おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

旬すぎて困るー!! カタツムリ料理したッ!!

2011-07-22 04:33:32 | ブログ

忘れもしない7月3日。以前サンダンスキに遊びに行ったとき泊めてもらった友人のダナイルとデスィが用事でソフィアに来たのでしたが・・・

「ポダラクだよ~♪」 ポダラクとはプレゼントの意・・・ この時期にプレゼント、まさかとは思うんだけど・・・ 

Stillalive 「ジャーン!オフリョフだよ~ん!!」 出たッ!! サンダンスキに行ったときにご馳走になった「オフリョフ」、つまりカタツムリです。大きな「ビラ」(スーパーマーケット)のバックごと渡されました。家に帰って、見るのもコワくてバスルームに置いておくと・・・ ガサゴソ、ガサゴソ・・・ ええっ!!! 生オフリョフ?(汗) 下ごしらえも何もしていない、とびきり新鮮なカタツムリ、というか、生きてるし・・・ ショッピングバックだけでは「脱走者」が出てきそうなので、上からカゴもかぶせました。案の定、カゴの内側はそういうカタツムリが登りはじめ・・・ ワあ~!! もう~イヤっ!!Escaped

ダナイルに、どうやって下ごしらえしたらいいか電話で聞くと、

「もうポスト(断食)は終わったからお腹の中には何もないはずだよ。後は洗って、ゆでて・・・」 と、いとも簡単に言うし~ あの形、ムリ~(汗)

でも、もらっちゃったものは仕方がないので何とかするしかない!!

サイトをいろいろ調べて・・・ ダナイルからいろいろ言われたことと総合して、何とかやってみました。

まずは水道水でとにかく洗うのですが、出るわ出るわ、どこに食っていたのか大きな石が・・・ それにウOコ・・・ 洗って洗って・・・ 大体きれいになったかなと思うところで今度は塩を撒きます。

Salted キューッっと断末魔の叫びを上げるカタツムリたち・・・ しばらく置いて水で塩を流すと、一緒にぬめりがぬる~っ・・・ ウウッ、気持ち悪い~

Boiled お湯を沸かして洗ったカタツムリを投入!! アクがすごい・・・ ゆで上がったものを針で殻から身を引っ張り出します。この作業はまるでビナ(巻貝)みたい。まぁ、私の中では「カタツムリって陸の上のサザエ的な感じかな~?」と思っていましたが、とんでもない!! 模様やキモいし、クルリンの色も・・・ グロいよ~(T0T)Takenoutofshell  

サザエなんて、海から獲ってすぐに壷焼きにして食べたっていいのに、カタツムリは断食>洗い>塩>茹で>殻ムキ>下ごしらえ、と、食べるまでにあまりに手間がかかりすぎ(怒)!! 

もう一度よく洗ってクルリンを取り除いたら下ごしらえ。ハーブやスパイスをいろいろと入れた白ワインでじっくりと低温で煮込みます。ここまで手間をかけた上に、いったん取り出したカタツムリをもう一度殻に入れ、その口にガーリックバターにパセリやエシャロットをたっぷり詰めて焼いて食べる・・・ サザエの壷焼きはしょうゆをたらすだけであんなにおいしいのに・・・Escargotdebourgogne

グルメの国フランス・・・ このカタツムリ、つまりエスカルゴは、「こんなものまでおいしく調理するって、俺達フランス人ってすごくねぇ?!」という誇りのために食べているのか? じゃなきゃ、こんなに手間のかかる、見た目もグロなもの食べないよね~!! ・・・まあ、日本でも、タコ、ウニ、ナマコ、それにちょっと種類は違うけど納豆なんかを最初に食べた人はえらいと思うけどネ~。

Bottled もらったカタツムリは全部でほぼ90匹・・・ ネットでいくつかレシピを調べて、上記のオーソドックスな「エスカルゴのブルゴーニュ風」で。でも食べ切れなかった分は、小分けして瓶詰めや冷凍に。でも、冷蔵庫や冷凍庫の中にあのグロいヤツがまだいると思うだけで気が重い・・・

Creamsauce 2回目にはマッシュルームと一緒にクリームソースでもいただきました。ブルガリアの固有種「マヴルッド」の白ワインと一緒に。クリームソースとカタツムリの食感、そして白ワイン・・・ なかなかいい組み合わせでしたヨ!

でも、まだ残ってる・・・ あとはトマトソースとコプリバ(イラクサ)でブルガリア風かな・・・

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夏真っ盛りに、プールに入りそびれる・・・

2011-07-19 23:49:09 | ブログ

サモコフでの用事を済ませて、さあ、ソフィアに帰ろう。でも、同じ道を帰るのはつまらないし、高速道路リューリンもできたことだから、ドゥプニッツァをまわって帰ることに。

サモコフからドゥプニッツァに抜ける途中には2つ、お気に入りの温泉があります。一つはベルチン・バーニャ、そしてもう一つはサパレバ・バーニャ。どちらもいい温泉なのですが、あまりに暑くて熱中症になりかけていた私.。熱くて効き目の強いお風呂なんかに入っちゃったらかまゆで状態になっちゃうよ・・・ ちなみにベルチン・バーニャは15分も続けて入っていると湯あたりするほど温泉成分が強くて、サパレバ・バーニャは100度以上のお湯が噴出する、バルカン半島屈指の熱い温泉なのです!!

でも、こんな温泉には夏の間屋外プールが開かれるのがブルガリア・・・ プールに入っていこうかな? と思ったら、水着を忘れてました(苦笑)。お風呂の準備をするときにプールの準備もしようかと思ったけど、そのまま忘れてた、チャンチャン・・・ でも、とりあえず、どんな感じか見てみよう!

Poolatbelchin サモコフからドゥプニッツァに向かう道から、ソフィアに向かう山の抜け道を少し入ったところにあるベルチン・バーニャ。温泉とプールのある通りには・・・ 通りの端から端までもうびっしり車が止まっています。プールの方は、外から見るとプールがどこにあるのか分からないほどの人、人、人・・・ まさに「芋の子を洗うような」という表現がふさわしい!! 新しいホテルもできてましたがここには温泉がひかれてるのかな~。

Saparevabanya2011 サパレバ・バーニャの方は・・・ ここは何年も前から改装工事をしていて、何回も試しに行ったのですが改装工事が終わっておらず、何回もフラレたところですが、今回行ってみると、温泉が改装オープンしている!! 以前からある由緒正しい温泉の建物に、ガラス張りの新しい建物をつなげて温故知新!! さらには・・・

Poolatsaparevabanya 以前の入口のほうに、やはりガラス張りの屋内温泉プール。それだけじゃなくてその隣に新しい屋外プールまでできてる!! そしてやっぱりここも人、人、人・・・ もちろんこの施設には家族風呂(バナ)もありますが、ゆっくり楽しむには水着を持ってきたほうが良さそうですヨ。

Stalkchicks プールを見下ろすようにコウノトリの巣が。ずいぶんと大きくなったヒナたちが窮屈そうに人間達の行水を見つめています。道端の木陰には牛達が・・・ 「暑いよ~、動きたくないよ~」と言っているようです。Cowundertree

せっかくサモコフに来たんだし、ここはサモコフ名物「じゃがいも」を買って帰ろう!! と、ドゥプニッツァを抜けて最初に道端であんずや桃、ネクタリンを一緒にジャガイモを売っているおばさんのところに立ち止まりました。サモコフのジャガイモか、と尋ねてみると、

Ladysellingpotetos 「サモコフのじゃないけど、この近くのセロで採れたのよ。おいしいわよ。」

それから真っ赤に熟れたトマトも!! ウチに帰って冷やして食べると・・・ これぞ庭で採れたトマトの味!! 惜しみなく太陽を浴びているので、皮はかたいですが甘さと味の濃さは格別でした!!

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夏真っ盛りに、高原の町サモコフへ! ~ちょっとヤフオク連動~

2011-07-18 18:21:11 | まち歩き

夏真っ盛りのブルガリア・・・ 毎日気温は30度を越え、天気予報では32度なんて言ってるけど、ホントは40度近くあるんじゃないの? という毎日です。からりとした天気なのでまだいいのですが、それでも夜は暑くて寝苦しい・・・

そんな暑い夏の日、急に用事ができたのでソフィアから60kmほど離れた高原の町サモコフへ出かけることになりました。以前はしょっちゅう行っていたこの町も、ここの所数年、ほとんど行ってないな~

Avtogarasamokov ソフィアからクネクネした川沿いの山道を走ること約1時間、サモコフの街は、土曜日ということもあってのんびりとした雰囲気が漂っています。冬はスキーリゾート、夏は高原の避暑地で有名なボロベッツという町の玄関口、バックパッカーの姿もちらほら。ここ何年か行かなかった間に大型スーパー「ビラ」や「サモコフモール」なるものもでき、やはり少しずつ変わってきているのでしょう。バスセンター(アフトガーラ)も建物が新しく、きれいになっています。でも、変わっていないものも・・・

4e6ma 街の中心、バスセンターのすぐ隣には古いジャーミヤ(モスク)。そして交差点の真ん中にあるチェシマ。高原の湧き水はとても冷たくておいしい!! ソフィアより少し涼しく感じても、それでもやっぱり暑いので、街の人たちはここに立ち寄っては水を汲み、水を飲み、そして身体や髪を濡らして冷やしていきます。

Pitsaavtogaraそれから、何よりも変わってなくてうれしかったこと!! それが、バスセンターの敷地にあるピザ屋さん!! ここは以前からの大のお気に入りでしたが、味の方は・・・ 変わっていないかな?

Opa6ka 見ていると、たくさんの人がこのピザを買いにやってきます。一つは受け取ってすぐにほおばりはじめ、あといくつも袋に入れてもらってお家に持って帰って食べるようです。丸い鉄皿で焼かれるピザ!! きゅうりのピクルスとマッシュルーム、ハム、カシュカバル(とろける黄色チーズ)ののった全部のせで2レバ、「アソルティ・ス・グビ」(ソーセージとマッシュルームにカシュカバルがのったもの・下の写真)で1レバ60!! そんなに高くないのにおいしい~。大繁盛のせいでどんどん回転!! ひっきりなしにジェットオーブンからでてきます!! お店のお兄ちゃんに「繁盛してるね!?」と聞くと、「ボロベッツにはウマいモンがないからね!」との事。避暑地のリゾートでは何でも高いだろうし・・・Roundpizza

ブルガリアではよくこんなピザスタンドにはケチャップ、マヨネーズ(!)、そしてマスタード(?)がたいてい置かれていますが、このお店は「シャーレナ・ソル」(ブルガリアの典型的ハーブソルト)とチリパウダーのみ。それをババッとかけて日陰に行って食すことに・・・ 

パクリっ!! ム~っ、焼き立てでウマいっ!! フカフカの生地だけど、ミミの所はカリカリのサクッサク!乗っかったチーズがトロ~~リ。そして具がジューシー!!! ああ、久しぶりの味!! あ~、1個じゃ足りないよー  

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高速道路「リューリン」開通!! と、その後・・・

2011-07-17 04:06:42 | まち歩き

Lyulinview ソフィア市のはずれ、場末感漂うリューリン地区。その場末感の原因の一つはやっぱり、リューリン地区の外を回っている「オコロブラステン・プット」(ソフィア外環道)のところから原野が広がっているからでしょうか・・・

その外環道のリューリンへの入口の所は長い間、高速道路の入口を作るための工事で、あっちに車線変更、こっちに車線変更・・・ ただでさえ混雑し、その上マナーの悪いソフィアンツィ(ソフィアっ子)ドライバー達が割り込みながら突っ込んでくるんだから。そしてペルニックに通うのによく使っていた「ヨーロッパ一の酷道」(笑)も、この高速道路の工事のせいで、ただでさえ穴ぼこなのがもっとひどくなって、道に穴がある、というよりは穴と穴の間の高いところを渡っていくような、まともにまっすぐ走ることすらできない、ホントに早くどうにかしてよっ(怒)!! 

そんなことを思っていた5月の半ば、トルコの会社が落札して建設していた高速道路「リューリン」がとうとう開通する、というウワサが流れてきました。1月のはじめ、それから3月にもそんなうわさが流れたけど、ちょっとした悪天候で道路に亀裂が入ったり、十分に土留めのされていなかった側壁の土が流れ込んだりで開通に「待った」がかけられていたから・・・ 今度もどうなのよ(フッ)。と思っていましたが。(今度こそ開通させないと援助していたEUから罰金を払わされることになるはずだったんだとか。) たまたまその交差点を通ってみたら、あれあれ、車が高速道路から出てきてる!! ホントに開通したんだね!! その日はボイコ・ボリソフ首相が開通式をした様子がニュースになりました。 

新しい高速道路、さっそく走ってみたい!! と、シュコーダ・フェリシアちゃんをぶっ飛ばして行ってみると・・・

Opencuttunnel おお~、これはすごい!! 山を削って通した高速道路!トンネルが何箇所かありますが、トンネルを掘った、というよりは一度全部切り開いて屋根をつけ、その上にまた土を戻した感じ。それだったら全部切り通しにすればよかったんじゃない? でも、今までペルニックに行っていたときのあの苦労はなんだったんだろう!! クニャージェヴォ経由のメインルート(国or「酷」際道路)では大渋滞、そして抜け道の、穴と穴の間を走る旧道=「酷道」で、ほぼ1時間かかったペルニックまでの道が、何と、何と!

13分でソフィアからペルニックに到着!! これならブラゴエフグラッド方面、そしてギリシャにもホントに行きやすくなります!! キュステンディルやサンダンスキの温泉にもしょっちゅういけそうだゾ!! ペルニックの高速道路上のマックにもすぐいけちゃう! そして帰ってくるときもウチのすぐ近所まで高速道路で一足飛びっ!! でも、やっぱり時々自転車やノラ犬、そして歩行者までいることがあるから要注意!!Walkeronhighway

でも、この高速道路の出口、これがクセモノであることが判明・・・ 外環道を通っているとやけに渋滞してる、そんなときは・・・ 高速の出口で事故、それもかなり大きな。なぜって? なぜならば高速から出てきた車に外環道の車が合流するところから最初の信号機(リューリン地区への入口)までの距離が極端に短い上に急に2車線が1車線になる!! そしてソフィアンツィの「我先に!! 道路でないとこでも何でも通って前に出るっ!!」という運転のせいで路肩に押し出された車がクラッシュ!!Endofhighway  

Crushedtruck 先日はギリシャからスイカをたくさん積んだルーマニアのトレーラーが大転倒!スイカを道にぶちまけた上に送電線の鉄塔をなぎ倒した!! そのときはその交差点のところから始まっているロムスカ・マハラ(ロマの人たちの居住区)からたくさん人がやってきて積荷のスイカを持って帰ったんだとか・・・(笑) そして、やっと鉄塔を建て直したと思ったら、また今度は桃を大量に積んだトラックがやっぱりクラッシュ・・・ 道端にはまだ荷台のパネルとゴミと化した積荷が。ホントにどうなってんのっ!?    

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アトリエ コスタディノヴィ

2011-07-07 17:21:13 | インポート

ブルガリアの画家夫婦、プラメン&ヤニータ コスタディノヴィPlamenandyanita

彼らの故郷、「屋根付き橋と石屋根、そしてライラックの町」ロヴェチ。その歴史ある街並や豊かな自然の素朴な美しさ。力強いタッチで描いています。フレームも彼らの手作りです。

プラメン、ヤニータ二人ともブルガリア、ソフィアの芸術アカデミー卒。絵は直筆油彩で美術品としての認定を受けています。また版画や彫刻の作品もございます。

アトリエ 「コスタディノヴィ」の作品をご紹介いたします。

Bridgedrawingwithflower屋根付き橋

Varoshahouse 「ヴァロシャの家」(油彩 キャンバス 150mm×200mm・額付寸265mm×220mm) 石屋根の家、ライラックの頃

価格(参考):6100円(送料別800円)

Sunflower 「ひまわり」(油彩 キャンバス 160mm×130mm・額付寸205mm×175mm)

価格(参考):3800円(送料別600円)

「屋根付き橋」、「石屋根の家」、「風景画(草原など)」、「静物画」など、テーマとサイズ、ご予算などのご希望をコメント欄にてご相談ください。(ご相談いただいたコメントはコメント欄には表示されませんが、確認次第こちらから hotmail アカウントにて、いただいたコメントのコピーとともにご連絡差し上げます。) ご相談いただいた内容をアトリエ・コスタディノヴィにお取次ぎいたします。

基本的に絵のサイズをお決めいただき、テーマに基づいてご予算をお伝えするか、ご予算とテーマをお伝えいただいてそれに基づいて絵のサイズを決定する形になります。

絵はアトリエ・コスタディノヴィから直接発送いたします。上記の送料はブルガリアからの国際郵便(書留利用)での料金です。EMS利用ご希望の場合は追加料金が必要になります。

あなたのお部屋にブルガリア・ロヴェチの風をお届けします。

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