おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

今年一番寒いに日コプリフシュティッツァ!

2011-01-30 00:44:46 | まち歩き

Roof 一度は雪が溶けて、「今年は暖冬だなあ~」なんて思ってたら、急に冬が戻ってきたソフィア。夜はマイナス15度くらいまで下がります・・・ うう~ぅサブっ。 そんな時期に日本からお客さん。休みの都合と、「ブルガリアの一番寒いときを見てみたい!」とのことで・・・ どんぴしゃで一番寒い時期に重なりました!!

その寒い中、どこへ行こうかな?ソフィアでも「古いスタイルの建物がカワイイ」と思ったようなので、それじゃブルガリアの民族的な建物なんかを見たらいいかな? ということで、コプリフシュティッツァに行くことにしました。そこならそれ程遠くないし、道もきれいに除雪してるだろうからね。

Cheshma 真っ白な原野や樹氷がきれいな山道を抜けてコプリフシュティッツァへ。コプリフシュティッツァ駅入口を少し過ぎるとあるチェシュマで水を汲んでいきます。帰ったらこれでコーヒー沸かそう!山からの軟らかいおいしい水が流れています。

でも・・・さすがにこんなに寒いと観光客もぜんぜんいません。ちょうど「グリップナ・ヴァカンツィヤ」(風邪で学校閉鎖)の時期でもあり、そんなにみんな出歩かないし・・・ 先回行ったときに「展示物がカワイイ」と思った「リュトヴァ・クシュタ」はよりによってその日が休み・・・ ああぁ・・・ でも、かわいい街並みやハウスミュージアムの外観、それにレストランでのブルガリア料理は楽しんでもらえました。

Catatchurch1 Catatchurch 少し山手の方に、それらの家の持ち主だった豪商たちのお墓がある教会があります。ここも民族調の建物の一つ。入口で箱座りしてたさびネコがスリスリやってきました。「遊んでほしいけど、冷たい雪の上に足は乗せたくないニャ~」Catatchurch2

Horsesinsnow 雪をかぶった山はさらにその上に雲の帽子。そのふもとに放された馬たち・・・ サラブレッドや、ロマの人たちの家の馬車を引いているような大きなお馬さんじゃなくて、ちょっと小柄で頭が少し大きめでずんぐりした・・・ なんだか「寒立馬」のよう・・・ 真っ白な雪の原野で身を寄せ合って食べ物を探しています。

Takingpicture 小さな旅でしたが、真っ白なブルガリアを楽しんでもらえたかな?

 

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アコーディオン~ブルガリア音楽の必須アイテム!?

2011-01-17 00:21:02 | うんちく・小ネタ

アコーディオン・・・ 大きくて重そう。小学校で触って以来、触れる機会もなかったこの楽器、ブルガリアをはじめバルカン地方のフォークダンスの音楽にはかなりの割合で入っています。

ここのアコーディオンって、小学校にあったのよりもフクザツで、左手側にもたくさんのボタンがあり、右手で旋律だけでなく、左手で和音を出しながら、よい音をリズムよく出すのに空気を送る・・・ と3つのことをいっぺんに気を配らないといけないから難しそう・・・

なぜ急にアコーディオン? というと・・・ 先日、友人のディミトリンカがランチに招待してくれたのです。ブルガリア人でも珍しい、超マジメ体質のディミトリンカ。70歳を過ぎても健在です。それもそのはず、若いころはソフィア市交通局でトランバイ(路面電車)の運転手をしていたのです。

手作りの料理をテーブルいっぱいに並べてくれたディミトリンカ・・・ 手延べのコリ(パイ生地)を使った手作りのバーニッツァにレシュタ(ひら豆)のスープ、ケーキ・・・ 食後のコーヒーをいただきながら、その現役時代の白黒写真をごっそり束にして取り出し、一枚一枚丁寧に説明してくれます。運転していた電車の前で旦那(もう亡くなっていますが、彼も電車の運転手だったらしい・・・)と一緒に制服を着て写っている写真、職場での飲み会の写真・・・ 親戚の結婚式、田舎に持っていた家でパーティー・・・ ここ数年しかこの国にいない私にはどの話も面白い!!

そこへディミトリンカの息子のバシルが、アコーディオンを抱えて入ってきたのです。軽い知的障害があるバシルですが、とても母親想いの優しいコで、彼の得意なアコーディオンの演奏で母の客人をもてなそうと出てきてくれたのです。いつもは少しひきこもりがちなのですが、その日は調子が良かったらしく・・・

彼が演奏しているのを間近で見ていました。そういえばあまり近くでアコーディオンの演奏、見たことなかったかな。バシルは汗をかきかき(その日は特に天気も良くて、10度くらいまで温度が上がり、ソフィアの雪も全部溶けてしまいました!!)ノリノリで演奏しています。もちろん楽譜なんてナシ!! ちょうどこの動画のおじさんみたいな感じで、リズムを取りながら旋律も奏でる・・・ ホロ(ブルガリアのフォークダンス)のステップが見えてきそうな音楽です。

バシルの演奏、「魂の叫び」というほど重くなく、かといって「情熱」で弾くってほど上下激しく、ということもない・・・ そうですねぇ、ブルガリア人らしく「気の赴くままに」と言う感じがしました。そう!! 本当にフォークダンスにピッタリ!! 何かリズムも変則的~。5拍子とも7拍子ともつかない、どこから出てくるのか、このノリは!! 日本人の私には分からないワー

でも、笑顔で私を楽しませてくれたディミトリンカとバシル。セピア色の写真の中の以前のブルガリアとともに私にいろいろと興味深いことを教えてくれた一日でした。

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ソフィアのカルフール ~外国人が多いですっ!!

2011-01-12 17:04:59 | まち歩き

ソフィア市東側のムラドスト地区に「オクラジュナ・ボーニッツァ」(=巡回病院?)という大きな病院があって、友人のお見舞いに行って来ました。日曜日の夕方は面会の人が結構います。状態はあまり良くないけど笑顔で冗談も言うおばあちゃん。少しホッとして病院から出てきました。この病院の前には「ツァリグラツコ・ショセ」という、プロヴディフ方面への高速道路があり、その向かい側には以前にも書きました「カルフール」の入っている「ザ・モール」があります。せっかくここまで来たから、地下のカルフールへ食料品を買いに久々に行ってみることにしました。

地下駐車場にウチのシュコーダ・フェリシアちゃんを駐め、入口へ行くと途中何人もアジア系の人を見かけました。日本人じゃないのは明らかだけど・・・ 私は身長155cmくらいで、そのときはヒールのあるブーツでいたから160cmくらいにはなっていたと思うけど、そのアジア人のお父さんは私より背が低い・・・ よくブルガリア人に、「あんた、キタイツィ(中国人)やヴェトナムッツィ(ベトナム人)じゃないよね。何か比較するとデカいもん。」といわれます。確かにアジア人は身長も低いけどうすくて細い人が多い!! 私は背は高いほうじゃないけど細くはない(っつーか、やせたい・・・爆)10代のころ運動してたこともあって「ほっそり」となれなかった・・・(涙) その上食べるの大好きアラフォー・・・。

カルフールの中は別にアジア食材がたくさんあるわけではありません。魚だって何だってリューリンの近所の方がいいものがお安くあるゾ!! でも、どーもアジア系の人たちはあまりブルガリア語を話さないらしい・・・ 店の人に私が、「え~っと、これ下さい」見たいなことを言うと結構ビビられる!? 簡単な一言なのに。何も言わなくても買えるスーパーはやはりありがたい。たぶんアジア系の人たちも、何なら私よりも上手にブルガリア語を話すんでしょうが、何せみんなブルガリア人よりは静か!! 慎み深いっつーか・・・。

ここ「カルフール」の魅力の一つはお惣菜コーナー!! ウチで作るのが面倒な揚げ物、巻物オンパレード!! 衣をつけて揚げる「パネ」、ぶどうの葉やキャベツでお米を巻いた「サルミ」が結構安い!! ひき肉で作られた「シュニッツェル」(オーストリア人がいつも「これはシュニッツェルじゃない!!」と激怒するヤツです)は1枚89ストティンキ。日本円では約50円ですよ!! これをパンにはさんで食べたらオイシイ!! さすがにフランス系スーパーだから「バゲット」(フランスパン)を買って帰りました。

家でこのシュニッツェルに、日本の「どろソース」をかけて、バゲットにはさんで食べるとウマ~イ!! さすがにバゲットは他のスーパー、「ビラ」や「カウフランド」(ドイツ系)よりもフランスでした・・・

Momimaponsen そのカルフールの駐車場から入ってすぐのところには上の写真のようなものが売られてました・・・。どう見てもこれは日本の「人形焼」や「もみま」・・・ 「もみま」ってもみじ饅頭のことですよ。機械で自動的に皮を焼いて、その中にクリームを入れ、「カッチャン、カッチャン」と折りたたまれると饅頭が出来てくる・・・ その名も「デリ・マンジュー」!! どうも東欧でラーメンを売っている(チョイス・ラーメン。以前にも書きましたね。)韓国系の会社がやっているらしい・・・ あと、「ポンセン」!! なんかナツカシ~。饅頭の中身はクリームだったけど、アンコ入り、売らないかな~!?

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冬はインドア・パーティー&ダンス!!

2011-01-10 02:43:40 | まち歩き

あっという間に年末年始が過ぎてしまいました・・・ ご無沙汰しております。日本では、地方によっては大雪で大変だったと聞いておりますが・・・

こちらは真冬のソフィア。首相ボリソフ氏のかけ声のせいか、「除雪の用意はバッチリさっ!!」との報道通り、大通りに限って言えば大雪の後の除雪作業は去年と比べてまあまあ早い・・・ でも、大量に塩がまかれているので雪が砂のようになって歩きにくいゾ!! それに今年は日中に気温がプラスになることもあり昼に溶けた雪が夜また凍って、雪の下に氷がある状態!! あぶないあぶない!! まわりに風邪ひきも多い!! 放っておくと気管支や肺がやられちゃう・・・

こういう季節のお楽しみはインドア・パーティーです。狭い家にこもってたんじゃストレスもたまる!! というわけで広い場所を貸しきって集まります。結構1時間くらいから貸切にさせてくれるところはあるんですヨ。レストランなんかでもうまく話がつけば格安で食事もできるし!

Partyatdzikov 友人のスタンチョはコックさん。ソフィアに何店舗かあるチェーンのピザレストランの一つで、お母さんのラトカと一緒にキッチンで働いています。コネがあるのでなお簡単に貸切!! おいしいピザが熱々で食べられて、しかも広いから歌を歌っても、ブルガリアのパーティーの定番「ホロ」(=フォークダンス)も思いのままです!!

Partyatsykonko 「飲食物持込で、場所代をきちんと払う」っていうのも出来ます。リューリン7丁目のスポーツジム「シコンコ」!! 体育館は地元バレーボール実業団チームが試合や練習で利用しているのですが、2階や横にはテナントスペースがあり、大きなカフェバーも隣接しています。今回はこのカフェバーを1時間70レバ(=35ユーロ)で貸切!!Partyatsykonko2

友人たちで食べ物は持ち込み!! サラダ、チキン、バーニッツァ、カレーやご飯などの食事系や、ケーキ、ポテチ、クッキー、チョコ類のスナックまで山ほど!! 貸切なのでここのキッチンも使えるので、ここで簡単なりょうるまで出来ちゃう!! もちろん「シュベツカ・マサ」方式!! (シュベツカ・マサとはスウェーディッシュ・テーブル、という意味。スウェーデン=バイキングの国、つまり日本でいう「バイキング」のことです。)Partyatsykonko1

お腹一杯になったらすぐに「ホロ」だ~~~っ!! 「ビャラ・ローザ」というポピュラーだけどステップが速くて結構いい有酸素運動になるダンスからです。ちなみにこの曲のPVをつけておきました。楽しんでね!!

一曲踊るとこの真冬に汗をかくゾ!! でも汗をかくのはヤポンカ(日本人)の私だけ・・・ みんな何曲も踊るんだよね~

Partyatsykonko3 こういう集まりになると気の合う仲間だけに声をかけても、「私も!! 私も!!」と結局プラス20人くらい!! でもカタいこと言わずに!! でも、こういう集まりに行くときにはきちんと費用は払いましょう! 

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