おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ワイルド「ブルガリン」ちゃん・・・?!

2012-06-26 16:19:30 | まち歩き

ブルガリア人の行動パターンを見て、ワタシはこう思ってしまうんです・・・ 「この人たちは周りの人の目を気にしているのだろうか・・・」 

でも、その行動はまるで笑いを引き起こす方法を学校や先輩たちから学び、何年もネタ作りに費やしてきてウケるようになるお笑い芸人のネタのようでもあります。でも、当のブルガリア人は何も考えずに気のむくままに行動しているような。そしてそれが何か「かっこいいこと」と思っているような・・・ ブルガリア人の行動パターンのいくつかを最近流行のあの芸人のネタに合わせてお送りしてみましょう・・・

「ブルガリンちゃん、ワイルドなんだぜぇ。 ワイルドなとこ見せるぜぇ~

Wildbeerdrinking2
「ペットボトルからビールをがぶ飲みするぜぇ~。 2リットル以上あるぜ~。ワイルドだろ~ぅ? ペットボトルのキャップ、捨ててやったぜぇ~。そこらへんにビールのキャップが落ちてるぜぇ。かなり早い段階でただ苦いだけの茶色い水になるぜぇ~。ワイルドだろ~ぅ?!Wildbeerdrinking1

このネタは終わったから置くぜ~っ。」

「ブルガリンちゃん、ワイルドだから、だめって言われるとなおさらしたくなっちゃうぜぇ~。 Donotbathe
噴水のところ、”入っちゃだめ”って書いてあるけど、暑すぎでやってらんないぜーっ。もう入っちゃうぜ!水がきれいかどうかも確認しないで、だぜぇ。

Wildcrossing
交差点渡るとき、こっちの信号が赤になってから渡ってやったぜ~っ、ワイルドだろ~ぅ? 向こうから来る車の信号が青になったのを確認してだぜぇ。車のドライバーとアイコンタクトを取ってやったぜぇ。アイコンタクトで”今からオレが赤信号で渡ってやるぜー”って知らせてやってからだぜぇ~。それでも時々轢かれそうになるぜぇ。

Oldtraficinstruction
ちなみに、ソフィアの真ん中に何十年もある電光掲示板に「赤信号は止まれ」って書いてあるぜぇ~。知ってるぜ。でも赤信号で渡るぜぇ~、ワイルドだろ~ぅ?!

このくだりも終わったから置くぜぇ。」

Wildbackshot
「このパンツもワイルドだろう~? 座るとおしりの割れ目まではっきり見えるぜぇ~。オレだけじゃないぜ、男も女もだぜ~っ ワイルドだろ~ぅ?」

「まだまだいろいろあるけど、以上だぜぇ。」(満点大笑?!)

コメント (3)
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日本語の説明に気をとられて・・・!!

2012-06-14 18:27:00 | ブログ

先日アップした、ブルガリアで手に入る日本食材!! 「山菜ミックス」。中国製で日本の輸入元は福岡県は八女の会社!! いよいよ作ってみましたよ~♪ もう暑い季節だけど、山菜ゴハンだ~!!

指示通りに米を3カップ研ぎ、だし汁、にんじん、鶏肉っと!! 実はこれまで作らなかったのは日本の一般的な炊き込みご飯の素と違ってほかの具や調味料がそろってないといけないと言う説明書きがあったから。でも、たまたま今は手元にあったのでトライしてみることに!! 

で、「山菜ミックス」の袋を開けて、指示通りに水を切り・・・ アレ?? 何か、これって山菜? 全体に緑色が・・・ そしてちょっと味見してみると・・・ やたらとしょっぱい!! それにこれ、山菜じゃないような・・・ 何だっけ?

でも、裏に書かれている日本語の説明どおりの材料と一緒になべにいれて炊いてみました。出来上がりは・・・

Greenrice
アレレ? 何か緑色のご飯になっちゃった。おかしいなあ~??

味は・・・ というと、ちょっとしょっぱいけどイケないわけではないなー。まあまあな味だけど、でも何か違う!! これは山菜ごはんじゃないな~。そこで一度は捨てた袋をわざわざゴミ箱から取り出してもう一度見てみました。すると・・・

Ingredients
表に貼ってあるブルガリア語の説明には「Салата на Водрастие」・・・!! ええ~っ!! 「海草サラダ」って!! 確かによく考えてみると炊き込む前に味見したのは茎ワカメっぽかったなぁ~。

ブルガリアに入ってくる中国製品で表に日本語が書いてあるものは時々そういうメチャクチャなのがあるんですよね~。何か余った日本向けのパッケージに別のものを入れて漢字の読めない人々の国に売っちゃうっていう。う~む、食の安全とか以前に、このテのものには気をつけないと・・・ ワタシもウカツだったーっ!! 「茎ワカメ」だったんだ!! 日本だとよく仕出し弁当のの隅っこにチョコンと入っているような・・・ でもそう考えて次のときは利用しよう!! ってか、もう買わないかもな~。

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日本からのお客さんとバラの谷ドライブ!! ③今年は久々に当たったカザンラクのバラ祭りの日!!

2012-06-12 13:45:58 | まち歩き

カザンラクの市内はもォ~バラ祭り一色!! 前日には全国ニュースでカザンラクの「プリンツェッツァ」、つまりバラの女王を選んだ、と放送される程。観光バスだらけです。でも、今年は日本人観光客が少ないような・・・ 今までみたいに「日本人が二千人」というのはナシ、のような・・・ その代わり、どこでも中国人、韓国人のグループが!! 町中どのレストランも人、人、人・・・ で、かなり迷ったお昼ごはん。某「地球の×き方」にも出ている市内中心部の「ホテル・カザンラク」のオープンテラスで私たちアジア人が食事を楽しんでるのを見て、20人ほどの韓国人の団体さんが入ってきました。

ランチの後はトラキア人の墓まで腹ごなしにお散歩♪ 町中にバラ祭りイベントの日程表があるのですが、この週末だけでなくずいぶんと長い間(5~6月中?)何かしらイベントをやっているような・・・ 「カザンラク文化会館」では、物産展的なことをやっていて、スカーフやシャツや靴下、小さな木工製品など値段も良心的な品揃えでここには地元民の買い物スポットになってました。

Schooltour
トラキア人の墓の手前にある「クラタ民族博物館」ではローズオイルを昔ながらの方法で蒸留するところを実演しているはず・・・ ということで入場料3レバを払って入りました。この料金にはバラジャム&バラリキュールのお試し料込み!! 私たちの後から修学旅行の子供たちが先生たちに連れられて入ってきましたが、やっぱり彼らにはバラリキュールは出されていないようでした(笑) (写真を載せようと思ったのですが、見てみると前に来たときとまったく同じ絵面だったのでパス・・・苦笑)

Ladysellingbottledoll
トラキア人の墓周辺も商魂たくましいブルガリア人おばあちゃんたち!! ローズ関係商品はもちろんなのですが、マグネットなどの小物に、絵、押し花(売ってるおばちゃんが日本語で「オシバナ! オシバーナッ!」って言ってた!!)・・・ そして今回目を引いたのがビンの中に小さな木の人形。摘んだバラを天秤棒で担いでいる女の子、チェシマの前で愛を語り合う若い二人、そしてアコーディオン、ガイダとペヴェッツァ(歌手)の3人・・・とビンの中の人形のバラエティーもいろいろ。木の人形をピンセットでビンの中で組み立てるんだそうです。売っているおばちゃんによると、リパ(リンデン)の木で作られているので、この人形入りのビンにラキアを入れておいておくと木のエキスが染み出てよろしい・・・ との事。へえ~、なかなかよく考えたものです。マエストル(職人)はこのおばちゃんの旦那さん。う~む、旦那さんがラキアやウォッカを飲んじゃってそれで空いたビンでこれ作ったのかな? なんて想像しちゃいました(笑)

このあたりではちらほら日本人の皆さんにお会いしました。日本人がいないなぁ~、なんて言ってると、「ここにいますよ!!」なんて声がかかったりして。でも、トラキア人の墓の管理をしているマダムたちによると、やはり例年より日本人が少ないらしい・・・

バラ博物館へは車で移動。途中で夕立がザザーッ!! 車で来ててよかった!! lここも入場料3レバ。 前はバラ祭りの日って、このバラ博物館が無料開放されていたような気がしたけど・・・ 景気が悪いのと、観光客がいっぱいくるのをあてにして物乞いの子供たちがけっこういたけど・・・ カザンラクの劇場も閉鎖の危機!! それで劇団員たちが中世のコスチュームを着て募金集めに一生懸命!! (何か日本でも最近そんなドラマがありましたね・・・ 「何とかの女王様」って。)Theaterkazanlqksupportaction

Platform
結構長い時間カザンラクにいたけど、今回も結局ステージ上での何かバラ祭りのイベントにはあたらず・・・ ステージはただの子供たちの遊び場に。日の長いこの時期。カザンラクをあとにして、スタラザゴラを抜けたらトラキア高速で一気にソフィアまで。ソフィアは西になるのでずっと夕日が目をさします。夕立が降ったのがうそのよう・・・ もう夏の気配!! 次のドライブは黒海がいいな~っ!! 

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日本からのお客さんとバラの谷ドライブ!! ②コプリフシュティッツァ-カザンラクの有名観光地

2012-06-11 12:31:03 | まち歩き

出かけたのは6月最初のウィークエンド。このあたりの日程は気候的にもブルガリアの観光的にも見どころいっぱい!!

ストレルチャから、ブルガリア観光の定番、コプリフシュティッツァに山道を抜けて行ってみました。卒業生を送り出したこの時期、修学旅行や遠足の子供たちがこういう(ブルガリアの観光地でもあり、独立運動と深く関わっている)ところにはあふれています。日本でいうと「松下村塾」のある萩に修学旅行に行く、見たいな感じでしょうか(笑)。もォ~!! キャーキャー、ワーワー!! にぎやかだな~っ!!

スケッチブックを持った高校生くらい(?)の女の子たちが歴史的な町並みを写生していますが、よく見ると一人の女の子のTシャツには日本語が!! 「それって日本語!!」と言うと、

「えっ!? どういう意味なの?」

Agirlwholovesjapan
教えてあげると ワ~っ!! と大喜び。フランス語を話す観光グループも到着!年金世代らしい人々が子供や孫たちと家族旅行でしょうか? 大きなカメラを首からかけて一般公開されている伝統的なつくりの家々に入っていきました。

昔からの家も多く、新しい家も「ハウス・ミュージアム」の景観に合わせて作られています。そんな町並みの一軒の扉の下の出入り口から人懐っこい子猫が!! ちょっと遊んであげると・・・Catinkopliv6titsa

ずーっとついて来ようとするよ~っ!! 座ると登ってこよ~とするし・・・ ネコにつれなくされるよりはうれしいけど、すこし先を急ぐのョ、と、後ろから来たグループにおまかせして・・・Streetinkopliv6titsa

コプリフシュティッツァからカザンラクに抜ける国道は「トラキヤ高速」が出来る前はソフィアからブルガスへ向かう幹線国道、そしてバラの谷を通り抜けていく道。途中に「カルロボ」、「カロフェル」という町があり、バラ畑が道の両側に広がります。

ちょうどカロフェルを通ったのが「チェレショヴァ・ザドゥシュニッツァ」。日本風に訳すと「桜(さくらんぼ?)のお彼岸」・・・ つまりブルガリア全国的にお墓参りの日!! カロフェルの町の中心によさそうなメハナがあると友人から聞いていたのでそこでお昼をしようと思っていたのですが・・・ この町、ブルガリア独立運動のヒーローで詩人の「フリスト・ボテフ」の出身地。この全国的お墓参りの日、このヒーローを記念する式典が行われ、何と国の政治家のセンセーたちも来ていました。そういうわけでただでさえ山間の小さな町の中は車や人、それに出店や移動遊園地まで出てゴッタがえしていて”静か”どころではありません。ヒぇ~、早々に退散!!

それからお決まりの観光スポットといえば、「シプカ僧院」!! ここも観光客がいーっぱいでしたよ!! 田舎にあるせいか空気が汚染されているソフィアのアレクサンデル・ネフスキー寺院より金ぴかの屋根の輝きがまだキレイなような・・・ そう言えば「シプカ」と言えば日本人の年金生活者のご家族がたくさんいたので有名でしたが、聞こえてきた話によると今では3家族くらいしかいないんだとか・・・

それにしても、まァ~観光名所がだんだん”日本化”?商売魂がスゴイ!! 日本からのお客さんには「これと同じの、ソフィアで買ったほうがちょっと安いよ!! あ・・・”でも、ここで買うからいいんじゃん!!” というものがあったら買っちゃおっか?!」・・・

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日本からのお客さんとバラの谷ドライブ!! ①~パナギュリシュテ-ストレルチャの「裏」バラロード

2012-06-10 00:54:08 | ブログ

なんだか5月はさぶ~い雨の日が続き、せっかく洗ったセーターやジャケットをもう一度引っぱり出して着ていたのですが、日本からロンドンを経由して来てくれたゲストのブルガリア到着と共に晴天が!! ウレシイ!! それにヨカッタ!!

この時期のブルガリア観光の目的といえば・・・ バラ!! やっと晴れたのでドライブをしてたっぷりとバラとブルガリアの昔の家と自然を楽しんでいただきましょう!!

まずはバラが咲いているところに行きたい!! ソフィアからプロヴディフ方面に伸びる「トラキア高速」にまずは乗り、パザルジック出口を逆に出るとパナギュリシュテ方面に上っていきます。ウチのムルティプラちゃんはとっても快適!!

昨年と同じくパナギュリシュテから隣のストレルチャへ車を走らせ、いつものバラスポットを通ると・・・

Rosefield2012
ワ~っ、ウレシイ!! バラ畑はまだ摘み取り前の状態だ!! 長雨のせいで咲いていないかもと危惧していましたが、逆に収穫が遅れてくれていたため今までで一番きれいに咲くバラ畑を見ることが出来ました。ゲストにも喜んでもらえてヨカッタ!!

Rosegathering
反対側の畑を見ると、ロマの夫婦がバラの摘み取り中・・・ そこへバンが乗り付けてきました。降りてきたのはこのバラの収穫に雇われたロマの人々!! 「ワ~ ヤポンツィだー!! 写メとろーっ!!」と大騒ぎ(笑) でも、実際に収穫してるところを見られてヨカッタ。カザンラクやストレルチャのバラ祭り、民族衣装を着たブルガリア人の女の子(去年のストレルチャはばあちゃんたちでしたが・・・笑)がバラ摘み娘ですが、ホントにバラの収穫をしているのはこういう人たちなんだよねぇ・・・

Rosewithbee
ちなみに、バラ1kgに対して支払われる報酬は50ストティンキ、つまり25円くらい・・・ 友人が挑戦してみたそうですが1日働いてやっと5レバ分集めたそうです。なにせバラにはミツバチもやってきているので刺されないか気になったそうで。でも、慣れたロマの花摘み人だと何十レバ分も一日で稼ぐんだそうです。それでも何滴分のローズオイルになるのでしょう・・・

初夏の日の光に輝くバラ。小さくてもその香りはまさに本物です!!

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