赤くって身の厚~いピーマンっぽい、このソフィヤンツィのいう「チュシュキ」のおいしい季節になったーっ!! このチュシュキ類、非ソフィア人(地方出身者)によると「ピペル」とか「パプリカ」とかも言うそうです。青いのや、「セルスキ(田舎風)」とか、もうとにかくいーっぱい!! 旬のおいしい味ですネ。
以前にも書きましたが、ワタシは「シレネ詰め」と「素焼きガーリックかけ」が大好き!! 久しぶりに手元にシレネがけっこうあったのと、どこかのテレビ番組で「パセリは植物繊維豊富!!」と聞いたのを思い出し、「マグダノス」と言う、日本で言うところの”イタリアン・パセリ”を買ってきて、また作ってみました!!
チュシュキ1kgに、シレネ(白チーズ)500g、マグダノス半束、卵1個、ヨーグルト大さじ2~3で作ったフィリングを詰め、オーブン用バットに少し水をはって180℃~200℃に入れます。20~30分で出来上がり!! でもこれは冷めてなじんでからのほうがオイシイ!! これだけで一品のおかずになりますネ!! ラキア、ワインとも合うし、冷蔵庫に入れておけばけっこう日持ちもします。
素焼きはもっと簡単!! 洗ったチュシュキをそのままオーブンにポーンと入れ、200~220℃で15~20分!! 外が黒く焦げたら、ポイントはそれをふたのついた空のなべの中に入れ、手で触れるくらいの温度になるまでふたをして余熱で蒸らすこと。そうすると皮がスルッとむけて中の甘~い身だけになります。ヘタと種をとって、塩、にんにくのみじん切りを少々、オリーブオイルをスーッとひとまわしかけると出来上がり!! これには身の薄い、日本のピーマンに近い「セルスキ」よりも、もっと大きなチュシュキが向いてますね!!
とうがらしも!! 今年はパザールでおじさんに、
「ねぇ、一番辛いの、どれ?」と聞いて買ってみました。
「シルノ・ムノーゴ」などの形容詞のついたものや、「プリヤートノ」つまり「心地よい、おいしい辛さ」のものもあったのですが、今回は激辛のものを!!
あぶって黒こげにし、上記の要領で皮をむき、コプル(ディル)2~3本とにんにく一かけのみじん切り、塩、オリーブオイルで!! 一口食べると・・・
オオオオ~っ!! ひ~~っ!! 口から炎が~~っ!! 近々友人たちとのパーティーによばれているので、持っていくと約束したチキンと、遊びでこれを作ってって、みんなのリアクションを見てみよーっと、イッヒッヒ!!