは日本人の許容範囲には入らないなぁ・・・ プラスティックのカップ(というかお椀)はしっかりしていて折りたたみ式のフォークもついてるけど。それならいっそ同じものの袋麺のほうが「ラーメンサラダ」などの使い道があるというものです。日本から海外旅行に来て、どうしても日本的なものを食べたくてこれを買って食べたら、かえって日本への望郷の思いを強くしそう・・・
2:「アナコム」えび味(ロシア)・・・ 星1つ。 これは意外や意外・・・ 海産物が基本的にだめなブルガリア人に対して販売しているのにえびとわかめが入っていますヨ。やはり日本に近いほうのロシアで食べられるんでしょうかね? スープの味自体はユニフードのとあんまり変わんないけど、えびが入っているだけラーメンに近い、としよう!!
3:「辛ラーメンカップ」・・・ 星1つ半。 いわずと知れた「辛ラーメン」、韓国のラーメン市場のかなりのシェアを席巻し、日本でもおなじみ・・・ ブルガリアで売られている中でまともにラーメンと呼べるのはこれだけです。そのカップがやっと売られるようになった!! やった~!! と、喜んで買ってみたものの・・・ 味があれっ?! ちょっと残念な感じ。これだったら袋のほうが量が多いし、いろんなものを入れて美味しく作れそう。
基本的にどれも、コスパがあまりよろしくない・・・ 袋のものだと35ストティンキから65ストティンキなのに、カップの分だけ高いんでしょうかね? でも辛ラーメンは袋のも2レバ以上になっちゃいましたが・・・
ちなみに、ロシア製の「カップ・パスタ」や、最近ではあの有名大企業「マギー」(byネスレ)の袋麺なるものも売り出されています。どうなんでしょうね? でも、ラーメンとして食べるよりも「ラーメンサラダ」にしたり、スープを吸わせて炒める感じの使い方のようですが・・・
ソフィアでどうしても日本的なものが食べたくなったけど、日本料理店は敷居が高すぎるし、だからといって「ハッピー」(ブルガリア人は「ヘピー」と呼んでますが・・・)の廻るお寿司はどうも・・・ といわれる方に朗報!! 最近フランス系スーパー「カルフール」の、お肉とお魚のコーナーの前にお宮の屋根のようなものが出来てそこで「寿司(おにいさんのTシャツにはちゃんと漢字で書いてありましたよ!)エクスプレス」なるコーナーが!! 巻き寿司や握り寿司もあります。まあ、魚はマグロかシャケ、海老で、あとはシレネが入ってたりする?なお寿司が多いのですが・・・
ちょっと試しに8個に切れる長さの、マグロときゅうりの太巻きを買ってみました。これで8レバ80。シャケの握り2貫に太巻き細巻きが少しずつ入ったセットは約6レバ。日本のスーパーのお寿司の値段と比べるとちょっと高いけど、こんな東欧の奥地で日本っぽいものが気軽に食べられるということで、「がんばって!!」って言う気持ちで買っちゃいました。ソフィアにおいでの際、どうしても日本食が恋しくなったらお試しあれ!!