親友のレニが、今住んでいるトロヤンから「遊びにおいでよ~!」と誘ってくれました。行きますよ~♪
2日しか休みが取れなかったので急ぎ足で!! まず屋根のある橋で有名なロヴェチへ。天気も良かったので周辺は観光客でいっぱい!台湾からのツアーも来ていてアジア人もけっこういますねェ。この橋から市中心部の商店街は通りを改修中でボコボコなせいもあって観光客以外の地元民も橋の周りに集まり気味な感じです。カフェはもう人でいっぱい!う~む、そろそろ午後一時・・・ランチでも・・・と橋のそばのメハナへ。見た目が庶民的で値段もお安く、味もよしっ!!
その後ゆっくりとトロヤンへ!! レニと旦那のステフチョ!! 「いらっしゃ~い!!」 その日は積もる話も夜半まで・・・
次の日の朝はレニ特製の超健康メニュー!!をいただき、トロヤンの街へお散歩に出かけました。
トロヤンの街から少し離れた小さな村、スモモのラキヤで有名なトロヤン修道院の門前町(?)オレシャクへ。
ここには大きなムゼイ(陶芸の博物館)もありトロヤン焼きの直売店もあります。
オオ~っ!! 品ぞろえがいいね~っ!! まずは大きめのギュヴェチを買おーっと・・・どの色がいいかなぁ?! ソフィアよりもかなりお安くてリーズナブルですよ。1個ゲット!!
ステフチョは店に置いてあったアンティークなラジオに興味津々っ、そしてトロヤンのラキアにも(笑)、「ホントに地元のスリーヴィ(すもも)を使ってんの?」とツッコミを入れていましたがお店の人は、「そりゃモチロンさっ!!」
レニによるとトロヤンの人たちは何についても一つのことをきくと懇切丁寧に説明してくれる人が多いそうで、お店の人たちもホント、そんな感じっ!! ギュヴェチの使い方を教えてくれましたが、あー、ワタシ、今まで間違った使い方、してたァーっ!!
それからトロヤン市中心部のアートミュージアムへ!!
トロヤンとその周りの小さな村々は陶器類だけでなく、金属加工、毛織物、木工なども有名なんですって!!
生活や土地の習慣に密着した、かわいいデザインの陶器・・・ 売り物としてでなく、地元の人々が身に着けていた晴れ着や装飾品も見事!!
今身に着けてもウかない、というよりむしろカワイイ~!!
いっや~、2日じゃ見きれない!! 次はもっと長くいたい!1週間くらい泊めてネ、今度は、レニ!!
やっと初夏の安定したドライシーズンが始まりつつあるソフィア。
「血糖値高め」と言われて乾いたノドを潤す飲み物のオプションにノンアルコールビールが・・・というか、普通のビールは糖分が多いからあんまり飲めない(泣)でも、おいしければヨシとしよう!!
こんなに糖尿だっていう人が多いブルガリアなのに、日本のように糖分オフとかゼロとかで売ってるビールがほぼナイっ!! けどノンアルコールビールはいくつかチョイスが。糖質だけに絞ってみるとゼロを批准するのは「ザゴルカ」のマックス0%のみ!! 缶のみで、しかも一番どこでも買える!!味は・・・昔の「バービカン」をホウフツとさせる・・・それよりおいしいかァ。
その次に糖質かなり低めなのはオランダ代表「ハイネケン」のノンアルコールビール、しかもビン!! これは結構おいしい。ビール好きのアタクシも満足!! イチオシです。
さらに、蒸留酒系は糖質の面では気兼ねなくいただけるので注目してます(もちろん量はかなり!!少な目ってことで)。一つ最近手に入ったのがコレ!! (写真の白酒)ロックでいただけばさわやか~!! いい香り!!
血糖値の事を忘れてキルコフ(ジェンスキー・パザール)へ。いつものワイナリー直営店の前を通ると・・・ああっ、ナニコレ?
お店のおねえさんが「サングリアよっ!! スペインの夏の飲み物なの」 オオ~♪ 一杯くださ~い!! と1レバ20払います。ちょっと待ってね。いま作ってるところ」ハイハイ!! 横で作り方から拝見・・・と!!! ドッサーッと砂糖を・・・ ヤバっ!! まァでもいっか、一杯くらい。
リンゴ、オレンジ、レモンなどの果物の薄切りと、クローブ(丁子)などが入っているそうです。いただくと・・・ オイシイ~♪ 甘~~い!!って、ワインのアルコール度そのまんま!! こりゃ~ソーダなんかで割ったほうがいいかなぁ~?浮いてるフルーツがいい感じにサングリア味がしゅみしゅみになってうま~い!! 見ててレシピもわかったからおウチで低糖質サングリア、つくってみよっかなァ~!!
ソフィアでのめる~♪ さわやかドリンクいろいろでした!!
おまけ:ドイツ系スーパー「リドル」で、何と!! サッポロビール!ヨーロッパ内での生産のようですが、なんともなつかしい・・・日本のビールの味。なんでも日本のビールは食べ物と合わせるように作られているんだとか・・・それにしてもリドルのチラシには「オリンピックがあった街の、日本でも指折りの伝統のあるビール」なんてていねいに説明してました・・・
中古で買った懐かしい型のロードバイク・・・ でも、そんなにキビシく走るわけでもないからママチャリに毛が生えた(?)くらい・・・ロードチャリ子? 「ジャイアント」のフレームだから「ジャイ子」? タイヤといくつかのパーツを替えて乗り始めたけど、どうもポジションがしっくりこないなァ・・・ なんでだろぅ・・・
まずはシートの高さが合ってない・・・ 踏んだ時にしっかり足が伸びないんだよねぇ、だからもうちょっとサドルを高くしなきゃ・・・ それにっ!!
写真でもはっきり分かるようにシートが曲がって付いてるっ!!! これじゃどうもしっくりこないはずだよ、とシートを止めている金具を緩めて動かそうとする・・・のですが、これがビクともしないっ!!! どーしよ~・・・ ネットで調べると長い間放置プレイ(?)された自転車のシートピラーを外すのはホントに大変らしい・・・ なんでも鉄とアルミという2種類の金属の間でサビが化学反応を起こしてガッチリ離れなくなるんだとか。ああぁ・・・ これを外すのには
1)シートピラーをバーナーであぶってからの急速冷却をくり返す
2)シートピラーを切って内側から金切りノコで切り目を入れてはがしとる・・・ う~む、どっちも面倒だし第一道具もないよ~(T0T) さァ、どうする? まァ、まずはそこに「WD40」(日本でいうところの「556」です、何にでもスプレーしちゃうヤツ)を吹いてハンマーで叩いて・・・ でもまだビクともしない・・・
でも自転車にはちょっと乗って運動してたい・・・あ、そうだ!! 自分の体重と走ってる時の振動で、ハンマーで叩くのとおんなじ効果にならないかナ?(希望的観測)とシートピラーを締める金具を外したまま乗ってみました・・・ 走ってる時にガクンっとシートが下がったら危ないじゃない!でもこれで外れたらいいな、と思ったのに、まだ動かない。そこで・・・
なんでも工具を持ってる近所のゴシュコおじさんに何か使える工具がないか、あったら貸してもらおう、と聞くと「これがあるヨ!!」
ジャーンっ!! パイプレンチっ!! これでしっかり咬ませて、それでも動かなければパイプで延長して回そう!! とやってみると・・・
あ、うごいた。思ったより簡単に。数日間の油吹き&ハンマー叩きの涙ぐましい努力とワタシの体重の成果?
さすがに外したシートピラーはサビっサビ!! サイズはけっこう特殊な26.4mm・・・ いつものお店に聞くと、「そのサイズのはナイっ」とあっさり・・・ この古いの、磨いて使わなきゃダメ?
ァ!! そういえばイリエンツィ市場の入口のすぐ近くにいろんなパーツを壁いっぱいに陳列してる小さな自転車屋(パーツ屋?車のタイヤも売ってるけど・・・)があった!! そこをのぞいてみたらあるんじゃないかな~
そこのおにいさんは「シマノのパーツが最高さ!オレは日本の大ファンなんだ!! 最近盛田さんの本やトヨタの本も読んだゼ」・・・それはどうも。確かに・・・昔見たロードの自転車にはシマノの部品が使ってあった!! あと「サンツアー」なんていうのもあったような・・・で、やっとこさではずしたシートピラーを見せると、「このサイズのはこれがあるよ、ホイっ」。
シートも、前から付いてたのは座り心地はいいんだけど少し破れてたし、なんだかママチャリのサドルみたいなのでもう少しスマートなのがいい・・・ で壁にいっぱいかかってるのから出してくれたのがコレ。確かにっ!! シートピラーはずいぶん長いのに今までのよりホントにずいぶん軽いっ!! 色もコーディネートされてる感じになって、チョーかっこいい~!!
これで足をしっかり伸ばしてペダルをこげます!! さァ~しっかり踏んで運動っ、運動ー!! とりあえずこれでしばらく乗りながら、次に何をイジるか考えよ~!!
冬から急に夏になったような天気が続くソフィア… ムルティプラちゃんの「お靴」というか「足回り」を冬から夏の装いに変えなきゃ… そう、冬タイヤから夏タイヤに。
去年の冬シーズンの始まりに替えるまでしばらく何年か履き続けてた冬タイヤ。去年の夏は結局履き潰そうと冬タイヤを履きっぱなし。 去年の冬に履き替えたのは「ライケン」‼︎ 元は日本の「岡本理研ゴム」、そこから「ミシュランオカモト」になって… 今はどうやらセルビアで造っているらしくて日本とは全く関係ないらしく、「グマジヤ」(タイヤ屋さん)によると「キタイスコ」(中国製)・・・違うもんっ!! 元は日本のブランドだしっ!! それにそんなに履き心地は悪くなかったし!! さあ、夏タイヤはどこの会社にしよう?
ソフィアの外環道沿いに数店舗を構える大タイヤ屋「ディアナ」のサイトで調べてみるといろんなタイヤのブランドがあるなあ… 調べてみると有名メーカーのセカンドブランド、サードブランド、新しく自動車用に進出したトラック・バスのタイヤのブランド… 中国、台湾、それに韓国のブランド…
あ、そうそう… 今度夏タイヤにする時は燃費のことを考えて一回り細いタイヤにしようと思ったんだった。調べてみるとムルティプラちゃん、2サイズ推奨されてるのでその細い方にしたらいいな、と。そう調べてみると
韓国のメーカー「ネクセン」‼︎ なんでも最近日本進出を図っていて、今ポルシェ「カイエン」にも納車時に採用されてるんだって‼︎これなら燃費も良さそうだし‼︎と行きつけのリューリン区の「グマジヤ」に行って注文して履き替えてもらったのですが…
帰り道で急に「ゴゴっ!バタバタ」と音がする‼︎ どこだどこだ?何か当たってる?前履いてたタイヤより細いサイズにしたのに当たるはずないよねえ?とセルヴィズに持っていくと・・・
右の後輪の裏側が車体に当たってる~!! それもいつもってわけじゃない・・・ 左側は何ともないのに、何で~ぇ? どこかで右後輪だけ何かにぶつかった?
確かに後ろから見ると左側はまっすぐになってるけど右は少し「ハの字シャコタン」気味?! 昔のヤン車みたい・・・
セルヴィスのサーシャは、「どうせ古い車だし、中古だから前のオーナーの時に何があったか分かんないよ。当たってるところのプラスティックの泥除けを切っといたからこれで当たらないと思うよ」・・・ いつもムルティプラちゃんをぽっちゃり韋駄天娘に例えるけど、まさに!! サイズの合わないオシャレな靴を履き続けて、外反母趾になっちゃって今では靴を履くと当たって痛い、まさにアラフィフのブルガリア女性みたい・・・
ヨーロッパでは人気のスポーツ、自転車のロードレース!! なんせツールドフランスは有名ですが、それ以外でもヨーロッパ中いろんなところでレースがあるんですよね。スポーツチャンネルでもよくやってるし・・・ ブルガリアでもロードレースをやってるのを見たことがありましたが・・・
こっちでよく見るのはマウンテンタイプ!若者の間ではコケたらイタそうなBMXやダウンヒルが流行っているようで、時々ホントにヘルメット(カスクじゃないよ!ホントにモトクロス用のヘルメットみたいなの)をかぶって街を走ってる若者もいますが、アタシはあれ、あんまりスキじゃないんだよなァ・・・ ホントはママチャリが欲しい、でもお買い物に乗って行けるわけでもないし(理由は簡単!盗まれるから)。で、例のサイトで探したこの自転車。
売り手がどの町に住んでいるのか書いてある・・・あ、ソフィアで売ってるのがある!! ロードで値段も手が届く範囲!! 売り手の電話番号がサイトに書いてあります。個人情報ダダ漏れ~!! 自動車や不動産の場合、このサイトの情報があてにならないのはよく知っています(電話をかけるとたいがい「ネ・エ・アクトゥアレン」、つまり情報が古くてもうその物件がない、と言われる)が、まァダメもとで電話してみると・・・
「あの~、サイトに載ってた自転車を見たいんですが、ありますか?・・・」
「ありますよ~、いつ見に来ます?」
「じゃあ、明日の午後、見に行きます。ソフィアのどこにお住まいですかァ?」
「ゴルナバーニャです、住所は・・・」
「あ、わかりました。それでは・・・」
と約束成立。行ってみると・・・そこは森の中の別荘地がそのまま住宅街になった街。昔何やってた人たちが住んでるんだろう・・・ 結果的に商談はすんなりと、というかあっさりと済んだので売り手のおじさんに尋ねてみると、体制が変わった頃からドイツやスイスから車を輸入するビジネスをしていたんだそうです。最近は車の方はさっぱりなので自転車なんかを買い付けてるんだとか。
30年前くらい、アタシが青春だったころに現役だった形のロードバイク。「ジャイアント」ってフレーム、見たことある!! そして部品はあの日本のシマノ!! 即乗って運動だ!って思ったのですが・・・ タイヤがもうボロボロ・・・ダメだ、こりゃ。
あと、ペダルが子供の自転車のが大きくなったみたいでダッサい(笑)これも替えなくっちゃ!! トークリップ付けれないし。あと、前輪のスポークが一本外れてる。
すぐ近所、ロムスコ・ショセ沿いの街の自転車屋さんに持ち込むと、ちょちょいのちょいとスポークを直してくれました。そしてホイールのゆがみ取りも!! おお、さすが~♪
タイヤやペダルは新品がいいなァ・・・ でもどこで買える?ブルガリアには本格的自転車の専門ショップチェーンが2つあるみたい!! サイトで住所を確かめると・・・以外に知ってるところのすぐ近所にお店がいくつもありました。
前住んでたリューリン区にはどちらのお店もあるし、
ソフィア市民の台所「キルコフ」(ジェンスキー・パザール)の近所にも。下調べして、まずは走れるようにタイヤを買おう!!
一番安いヤツだったけどけっこうカッコいいゾっ!! そしてペダルは・・・安売りコーナーに転がってたのがピッタリ!! ヤッタ~!
これでまずは走れるようになりました。早速走ってみると・・・ 前傾でスーッと走る~♪
ちょっと街の真ん中まで自転車道を走ってみました・・・ ああ、でもすぐに息が上がって、ちょっとした坂も全然登れない・・・こりゃトシだワ・・・昔取った杵柄には程遠い(T0T)。
自転車の方もまだまだツッコミどころ満載!いろいろイジって懐かしのロードバイクっぽくカッコよくするゾ~♪