この電力不足の昨今、「この夏、どうやって乗り切ろう(汗)」と皆様もお考えのことと思います。ブルガリアとて同じ。収入を増やすことはできないのに公共料金は上昇中・・・
ただ、ブルガリアと日本の違い・・・ それはブルガリア人は形式や見た目を日本人より重視しないことかな。さすがにここ1~2年は背広上下の人をソフィア中心部では見るようになりました。が、首相のボイコ・ボリソフがテレビに映るとき、ネクタイしてるの、見たことないなぁ。 一応ジャケットを着てるから日本のクールビズみたいだけど年中いつもクールビズってのもねえ・・・ それにシャツがドレスシャツじゃなくて黒いTシャツのときも多いし・・・
でも、ここの所、日中は20度を越え、夏のような日差しの日が増えてきて・・・ で、ブルガリア人の男性達の服装の「ハヤリ」はというと・・・
ズバリ!! 「アディダス」!! 最近のスポーツ・ブランドのウェアはとってもオシャレ!! というわけでソフィア市内、ちょっと出てみると、上下、クツ、かばん、キャップまで「アディダス」という、男の子から八百屋のオッサン、はたまた街角でシャフ(チェス)に興ずる年金受給世代までいーっぱい!! 街はアディダスであふれていますネ~。
たしかに質のよろしくないB級の背広上下より、アディダス・ショップで買うジャージ上下の方がお高いですね~。そういうわけで、まるでフォーマルウエア兼オフィスウェア兼カジュアルウェアと、オールラウンドに着まわしてますっ!!
女の子達も、ピンクやブルー、パープルなどのカラフルなアディダスのウェアに身を包み、サングラスをかけ街を颯爽~と歩いているなあー。
日本もアディダスじゃなくても「ジャージ上下そろいなら国会もオフィスもOK」みたいになったら楽だろうなぁ~(無理だと思うけど)。
ただし、ブルガリアで不思議なこと・・・ ブルガリア人の多くはあんまりキビシくスポーツをしたことがない人が多い!! どんなに上下アディダスでも、女の子がテニス用スコートを街で身につけていても、あくまでもオシャレ用のようです。EU内のサッカー選手がアディダスを着こなすのを見てカッコイイと思う、というのは理解できますけどネ。
アラフォー世代の私。中学生の頃部活で運動させられていたものとしては、「アディダス」はあの頃の部のユニフォームという認識でしかありませんでした。ちなみに市内パザール各所で「ニセ」アディダス(例えば4本線とか・笑)も多く販売されておりますよ~。