おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

庶民の年末~ 2015年師走の風景・暖冬編

2015-12-26 10:14:21 | まち歩き


いよいよ年末・・・ ここ数年だんだんブルガリアのこの時期は「日本のクリスマス」っぽくなってきました。日本にはもともとクリスマスってないから楽しそうなイベントは何でもやっちゃうっていう・・・ 

ブルガリアは正教会なはずなのに(正教会のクリスマスは基本的には1月に入ってから)、いろいろ取り入れすぎて何が何だか分からなくなってきています。それにまぎれて、来年の干支のぬいぐるみも売られていたり・・・ 結局中国からの商品って日本のニーズに合わせてて、それが流れてくるのかな? 来年はおさるさんの年だな~って、ここにいてもわかっちゃう~!!

まァ~とにかく今年は今に至るまで暖冬だ―っ!!! この年末なのに外カフェ、外BBQもいけちゃう~♪ リューリン・パザール内の野外ビアホールも今日はやってたし~っ!! まァ天気だけ見てると年末の帰省シーズンとは思えませんね~ぇ。この休みにスキーに行こうと思ってた人たちには今は大ハズレとしか言えませんね。もちろん山に行くまでの道は雪がなくて通りやすいでしょうけどね。 

でも、セントラルバスセンターやソフィア中央駅は帰省する人々でごった返す風景も見られました。

比較的軽装で、大きなカバンやトランクも持ちやすい♪ そこいらじゅう凍ってたら歩きにくいしネ!!! でも、この天気で年末年始かぁ・・・ 地方に行けばソフィアより標高が低いからもっと暖かい? じゃあ家の庭でバーベキュー&ビールでクリスマス&新年(普通は家の中で一人ウォッカ一ビン&サラミなどのメゼ)なんていうおかしな感じのこともあるかも・・・

年末のリューリン・パザールのバス停は相変わらずいろいろな人々がいろいろなものを売っています。エルハ(ブルガリア語でクリスマスツリーのこと)は定番で、新年グッズなどいろいろ・・・ にまぎれてはやりたぶん関係ないグッズも・・・

あっ、そうそう、この時期は秋のもので乾燥されて出回る食材もかなりあり、これはクリスマスのおごちそうになるのかな? 正式には、クリスマス・イブまで「ポスト」と言って肉抜きメニューを食べなければならない・・・ 「チュシュキ」といわれる赤ピーマン全般や、 りんごやプルーンなどのドライフルーツの詰め合わせ(「オシャブ」と言って、クリスマスにこれを水で戻してコンポートを作ります。「室長」さん、ありがとうございます。でも室長さんのサイトを見る1秒前にこの名前、思い出しました!) まっ、こんなに暖冬ではりんごやピーマンは乾燥保存されてなくても生のものがまだ穫れそうなものですが・・・

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うちの近所でリアルに「ねこあつめ」♪

2015-12-25 07:56:12 | ネコ

年末、人々が買い物に行くぞ・・・お金もないのに・・・ 庶民の街、リューリン。

日本の家族から送ってもらったものが郵便局の私書箱に来てるかも~って行ってみると、この郵便局の職員に養われてるっぽいニャンコたちがっ!!

ま~とにかくここは汚いっ!! ゴミの中に力強く生きるしたたかネコちゃんたちっ!!

近所のおばあちゃんによると、今年の春、5匹のネコが「ブリズナッツィ」(=同時に産まれたコたち)だそうでございます。

オオっ!! 「ねこあつめ」に出てるけど日本ではあんまり見ない?「はいさび」さん・・・

あっ!! 黒白の「はちわれ」さんもいます。その他は? 「ねこあつめ」を復習(?)してどの柄なのかな?とチェック!! とびみけさん? きじねこさん?

暖冬も手伝って今に至るまでネコたちは元気です。

リューリンだけでなくノラちゃんたちが養われているリアルねこあつめポイントは他にもあります。市内中心部「ロヴォフ・モスト」(=ライオン橋)、ジェンスキー・パザールの入口にあたるところにあやしいバー(?)があり、どうやらそこに勤めているらしいウォーター・フロント・ビジネス(?)のおねーさんらしき人達に養われているニャンコたちっ!! 


ここの食べ物は生肉を含む、見るからに栄養価の高そうなヤツ・・・ だからここのネコさんたちはみんなデカいっ!! 肉付きも骨の太さもたぶん良好でしょう。

そういえば先日遊びに行った友人宅の家ネコさん。きれいな三毛さんでとても美人(猫?)さん!! ちょっとツレない態度にこっちがヤラれてしまいそう。でもエサの「フィリックス」を取り出してあげようとしただけで(まだ開けてないっ!!)スッとんで来ました(笑) もう超スリスリ~と甘えてきた~!! この「フィリックス」、以前ブルガリアでも宣伝されていたことをお伝えしましたネ。 「Кое е хитрото коте?」というキャッチフレーズ!! 日本でのCMでは「デキるネコさん」ということになっています。う~む、ということはこの三毛さんは「できる」のか? ネコさんたちのチョイスは? やっぱり大人気、でしょうかネ~?!

郵便局のところでなでさせてくれた黒白「はちねこ」さんは「コトラック」(=オスねこ)で、好奇心強いタイプ♪ また来るネ~!! 次はエサ、持ってくるヨ!!! 

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ソフィアで「街の明かりが、急に消えたら・・・」大停電!!

2015-12-21 22:14:39 | ニュース

そろそろ冬至・・・ 年末まで穏やかな日が続きそうな庶民の町リューリン・・・ 冬の夜長にタブレットを見ながらワイン~♪ 何てやってたらバツッっていう感じの音がして突然電気が落ちました。エエ~っ‼ 何? まァすぐに復旧するよねえ~? 仕方がないのでちょいと早めですがふとんかぶって寝よ~っと‼

次の日、日曜の朝 ・・・ ええーっ⁉ まだ電気が復旧してないって⁇ しかもその朝はひどい霧で周りが暗く、朝でも部屋に明かりがないとよく見えません。電気がないからお湯を沸かすのもガス‼ でも暗くて沸いたかどうかも分かりにくい!! ブ~っ!! で、朝からろうそくに火・・・(悲) 市の給湯システムも管の保温か何かに電気を使っているらしく、これもストップ!! 蛇口をひねっても冷たい水が出るだけ。 その上、ウチの住居棟は皆ドビンボーで、暖房用給湯は止められているので(もちろんそれも止まってるけど)暖房はほぼ100%電気で、しかも最近はエアコンで暖房してる家も多いので、気温マイナスの朝に室外機の音もしない静寂が・・・ どの家も暖房できないので建物全体が冷え切り、頭が痛くなるほどに冷え切っているのを感じます。

ニュースによると、前の晩、リューリン区の隣「モデルノ・プレドグラディエ」地区で火事があり、それがソフィアの西側の地区のナデジュダ、オベーリャ、そして人口8万人を有するわれらがリューリン区に電気を供給するのに欠かせな電線を遮断してしまったそうなのです。 復旧にはどうしてもその日一日かかるとのこと・・・ どうしよう・・・ ケータイの電源だってあるし・・・

それで仕方なく近所のモールに行って、フードコートかどこかで時を過ごそうと出てみました。リューリン区のセンター、区役所電停・コーポラティブニア・パザール前の交差点は停電のために信号が動かず、大混乱・・・

テレビカメラも出ていて道行く人にインタビューしていました。マイクは向けられたくないけどわざとらしく写り込んじゃおーっと(笑)

こういう時のためにあってヨカッタ、「メガモール」!! 中はTシャツでも過ごせそうな温度です。クリスマス前で子供たちもいーっぱい。 でも明らかにワタシみたいなのもチラホラ・・・ 普段は「何をいくらケチった」みたいなケチトークで盛り上がっていそうな年金世代も、カフェ一杯でねばってましたよ!!

モールからの帰り道、一番復旧の遅いリューリン区でもチラホラ電気が点き始めていましたが・・・ バス停を降りてもうちの一角だけマックラ・・・ まだ復旧してないっ!! どーなってんのっ(怒)!! どんなにローソクの火でチビチビお酒をやるのがロマンチックでも、あまりの寒さに酔えず・・・ 寒いからさっさとフトンに入っちゃお・・・ 周りの建物に電気がともり始めてもうちの建物だけまだ・・・ 結局その夜は電気は点かず、復旧したのは夜中の2時!! フーッ!! 凍死しなくて済んでよかった・・・ 

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ソフィアのクリスマスマーケットとホットワイン♪

2015-12-15 08:33:31 | まち歩き

アラフィフのワタクシ。この時期頭の中を流れるメロディーは・・・ 「あんめんは よふんけん すっぎんに~ ゆきへとかわるんだろ~ Ohhう~♪」(注・山下達郎氏の名曲です)って、まだソフィアに本格的に雪は降っておりません。

ソフィア市中心部にスケートリンク開き!ということで行ってみましたが(またその事は後ほど・・・)、そこから市営地下鉄セルディカ駅まで一駅分歩いてみました。時刻は夕方6時を回っています。当然まっくら・・・ でも、スケートリンクのある「ボリソヴァ・グラディナ」(ボリス公園)から黄色い舗装の「ツァル・オスヴォボディテル通り」をテクテク行くと、各建物それぞれが、そのできる範囲で電飾しています。どっかの大使館的なところはワーッとピカピカ、そして中から歌う声が聞こえてきました。盛り上がってますね~。

そういえば数年前はイヴァン・ヴァゾフ国立劇場の前にもスケートリンク、あったよね~、そこも見てみよーっと!! と行くと、リンクはないけどクリスマス・イルミネーション・・・ 子供たちがツリーの電飾の間を駆け回っています。

いつもはソフィア像のはす向かい、「ツム」のところにイルミネーションがあるのですが、今、ちょうどあそこは発掘作業中・・・ でも去年もここにあったかな? 

そして今年もありました!! クリスマスマーケット!! 日本でも最近流行ってるみたいですネ~、ドイツのクリスマス前の恒例行事らしいこのマーケット、こちらではそのままズバリ、「ネムスキ(=ドイツの、って意味)・コレデン(コレダの、つまりクリスマスのこと)・バザール」、今年で5回目らしい・・・ 何でもイギリスの大衆紙の「ヨーロッパで行っておきたいクリスマスマーケット10選」の第一位!!に選ばれたそうですが・・・ (にしてはちょっとショボいような・・・)

相変わらずにぎやか~!! ドイツ式のクリスマスマーケットなのになぜかステージ上で歌われているのはアメリカ発の洋楽、それも大音響で生うた!! そしてスッゴイ人だかりです!! やはりヨーロッパ中に出稼ぎに行っているブルガリア人ですから、冬のこの光景に親しんでいるのでしょう。

マーケット内のブースの中には長い行列ができているところもあります。え?何々~?って行って見ると、そこはたいがい食べ物だっ!! ナントカ・ヴルスト系? つまりソーセージのグリルとパン!! ドイツの味ですね~!! そしてチュロス・・・ えっ? 

チョココーティングのリンゴ!! 食べたら口の周りがグワングワンになりそう・・・ それからホットワイン!! 「グリュワイン」とかって最近日本でもいいますよネ!! 並んで買ってみると、1杯3レバ50!!

その後、いつもの買い物に近所のスーパー「カウフランド」へ。そうすると、1リッターのグリュワイン専用のワインが安売り!! 何と!! 2レバ60!! 買ってきて飲んでみると・・・ クリスマスマーケットの屋台のヤツと同じじゃ~ン!! そして屋台の1杯分以下のお値段で1リッター・・・ ボリボリだった~!! 

にしても、ホットワインはおいしくって、あっためないで飲むとちょうど子供の時に飲んだお薬のような「飲み薬っぽいハーブ感」が何ともなつかしいゾ~!! 文句いいながらまた1本買っちゃうかも~!!  

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クリスマス時期に、大読書市!! 「パナイル・ナ・クニギ」

2015-12-13 08:12:08 | アート・文化

5時には暗くなる今日この頃・・・ 日本だったらそこは資金力と技術力(LEDなどの最新技術?)でイルミネーションの電飾を輝かせる・・・ のでしょうが、今も昔もドビンボーなブルガリアは、大自然に逆らわず、冬は暗い・・・(笑)

この時期のお楽しみ、ソフィア市中心部にある国民文化会館(?笑。ホントは会館じゃなくて宮殿!ブルガリア語では「ナツィオナーレン・ドヴォレッツ・ナ・クルトゥーラ。НДК=NDK、エンデカと略される)でイベントがあるのです。 クリスマスコンサート&大読書市!! コンサートは多分チケットがいるのでしょうが、その建物のコンサートホールの外のところは4階まですべて、入場無料の本の見本市になります。

いろいろなところにブースができていて、ありとあらゆる本が!!

本の見本市といえば、ず~っと昔に一度、この同じエンデカで開かれていたのに行ったことがあったなァ・・・ そのときはこの建物全体ではなくホール一つだけが会場で、それも入場無料ではなかったような・・・ そしてこの時期じゃなかったなぁ。聞くところによると5月ごろとこのクリスマス時期の年2回開催されるらしい・・・ この会場の一番偉い人が変わったせい(と言う噂を聞きました・・・)か、いろいろとがめつく宣伝の機会と効果を狙っているのではないか・・・ でもまぁ、こんなイベントが大規模に開かれるのはいいことですヨね。

けっこういろいろな年齢層がいーっぱい来ています。子供からお年寄りまで・・・ 大きなリュックやお買い物用のコロコロカートなどで、1年間読む本を仕入れに来てるっぱい人も大勢!! 

写真集や絵本、

歴史書にアーティストの画集、さらには教科書や宗教書、それに聖書・・・ と多岐にわたる・・・ 一回りするだけで目が回りそう~っ!! ブースも、ジャンルやライター別もあれば、出版社ごとにあったり。そして「国際読書祭り(?)」と銘打つだけにルーマニア、マケドニア、セルビア、トルコと言った近隣の国から、スカンジナビア、そしてイランといろいろな国のブースがあったり・・・

あっ!! 日本のマンガも!! 何と、ワンピースにナルト、デスノートが並べられてます!! 

そして手にとって見ると、ブルガリア語に翻訳されてるっ!! そのブースのモミーチェ(女の子)によると、「翻訳するだけじゃなくて効果音も全部変えるのや吹き出しの中に全部言葉を入れるのが大変だった」んだって!! 確かにっ!! こりゃー大変な仕事だっ!! それに最後のページに「マンガの正しい読み方」って・・・ どの順番でコマを読んでいくのか説明してる・・・ それって日本人には当たり前みたいなことだけど、初めてマンガを手にするブルガリア人には説明が必要なことなのネェ・・・ やっぱりこれって日本の文化なんだなぁ・・・ コスプレが少しずつ浸透しているらしいソフィアの若者たちにマンガがブームになる要素は十分にありますねェ~

本を買い求めるブルガリア人はワイワイガヤガヤ!! 日本ならこういうイベントは立ち読みの人々であふれると思うんだけど、こちらはサッサと手にして買っていく人が多い・・・ 地下鉄やバスの中で本や電子書籍、タブレットを手にしている人が多いソフィア市・・・ これからもそういう光景が見れそうです

 

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