おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ウクライナの皆さんは大丈夫でしょうか?

2022-04-05 16:24:59 | ニュース

つい数年前までブルガリアという東欧の小国に住んでいたものとして、ウクライナの戦争は他人ごとではありません。ニュースで出る、爆撃によって破壊される住居棟の映像を見るたびに、「あ~、ブルガリアでアタシが住んでた建物とソックリ。」・・・

東欧では普通、こうした建物には「マゼ」という倉庫があります。たいがいそれは地下室で、そこには秋の間に収穫した野菜などを保存食としてビン詰めにしたものが置かれています。そういうところに避難してるのかなぁ?でもマゼは寒いよな~。暖房もトプロフィカツィア(集中給湯方式)が通っていたらあったかいけど、もう止められてるだろうし。その大変さが少し想像できる部分もあるのでさらに心が痛みます。

ブルガリアも避難民を受け入れているんでしょうか、国として・・・?EUで唯一のキリル文字の国で、言語も文化も近いので住みやすいでしょうが、なにせブルガリアはビンボー国で仕事などのお世話はできないかもしれません。

ブルガリアにいたころ近所にいたウクライナ出身の友人たちにSNSで連絡を取ってみました。「向こうにいる親類、友人の皆さんは大丈夫?」

今のところ友人たちの直接の家族や友人、知人の中で亡くなった方はいないようですが、関係者がこちらに身を寄せている、という形で避難してきているそうです。ハリコフやオデッサなどから出て来れているようで、よかった~!!

なんでもこれからブルガリアにもNATO軍が多く駐留するんだそうですが、ブルガリアの黒海側はロシア人も多く住む区域。何かやりきれない気持ちになります。ソフィアにもロシア人、結構いたし。「ベリョーシュカ」というロシア食材ショップで買ってたこのチョコレート、

日本でも「業スー」で手に入っていましたが、これもロシア製だから手に入らなくなるのかなぁ。ソフィアのこのロシア食材店、チェーン店で、アタシのよく通ったお店は店員がモルドバ人で、「ここでペルメニが手に入るのよ~!!」って喜んでウクライナ人たちが買い物に行っていたものでしたが・・・ (ちなみにアタシはこのペルメニのことを餃子と呼んでいました。笑) ちなみに日本でもそんなショップがあって、友人がお菓子やお茶を贈ってくれました。そのお店の名前が「赤の広場」!! 銀座店はこの名前のせいで嫌がらせにあったそうですが、店員がウクライナ人、というまったくシャレにならない話も・・・

でもウクライナ人は今までず~っと苦労を重ねてきていて、芯の強い、たくましい人たちだから、国難に負けずにがんばってほしいものです。

ちなみに・・・G県K市にもウクライナから避難してこられた方がおられるとの事・・・ 

近所にこういうお店がありました。このお店の関係者の方かなぁ・・・? 遠い国まではるばるおいでくださいました・・・でも、あまりの田舎でガッカリしてないかなぁ、ちょっと心配です・・・

と言っていたら、ブルガリア在住でドネツク出身の友人からメッセージが・・・ でもブルガリア語で書かれていなかったからはっきりとは意味がわかんない・・・(T0T)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年前半欧州議長国になったけど、マジだいじょうぶ?

2018-01-12 18:33:26 | ニュース

それは1月10日・・・ 友人をお迎えに空港に向かいました。ヨーロッパ線がバンバン下りてくる夜ではないのでそんなに混んでないなァ・・・お客さんの乗ってくる飛行機は着陸してるけど、そんなにすぐに荷物が出てくるわけでもないし・・・ と待っていると、緑の制服を着た国境警察のおねえさんから「ハイデー、みんな外に出てぇー!!」 ええ~っ、どうしたの?

でも、何で何で?と思っていると、どうやら爆弾騒ぎらしい。う~む、去年もそんな話あったらしいからそんなに新しいことじゃないんだけど(ちなみに去年の騒ぎはガセで、犯人は捕まったらしい・・・)、アタシがたまたま空港に行ってる時にそんなことになるとは・・・

アタシはけっこうさっさと建物を出たので見ていると、到着ロビーよりも出発ロビーの方にいた人たちがゾロゾロゾロゾロ・・・ スーツケースやコロコロを引っ張った人たちがなんだなんだ?とドワ~っと流れ出て来ます。

それに空港内で仕事をしている人たちも・・・ お迎えに来ててターミナルの前で待っていた車の運転手にも、緑の制服のお姉さんが「はい、どいてどいて(怒)!!」…それに対して運転手たちも「ここで待ってんだヨぉ!なんで動かさなきゃいけねえんだヨぉ(怒)」と食って掛かるような態度・・・ まァ大体みんな、「爆弾騒ぎらしいよ~。またかねぇ?」という感じでタバコをスパスパやり始めます・・・ あァアタシのまわりタバコ臭い・・・

ちょうどそのころ到着していたお客さんは、と言うと、パスポートコントロールの前で待たされていたらしい・・・ブルガリアに到着早々何の情報もなくただ待たされ・・・ 

到着・出発ロビーの前に立たされていた人たちはその後より遠いタクシー乗り場あたりまで移動させられ、皆ブーブーいいながら移動しています・・・(写真はBNTのニュースサイトより)

結局のところこの爆散騒ぎ、小一時間で爆弾がないことがはっきりしたようで、何事もなかったかのように何の説明もなく急にターミナルに戻っていきました。ニュース映像はこちら(nova.bgより)

う~む・・・どうやら根爆弾騒ぎ、2018年前半にブルガリアが欧州議会の議長国になり、その議員さんたちがソフィアに到着するに際して電気自動車で送り迎えしますよ、という大臣さんの出席したイベントに合わせて起こったものか・・・ でも、また次の日にも爆弾騒ぎあったし。とにかくヨーロッパのほかの国に、「金はもらってやる!でもお前たちの言うことは聞かないっ!!、だって『アズナム・シチコ』(オレは何でも知ってる。発音が正確でなくてスミマセン)!!」だからなァ~・・・ EU議会の議長国になるのを前に空港の高架橋を完成(?)させたり、

いろいろお祭りみたいにしてたけど、はじまってみると意外な、興味深い反応ですねぇ

新年以来、なんだかキナ臭い、っつーか物騒な話が多いんだよなぁー。ソフィアの近所の町で5人殺して自殺した、とかソフィアの大きな目抜き通り「ブルガリア大通り」でサッカーチームのオーナーが射殺された、とか・・・ EU議会の議長国になったとたんにこうなって。これから安倍総理大臣が来るっていうのに、大丈夫かなぁ?安倍さんが来た時に空港で爆弾騒ぎ、なんてならないでよねぇ!! ちなみに、安倍総理の今回のブルガリア訪問の目的は、ブルガリアが某「首領様の国」との結びつきが異常に(?)強いこと・・・ EU加盟国で、ユネスコの偉い人もブルガリア人、っていう国なんだけど、国連決議守ってなさそうだしねぇ・・・ そういえば先日あったソフィア市中心部での射殺事件、殺された人って「ネザコンニ」(不法)なものや「ビソコリスコーヴァニ」(ハイリスク)なものを扱ってたらしい・・・ 不法たばこやアブないおクスリ、あと偽札とか、まさか、こっからこのルートを通ってヨーロッパに入ってきてたのかなぁ?お~、コワっ・・・

でも、ソフィア市の反対側の端っこ、田舎っぽいナデジュダ区は今日も平和です…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インテグラ何?社会保障、受けるのも一苦労・・・

2017-03-18 12:42:21 | ニュース

1月の初旬、友人の80代おばあちゃんニコリーナからTelが!!
「ひどく風邪をひきこんでしまって・・・でも年金を郵便局にもらいに行かないと、もう生活費が底をついてしまった!」
「えっ?どうする?車を出せばいい?」
「いや、起きるのも大変だから代わりに取りに行って!!」・・・ そんなことができるの? 別の友人、50代のビリーにきくと、「誰でも代理になれるワ!ただニコリーナ本人が”упълномощние” (っていってような・・・委任状のこと)を書いて、自分のリチュナカルタ(=IDカード)をもたせてくれればね。郵便局の年金窓口は今頃はそういう人がいっぱいヨ!!」 

ビリーの言うとおりにニコリーナおばあちゃんは書類を整え、あたしはそれを手に郵便局に行きました。すると窓口業務に携わる女性はホントに慣れたようですぐにそれを受け取ることができました。その日は朝10時でマイナス17度!! 確かに高齢者は外に出るのも命がけでしょう。

その時は無事に役目が果たせてよかったのですが、2月に入りもう一人の友人80代のターニャによると、
「この方法で代理で年金を受け取れるのは3回までよ。2月もアンタが代理でもらいに行くとして、その時もう一つ書類を出して配達員に家まで年金を持ってきてもらうようにしないと。3回目以降も代理を立てるとなると弁護士に入ってもらって書類を作らないといけなくなるから、そっちの方がいいよ。一緒に行ってあげるから心配しなくていいよ!!」頼もしい助っ人だ!で、ターニャはニコリーナに

「インテグラツィアもそうするでしょ?」 んっ?インテグラ何とか?何?車?わかんないけどとにかく手続きに出かけましょう。

2月半ば、少し気候はゆるんでいてラクですが、まず郵便局へ行き、年金をもらい、年金配達の手続きをすると、窓口の女の人は
「インテグラツィアはソツィアルナ・ポッポマガネの窓口に行って言ってください」と言われました。またも新しい言葉・・・ ソツィアルノ何? ターニャにはすぐにわかったようですぐに地下鉄に乗りその場所に行きます。

正確には「ディレクツィア・ナ・ソツィアルノ・ポッポマーガネ」略してДСП~社会福祉事務所かな?そこの事務所にターニャはズンズンと入って行って尋ねます。

「インテグラツィアを家で受け取るようにするにはどうしたらいいんですか?」 窓口も慣れた様子で教えてくれます。それでもう一つ委任状をニコリーナが書かなければならないことがわかりました。寒い中何か所か回らないといけなくて、しかも多くのブルガリア人年金生活者は車もない・・・

あとで調べたらインテグラって「何かを足す」とか「加える」「統合する」とかって意味らしい。あのホンダの車ってそういう意味だったんだ~!! で、インテグラツィアとは障害者年金受給のことでした。ああ、今わかりました、新しいブルガリア語・・・ 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホリデー&スパ エキスポin ソフィア!!

2017-02-18 18:29:11 | ニュース

今日も首都の田舎村ナデジュダ区・・・から地下鉄に乗っていると車内の広告に「ホリデー&スパ ツーリズムエキスポ」の広告が・・・ そうそう、コレ去年も見たナぁ・・・ 行ってみたかったんだけど行けなかったんだった。どんなものなのかネぇ・・・ 日付を見ると2月15~17の3日間、最初の日はプレスの人たち向けで入場料がいりますが、残りの二日は入場無料、だれでも入れます!! おおっ、ぜひ行ってみよーっと!! と言って行けたのは最終日のそれもほぼ終わり間際になってしまったのですが・・・

ソフィアの大幹線道路「ツァリグラツコ・ショセ」沿いにある「インターエキスポセンター」が会場・・・地下鉄から降りたらすぐ!! 天気も良かったせいか、ソフィアのはずれもはずれの割には結構人がいますねぇ。インターエキスポセンターは大きな展示場。大きなホールの一つはブルガリア国内、もう一つはブルガリア外の国のブースが並んでいます。

ブルガリア国内の方は国内のいろいろな町からの展示。プロヴディフやカザンラクなどの有名観光地を抱える町、アルベナなんかのビーリチゾートなんかは定番ですが、よく知ってる町、

例えば温泉で有名なヴェリングラッド、それにあまり観光には縁のなさそうなブルガリア北西部の町ヴラッツァのブースが!! 

あそこ、よく通るけど、エタラみたいな民俗博物館地区みたいなの、あるのねぇ・・・ それにおみやげになりそうなワインやジャム、蜂蜜なんかも展示されています。

ブルガリア外の旅行の方には・・・ ほぼ近隣諸国のマケドニア、トルコの展示ブース、それにブルガリア人になじみのイタリアやスペインにツアーを送り出す旅行会社やバス会社・・・
 

ソフィア市内で見たことのあるなじみの名前のトコがほとんど。でも、そんな中にけっこう多かったのが「キューバ」・・・遠いけど、やっぱり昔の共産体制つながりなんかあるのかねぇ? それに「インド」・・・おもしろそうだけど、だれも係の人がいなかった!

ドバイのブースなんてのもありました!! でも、たまたまインターエキスポセンターのとこで働いてた友人曰く、「ドバイには行かなくってもいいネ。だってこのすぐ横にドバイみたいなガラスの塔、できてんじゃん!!」だって(苦笑)

まァ・・・確かにソフィアの果てだったこの辺もずいぶんとひらけたものです。しばらくの間ほっとかれたホネホネの建てかけの建物がドバイにでもありそうなガラスのビルに!! でもずいぶんと低いけど(笑)。

アタシ的にとっても気になったのはお隣の国セルビア。ソフィアから国境までは近いし、そこから少し行ったところのニシュの近くに温泉がありそう!! それから「ジョージア」!! ブースのおねえさんに、

「ブルガリアからジョージアまで行こうと思ったらどうやって行けばいいの?」と尋ねたら、
「WIZZエアーがソフィアから直行便を飛ばす予定だったんだけど、キャンセルになっちゃったんですよ。でもトルコ経由でもウクライナ経由でも行けますよ!」との事。黒海の反対側、確かに行ってみたら面白いんだろうなぁ・・・

アタシが行ったのは最終日のほぼ終わりに近い4時ごろでもうブースを片付け始めてるところもあるくらいでしたが、それでもまだまだたくさんの人、けっこう年齢高めの人たちがいたなァ・・・ そして手提げ袋をもらってたくさんパンフレットを持って帰ってた・・・ 

ヴァカンス大好きブルガリア人、これからどこに行くかをもう考え始めてるんでしょうかね? でも、東アジア方面の展示はなかったなァ・・・中国も、そしてもちろん日本も・・・ 日本を紹介したい旅行会社ってブルガリアにないのかな? 来年もこのエキスポがあったら日本の旅行会社さん、展示、出してみます? それか、黒海リゾートを日本に紹介したいと思っておられる旅行会社さん、このエキスポで情報を集めて見られては?  

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わわっ!! 大渋滞!! まさかの崩落事故

2017-02-07 10:10:36 | ニュース

あ~冬なっげ~・・・ と思っていた日曜日。ちょこっと用事でボテフグラッドという、ソフィアから北部や東部へ延びる高速道路の中継都市へ行きました。用事を済ませて友人のバンコやダミアンたちとランチ!! 最近のこの街の景気はどう?

「ここは昔はバイ・トーショ(共産時代の国家元首、トドル・ジフコフのこと)時代の肝いりで、化学工場があったり、バス工場があったりしてすごく栄えてたんだ。体制が変わって工場はずいぶん閉鎖されたけど、それでも縫製工場があったりしてまだまだ仕事もあるし、ソフィアにも近いから、まァ、いい方だよね。」 手先の器用なブルガリア人・・・ ここの縫製工場ではなんでも車のシートを縫うそうで、ベンツやBMWのシートを作っているんだとか。さらにはフェラーリのシートを手縫いで仕上げるのに、その工場で働いていた知人が何でもご指名で呼び出されたんだって! ということはお金が入るってことかなぁ?

そんなこんなでランチを終え、さってと~!! ソフィアに帰りますか、と、裏道から高速道路に入る方向に車を走らせます。すると・・・ その入り口にはパトカーがいて警官が入口を封鎖しています。う~む、こっちの方が近くて早かったのに、しょうがない、普通に高速道路の入口までまわるか・・・ と高速道路にの入ると数十秒のところですぐに大大大渋滞がはじまりましたーっ!! えぇ~、うそでしょーっ?! ソフィアに帰ってからまだまだ予定があったのに!! その後の約束にはすぐに電話でキャンセル&代理を立てて処理。もォ~!!! でも、この感じ、この先のトンネルで3車線がいきなり1車線になるとこがあるけど、それにしてもただの渋滞ではない・・・ 事故?

その日に限って春のような心地よい暖かさ。でも、渋滞に引っかかるとかえってそれがつらい・・・ 一気に熱くなるエンジン・・・ ウチのババ・ムルティプラはオーバーヒートには強いけど、それでもぽっちゃりのボディをノロノロ運転でスタート&ストップするとクラッチがキツイ・・・ 他の旧式車たちにもつらく、オーバーヒートして立ち止まりボンネットを開ける車も・・・

なにより対向車がほとんど来ないのが気になる、これは絶対にアヤしい・・・とトンネルに差し掛かると・・・ アア~っ!!! トンネル内は完全に片側通行。そしてもともとの上り車線(自分たちが通るはずの車線)上に車が2~3台停まっていて、その上にトンネルの鉄製の建材の一部と思われる重そうな柱のようなものが、そのうちの一台を直撃!! フロントガラスや車の屋根の部分をメチャクチャに壊しています。(写真は写りが悪いですが・・・ わかりますか?あとのリンクに貼ってあるニュースの動画にはもっとはっきり写ってますが・・・あまりに衝撃的すぎる・・・)

いつ落ちた?朝ここ、それも同じトンネルを通ったときには何ともなかったのに・・・ さっきワタシたちがランチしてた間?ホントはランチ断ってすぐにソフィアに帰ろうかと思っていたけど、たまにしか会えないからってランチタイム、とったんだよね。もしランチ省略して走ってたら・・・ !!!ウチの上に落ちてた?! 夕方のニュースで分かったのは、落ちたのはトンネル天井の照明や信号などを吊り下げる鉄製の部品で、直撃された車の同乗者の女性が死亡、運転手も大けがだったとか・・・ 本当にお気の毒なことです。このトンネル、少し前にも大事故があったし・・・ 早急に何とかしてほしい・・・ 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする