今年も気になっていた「オバケ沼」のコウノトリたち・・・3年連続で「ひかる」君が、昨年からのパートナー「レイ」ちゃんと子育てに励んでいます。今年も去年同様、かなり早いまだ寒い季節に巣の修理をはじめ、ヒナたちがかえったようです。
でもやっぱり今年も子育て環境は厳しかったのでしょうか、3羽かえったヒナのうちの1羽はうまく育たず間引かれたらしい・・・ 寒かった時期は子供たちだけでなく親たち自身の食べ物を探すのも大変だったようですが、暖かくなって動物も増えてきたようで、田植えの始まるこの時期、トラクターの後をついてエサを探す、というブルガリアでよく見た風景が見られることもあるそうです。
急に30度近くまで気温が上がり、その次の日には16℃までしか気温が上がらず寒い・・・また1日ごとに晴れと雨が入れ替わる、なんて変な天気を繰り返す今日この頃ですが、気温がそこまで上がらずしかも雨が降らない、というロングライドには絶好(?)な日にロードちゃり子ちゃんで出かけてみました。でも、G県K市からT県の栃木市や小山市まで、渡良瀬川沿いのサイクリングロードは通らず。だってなんだか工事中のところも多いし何せ途中休憩できるコンビニがないから、なるべく直線的に走りやすそうな県道を選んで、オバケ沼に藤岡大橋側から入ります。
今までコウノトリを見に行ったときには開いていなかった「コウノトリ交流館」、今回初めて営業日にあたったので、オープンと同時に訪ねてみました。「ひかる」君は最初はデコイで遊んでいたのですが、
ここがホントに気に入ったらしく生まれ故郷の野田からお友達を連れてきました。その中に最初の奥さん「歌」ちゃん
(出身は徳島ですがその時は野田にいたらしい。いまでは「死して皮を残す」ではないですが、交流館で剥製として「羽を残し」ています・・・ちょっと悲しい・・・)、そして後添えの「レイ」ちゃん、それに後ほど触れる「カズ」君も含まれています。「交流館」の係の方によると、「(今住んでいる)巣塔に絶対に住むんだ!と心に決めていたんではないか?」とのこと・・・(ひかる君にインタビューでもしたのかな?笑) オバケ沼にコウノトリが定着したのはこの「ひかる」君によるとこ大だったんだねぇ!そしてここで「コウノトリ見守りライブカメラ」の映像が見られましたが、これ、小山市がYouTubeでも配信してるので、どこからでもライブでコウノトリ家族の様子が観察できますね!
さて、今年のオバケ沼のコウノトリたちの大きな話題が、「新しいペア誕生」。
前に述べた野田生まれの「カズ」君と、足環のつけられていない、「足環なし」ちゃんとか「わっかない」ちゃんと呼ばれているコ。アタシがいつもチェックしてる「コウノトリ市民科学」というサイトでは「U」と表示されています。名前もないし性別もわからないけど、カズ君と一緒にいるということは女の子なんでしょう。渡良瀬遊水地北エントランスからすぐに見えるところに、こちらは栃木市が建てた新しい人工巣塔(ひかる君とレイちゃんの巣があるのは小山市)をマイホームに決めたようです。今度は栃木市が「特別住民票」、発行するのかな?そうなると奥さんの名前はどう登録されるんだろう・・・?(笑) 二人で巣を居心地のよいところになるよう鋭意作業中!
1羽が時々巣の周りに降りて巣の材料を探しているようです。
多分柔らかい草を運んでるんでしょう。
はじめは巣の周りでしたが、しばらくすると・・・あれれ、なんだか人間がいる方向に少しずつ近寄ってくるよ⁈
「あたしのこと、写真にお撮りになるの?じゃぁ、もう少し近づいてあげようかしら?上手に撮ってねっ♡」って感じなのかなぁ・・・? そして、ふゎあ~と飛び立つと、
何と!アタシの前を飛んで、50メートルくらい先、車も通る道路からほんの数メートルのところにある大きな朽ち木(多分…岩じゃないだろうし)に着地!!
この時と同じくらいの近さ!! この時とは直線距離では同じくらい? ブルガリアでのコウノトリとの距離に匹敵するくらいの距離に飛んできてくれるなんてアタシ、感激~!!
この朽ち木の長い枝が欲しかったのか、それともこの中に何か食べ物があるのか、しばらくここに留まってくれました。アイドルの撮影会みたい(行ったことないけど、こんな感じなのかなぁ)? でっかくて長い望遠レンズがない悲しいコンデジローディーのアタシにも撮影の機会を与えてくれました。ああぁ、こんなに近くに来てくれるなんて~!! 超ウレシい~~っ!(ってアタシのために来たんじゃないだろうけど。そう思わせといてネ!)
写真を確認するとこのコには足環がない・・・ 野田や兵庫、徳島で人間にかかわって育ったコではないのでしょうか?人との距離感にも少しずつ慣れていってくれるといいなぁ。この新しい「アベック」(というかペア)、居心地のよい巣が完成して、そこで卵を産んでヒナをかえしカップルとして子育てをはじめるでしょうか?最初にひかる君が歌ちゃんと子育てしたのは5月もずいぶん経ってからだったから、まだまだ期待できそうですが・・・ これからも見守っていきたいです。
ステイホームのおトモに、と購入した、アタシのように(?笑)動きのよくないアラフィフのNゲージ蒸気機関車・・・ 車輪を掃除して、まだ生きていることを確認して、ゆっくり「全検」・・・、というか、ほんとにあまりにゆっくりしすぎてそれから1年以上目の前に置きっぱなし。やらなきゃなぁ、と思いつつも・・・。なぜって? これ、KATOのC62旧製品なのですが、分解掃除に最初に立ちはだかる難問、それがボディーとロッドを外すこと!! これがコワくて手が出せなかったんですよ。
先人たちのサイトやブログを読み漁り、重い腰を上げてイザっ!! ボディーを外そうと・・・あれっ、うまくいかないっ!・・・パキっ!! あっ、やっちゃったぁぁ~!! 分解する時一番やりそうで、そしてやっちゃいけないこと、
デフが折れた。あぁあ~、薄いプラスチックだからねぇ・・・
でも、気を取り直して、より精密なドレスアップパーツをつけてあげよう!! ホントにブルトレを牽いてたころのC62になるようにっ!! てことでヤフオクや通販で探したパーツたち。
特に気に入ったのがこれ!!
ホンモノのC62の先輪みたいに黒くて小さな穴が開いてる!って、ただの、いつもの一点豪華主義。笑
すでに本体の値段を越えてしまってる(笑)このアラフィフのC62旧製品、動輪3軸全部がギア駆動でロッドはプラスチック。このモデル、ゴムタイヤついてないはずなんだけど・・・なぜか3軸目にゴムが。あれれ?もう前にいじられてたのかなぁ?
ロッドを外すときもちょっとの油断で小さなピンを「ピ~ンッ」(笑)と吹っ飛ばしてしまいました。まぁ、ピンは買い置きがあるから、とタカをくくってると、新しいSLの部品とはサイズが合わなかったぁぁぁっ!! 机の上を全部片づけて掃除してやっとのことで見つけました、ふぅっ。
部品を外してみると、最初に来た時の外見とは違って、ホコリなどは詰まっておらず意外とキレイ。もう一度全部の車輪をピカピカに磨いて、軸受けに本体側も、アルコール、レールクリーナでしっかり磨いた後に、Nゲージ界で話題(?)のATFを少々・・・
ボディーを外している間に汽笛や、
標識灯に手すり、
それに金属製のデフもつけて・・・
さあ、組み上げて走らせてみよう・・・ あれっ?なんか部品が足りない⁈ と思ったらロッドが一本、ポロリと外れて線路わきに。つけてもつけても外れるゾ、と四苦八苦しましたが、よく考えてみるとリターンクランクの角度がおかしいんだ。エキセントリックロッドとメインロッドを外し、もう一度リターンクランクの角度を考えて取り付けると、それから外れてはいません。
復活したC62、「ポポO」に連れて行ってデビューさせようかなぁ、と思ったけど、貸レイアウト上でロッドがなくなったり、こけたりしたらヤダなぁ・・・ ということでウチのお座敷レイアウト上でブルートレイン牽引!! 山陽本線を走っていた「あさかぜ」号!! 昔、中国地方に住んでた頃に、あさかぜ号が走ってるのを見ると仕事に遅刻する~ってママチャリをぶっ飛ばしたもんでしたが(笑)。SLがブルトレを牽いていたのはアタシが生まれるよりずっと前!
でも時々脱線するからいたわってあげないと・・・なにせアタシとおんなじ「アラフィフ」!!だからねっ!!
おまけ;岩徳線普通列車を牽くC62
碓氷峠を再現したジオラマや、高崎の名所を盛り込んだレイアウトで有名な「ポXン」高崎のレンタルレイアウトでウチの復活Nゲージブルトレに走ってもらいました!!
「アゴ割れ」の古い電気機関車!轟音を立てて爆走!
J毛かるたの「ひ」でおなじみ白衣観音やイオンモール横を通過する「はくつる」。でもはくつるは高崎通らなかったからありえない。笑
つい数年前までブルガリアという東欧の小国に住んでいたものとして、ウクライナの戦争は他人ごとではありません。ニュースで出る、爆撃によって破壊される住居棟の映像を見るたびに、「あ~、ブルガリアでアタシが住んでた建物とソックリ。」・・・
東欧では普通、こうした建物には「マゼ」という倉庫があります。たいがいそれは地下室で、そこには秋の間に収穫した野菜などを保存食としてビン詰めにしたものが置かれています。そういうところに避難してるのかなぁ?でもマゼは寒いよな~。暖房もトプロフィカツィア(集中給湯方式)が通っていたらあったかいけど、もう止められてるだろうし。その大変さが少し想像できる部分もあるのでさらに心が痛みます。
ブルガリアも避難民を受け入れているんでしょうか、国として・・・?EUで唯一のキリル文字の国で、言語も文化も近いので住みやすいでしょうが、なにせブルガリアはビンボー国で仕事などのお世話はできないかもしれません。
ブルガリアにいたころ近所にいたウクライナ出身の友人たちにSNSで連絡を取ってみました。「向こうにいる親類、友人の皆さんは大丈夫?」
今のところ友人たちの直接の家族や友人、知人の中で亡くなった方はいないようですが、関係者がこちらに身を寄せている、という形で避難してきているそうです。ハリコフやオデッサなどから出て来れているようで、よかった~!!
なんでもこれからブルガリアにもNATO軍が多く駐留するんだそうですが、ブルガリアの黒海側はロシア人も多く住む区域。何かやりきれない気持ちになります。ソフィアにもロシア人、結構いたし。「ベリョーシュカ」というロシア食材ショップで買ってたこのチョコレート、
日本でも「業スー」で手に入っていましたが、これもロシア製だから手に入らなくなるのかなぁ。ソフィアのこのロシア食材店、チェーン店で、アタシのよく通ったお店は店員がモルドバ人で、「ここでペルメニが手に入るのよ~!!」って喜んでウクライナ人たちが買い物に行っていたものでしたが・・・ (ちなみにアタシはこのペルメニのことを餃子と呼んでいました。笑) ちなみに日本でもそんなショップがあって、友人がお菓子やお茶を贈ってくれました。そのお店の名前が「赤の広場」!! 銀座店はこの名前のせいで嫌がらせにあったそうですが、店員がウクライナ人、というまったくシャレにならない話も・・・
でもウクライナ人は今までず~っと苦労を重ねてきていて、芯の強い、たくましい人たちだから、国難に負けずにがんばってほしいものです。
ちなみに・・・G県K市にもウクライナから避難してこられた方がおられるとの事・・・
近所にこういうお店がありました。このお店の関係者の方かなぁ・・・? 遠い国まではるばるおいでくださいました・・・でも、あまりの田舎でガッカリしてないかなぁ、ちょっと心配です・・・
と言っていたら、ブルガリア在住でドネツク出身の友人からメッセージが・・・ でもブルガリア語で書かれていなかったからはっきりとは意味がわかんない・・・(T0T)
いよいよ桜の開花宣言が出ましたね~!! コロナ禍がはじまってから何度目かの春。去年の桜はろくに花見もできない感染状況でしたが、今年は少し先が見えてきたような気がしてウレシイ~♪ あとはコロナの特効薬でもできればいいのかな~? ということで、ディスタンスを保ちながらできる運動の中でも一番やりやすいものの一つ、ローディーでポタリング。ロードちゃり子ちゃん「1号」と「V3」でG県K市からお隣T県まで出かけました。
渡良瀬川沿いのサイクリングロード~♪ 足利市に入って2つ目の橋を過ぎ、高速道路の橋をくぐると競馬場跡地の公園に日赤病院、そして渡良瀬橋!そして歌の歌詞にもある八雲神社に、「床屋の角にポツンとある公衆電話」。ローディーでも行きやすい街。「モヤさま」や「ゴリパラ」好きな人なら橋のたもとにある歌碑のところでボタンを押して、流れるメロディにしみじみできるのですが・・・ それはもうやったから今回はパスして市中心部へ。
そういえば入ったことなかった足利学校。今日は入ってみよう!サイクルラックもあります!!
興味深いのは、ここで教えられていたのは主に易学と兵学!!
軍師を育てたんだって!! へぇ~!! だからなのか、孔子の像のある建物の前には帝国海軍提督3名(そのうち一人はあの、「バルチック艦隊」を打ち破ったところの東郷平八郎大将!)の手植えの月桂樹があります。あとは去年の大河、新しい1万円の渋沢栄一も論語つながりでこの学校に揮毫を残しています。
この足利学校周辺もステキ!! 古い建物をリニューアルしたカフェや雑貨屋さん~♪
鑁阿寺にはいっぱい魚がいるぅ~!! これはおさんぽにピッタリ~♪
まだ回り切ってないとこ、いっぱい・・・ その日はまだ満開ではなかったから、もう少ししたらまた来ちゃおうかな?