おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

オリフレーム~ブルガリアだけどスウェーデンの化粧品!!

2010-09-20 16:39:24 | ブログ

ブルガリアに住んでて困ったことが一つ・・・ 化粧品!! その辺の店では口紅やマスカラ、クリーム、マニキュアもほとんど封を切られたものが売られています。店頭で客が試用することができるのです。これは共産体制下でかつて売られていた化粧品やパフューム類のほとんどがとんでもない粗悪品や全くのニセモノ、さらにはパッケージだけで中身は超少ない、または無い!! ということがよくあったから、客の目の前で箱を開けて確認して買うのが普通だったからだそうです。(持ったときに気づけよ・・・、とも思うのですが。ちなみにその当時は「ビトシャ通りかツムにしか本物は売っていなかった」そうです。) でも、試しに使って気に入らなかったら買わなくてもよいので、そういう「使用済み」の品が店に山ほどあることになります。最近できた大型スーパーではかなりなくなってきたことですが、よく注意して見ないと封が切られた商品が平気で売られていることも・・・

一度マニキュアを買おうと思ってお店に行ったら、そこの店員さん、ご親切にも(?)私のほしい種類のマニキュア2~3色を全部あけ、自分の爪に塗って私に見せてくれました。「どれになさいますかぁ~?」 う~む・・・ マニキュアくらいなら多少使用済みでも許せるけど、口紅やクリーム、ファンデーションみたいなのは絶対ヤダっ!

そんなある日、近所にできた大型スーパー「カウフランド」へ買い物に行ったら、化粧品セールスの女性がダンボール製の小さな机の上にいろんな商品を載せてキャンペーンを行なっていました。会社の名前は「オリフレーム」。スウェーデンの化粧品会社です。フィギアスケートなんかのスポンサーをやっている会社で、ときどき名前だけは見たことがあったかな・・・ 説明を聞くと

Oriflame1 「コンサルタント・ナンバーをお取りになりませんか? オリフレームのカタログ価格よりもさらに安い卸売価格で化粧品が手に入るし、カタログの値段でお友達に譲れば現金収入にもつながりますヨ!!」 う~ん、ビンボー国ブルガリアでビンボーな友人たちに商売するつもりはないな~。でもカタログ上の値段でもかなり安いのに、その上さらにその卸価格で使えるなら安上がりだ!! その上、必ずオリフレームのセントラル・オフィスで直接受け取ることになるので「使用済み」のものを売りつけられることはないな~。ということでその「コンサルタント・ナンバー」を取ってみることにしました。

まず、ソフィアは乾燥地帯なので保湿クリームは必須アイテムですが、オリフレームで買ったものは当然のように内ブタが付いていて未使用・・・ ウレシ~!! あたりまえだけど・・・ しっとり具合も香りもイイっ!! 北欧の、冬場マイナスになる厳しい気候から肌を守るためのものだから、日本のものよりもサラッとしているのにしっかり保湿してくれているような・・・

Oriflame2 それから、シャンプー、リンスやシャワージェルなどのお風呂用品。スーパーで買うより安いものもあるので試してみました。が、日本人にない感覚のアロマや成分配合・・・ 「ディスカバー・チャイナ」と題して「さくらんぼの香り」のシャワージェル、それに「米&ココナッツ」や「アーモンドの香り」のシャンプー・・・ 極めつけは「竹&グリーン・オリーブ」のシャンプー&リンス。あまりに面白そうだったので使ってみました。ら、雨上がりの竹やぶの匂いがする~っ!スウェーデン人で雨上がりの竹やぶを歩いたことのある人はほとんどいないと思うけど、日本人の私にとっては蚊が出てきそうな匂いだ・・・ でも、使い心地は日本人の私の髪にもあうものでしたヨ。斬新~っ!! なのに何だか懐かしい・・・

そのキャンペーンをしていた「オリフレーム・レディ」(というのかどうか・・・「ポ0ラ・レディ」じゃないですが・・・)に聞くと、今ソフィアでは中国人のお客さんがすごいんだそうです。毎回何百レバ分も仕入れていくんだとか・・・ もちろん商売として買っていくんでしょうけど、それだけ化粧品に関心が高まっているのかもしれません。時々イリヤンツィ周辺で見かける中国人は最近ずいぶんオシャレです。流行りの高いかかとのウェッジソールに・・・ でも、お化粧は日本と比べるとすこしおくれてる? ずいぶん私よりも若そうな人なのに、まゆ毛もうぶ毛もお手入れナシ、その上もうシミ、目の下のシワ、クマが私くらいある人が多いです。UV対策も保湿もしてこなかったのかな? でも、経済成長のせいでそういう人たちも「最近、オシャレや美容に目覚めた!!」って感じなのかもしれません。

ちなみに・・・ オリフレーム、スウェーデンの会社ですがスウェーデン人の友人によると、「スウェーデンではブルガリアでほどはオリフレームはメジャーではない」とのこと。さらに日本ではオリフレームは事業展開してないようですが、中国には工場があって販売されているそうですヨ。

コメント (6)
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興味の(?)園芸

2010-09-13 15:57:24 | アート・文化

こんなタイトルの番組がありましたねぇ・・・ ブルガリア人を「脳内メーカー」で確かめると、80%を占めるであろうと思われるトマトとチュシュキ(ピーマンとかシシトウ的な)・・・ 昔アパートの隣人だったダニエラがヨーグルトの空き容器でトマトを育てていたような・・・ じゃあ、ウチでもできるかな?と、余っていたプランターを再利用してあまりにも日当たりのいい(!)窓辺で試してみることにしてみましたが・・・

5月末には市場でいろんな野菜の苗が売っています。トマトを植える時期にはもう遅くなりかけたほぼ6月に近いある日、市場でほぼ叩き売り状態の苗を買ってきて植えてみました。一つのプランターはトマトのみ、もう一つのプランターにはコンパニオン・プラントとしてバジルを。バジルの苗は結構余ったので部屋の中に余っていた植木鉢にも植えてみました。Tomatoandbasil

ウチの建物の裏から見ると、プランターになぜかトマトが植わっている我が家の窓が見えます。上の階に住むセルギ(おっさんです)が近所のおっさん達と下からそれを見て、「それじゃ、トマトはならないぜ」と叫んでいます。が、そんなの関係ないモン。だってほとんど叩き売りの苗だし、それに雑草がボーボーに生えたプランターが窓辺にあるよりいいジャン。それに第一、窓辺のプランターに上からゴミやタバコの吸殻落とすの、あんたのトコでしょ!!(怒)

しばらくすると花が咲き、いくつか実がつきました。「今年は花の時期によく雨が降ったので、花が落ちてしまって実がつかなかったのよ・・・」と、脳内メーカーで見ると98%トマトとチュシュキが占めていると思われる頻出のペルニックのエメは言っていましたが、ウチのプランターのトマトの花達はどうにか落ちずに済んだよう。でも、最初になった、結構大きな実はしばらくすると尻腐れ病になってしまいました・・・おいしそうに赤くなっていたのに・・・ そして残った実は・・・

Tomatosbythewindow 何とも小さい・・・丸くならず、何だか細~い電球みたい。だんだん赤くなってきたので食べてみたら、さすがに日当たりのよいところで育ったトマト!! 完熟の甘~い味がしました。が、これじゃ、プチトマト並みだ・・・ 連作はできないみたいだし、来年はトマトはやらないな。一緒に植えていたバジルも日の当たりすぎでバシバシ花をつけ、堅くなってしまいました。日当たりのいい部屋の中のレースのカーテンの後ろのバジルは何度もおいしくいただいてもまだまだ元気なのですが。Basilbythewindow

Rosenewshoots それからトロヤン焼きのお椀に植えたミニバラ。たくさんつぼみがあって白いかわいい花を咲かせてくれましたが、あれよあれよという間に新しいシュートが伸びて、間延びしたビローンとした感じになっちゃいました。これじゃ、盆栽どころじゃないよ~。そしてかわいそうなことにハダニがいつの間にかいっぱい・・・ ちゃんと水をあげていたのに、どこからわいてきたんだろう・・・ 枯れちゃうかな? ハダニ対策や植え替え、そしてかわいいミニバラ盆栽に仕上げるのに何かいい方法、ありませんか? これからどうしたらいいか、どなたか教えてください!!

コメント (4)
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