おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

首都ソフィアで秘湯探し(2)~ソフィアのリゾート「パンチャレーヴォ」で朝湯酒?

2016-06-28 07:00:50 | 温泉ブログ


ソフィアには中央の温泉だけでなく、クニャジェヴォ、オフチャ・クペル、ゴルナ・バーニャ、ゲオ・ミレフなどいろいろお風呂の施設があったようです。今はどれもお風呂としての機能は全くなくなってしまったようですが(クニャジェヴォだけはまだワタシがこちらに来てしばらくはやってました)、それでも多くの人が温泉水の効能を信じて水を汲みに大きなボトルをさげてやって来ています。 ソフィアの奥座敷ともいえるバンキヤでは、ホテルなどには温泉が引かれているところがあるようですが公共の温泉施設は廃墟。中心部をキレイにした時(たぶん、ここ出身の首相ボイコの肝いりで・・・)に旧温泉施設で映画フェスティバルをしたり、町の中心部の公園の横に大きなプールを造ったりしていますが・・・

打ち捨てられた温泉施設の中を撮影した映像を見つけましたが、息をのむほどキレイ・・・ ホント~にもったいない・・・ どうにかしてもう一度温泉として復活してくれないかなぁ・・・

唯一ソフィアで残っている公共の温泉施設は、ほぼソフィアのはずれ、外環道からサモコフに行く道に入ってすぐの「パンチャレーヴォ」。ボートやカヌーの練習をしている大きなダム湖のほとり、バス通りから湖の方に少し下がっていくとまずは温泉水を使ったプール。

夏はここ、ホントにたくさんの人でにぎわいます。でもワタシのお目当てはここじゃなくって・・・ このもう少し奥!! プールのフェンスに沿って小道を入っていくと・・・

外はサイディングできれいに改装されていますが、さすがは古い温泉施設のはず、屋根がやっぱり古い感じです・・・ その横をさらに進むと、湖のほとりの出てきて、そこにチェシマ!! 

湯気の出ている硫黄のにおいがほんのりとする水が湧き出しています!! このチェシマのところでのんびりと日向ぼっこ(しかも水着だったりして。湖には入って泳げないのに、ですよ!)したり、家に持って帰るために汲んでる人や、ここで服を脱いで洗濯し出す人まで・・・

湖畔にはいろいろな建物が・・・ ここって昔はソフィアの近くの一大リゾート地だったんだろうなぁ・・・ この温泉施設のすぐそばにも湖に浮かぶあずまやとそれにつながる橋。

でも崩壊寸前で「この橋わたるべからず」・・・ まあ、今でもこの周りにはカフェ、レストラン、ホテルやこのダム湖を使ったスポーツ施設、別荘地もあり、ソフィアっ子たちの憩いの場ではあるんですがね。

さァーて、温泉そのものにはいってみよーかーっ!! 

中もけっこう最近改装されたようでとってもキレイ!! 男女別の公共浴場に入るなら一人5レバ。家族風呂なら12レバ。制限時間は1時間だけど、温泉成分の強いお風呂なので1時間あれば十分効果を感じられます。実はそんなに早起きしなかった午前にのんびり家を出てソフィアの反対側にあるこのパンチャレーヴォまで少し渋滞するところがあっても1時間くらいで行けました。それでもお風呂にはたくさんの先客が・・・ まさに「ペンショネルスカ(年金生活者)・ラボタ」で入ってる人で一番若いのがワタシ(笑)!! そしてワタシが出るタイミングでドドドワ~っとまたペンショネーリが!!

温泉施設の横には売店。ここはクロワッサンやジュースにコーヒーだけでなく、ビールもあり、何と!! パルジェニ・カルトフィ(フライドポテト)やケバプチェ、シシチェ(串焼き)などの軽食も食べれます。湖から吹いてくるさわやかな風!風呂上りにビール!! 

ちょっとお下品だけど「ケツテロ」と有名になったあのドラマじゃないけど、「真っ昼間の銭湯上りのビールっ!! これに勝てるヤツがいたら連れてこ~いっ!!」・・・ を通り越して「ゆったり朝湯酒」!! 朝から温泉に入ってビールでプハ~っ。日本でこんな事したらホントに「あぁぁぁぁ、申し訳ないっ」ですよ~、ホントにワタシって夜食テロの「井之頭五郎」さんや「昼のセント酒」で完全にQ住~ルに支配されてるワぁ~・・・ 

このパンチャレーヴォ温泉、ソフィア市内ならば地下鉄とバスを乗り継いでもいけます。ホントに「ゆったり朝湯酒」できますよ!! やってみますぅ? 始発の地下鉄とバスを乗り継いて、やってみよっかなぁ~(ちなみに7月はじめから8月半ばくらいまで改装工事のため偶数日は女性専用、奇数日は男性のみの利用になるそうです。行かれる際にはご注意ください・・・)  

 

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ストレス解消にっ!! ベランダでたこ焼だっ!!

2016-06-24 13:05:16 | 食・レシピ

暑い~っ!! ブルガリアの首都ソフィアは海抜500mくらいと言われていてけっこうな高地ですが、ここのところの暑さっ!! つい1か月前まで気温は日中20度くらいだったのに、あっという間に倍の40度近く!! この高地でこの暑さだったらトラキア平原のプロヴディフなどは+5度くらいかも~っ!! まだ体が慣れませーんっ!!と、文句ばかりのアラフィフのアタクシ・・・ いろいろあってちょっとストレス解消したい・・・ ストレス発散というとすぐ食べること呑むことになってしまう・・・ こんな時は例のアヒージョをやったたこ焼き器で、今度はホントにたこ焼!! でビールで流すときっといいだろーなーっ!!

でも、タコはどうしよう? 魚屋さんで生のタコをいつも売ってるとは限らないし・・・ あっ、そうだ!カウフランドでシーフードミックスみたいなのを買ったら、 全部がタコっていうわけじゃないけど中にはタコも入っているはず。そしてその他の具はアヒージョに入れたり、ちゃんぽんやシーフードカレーにも入れれるし・・・ 第一たこ焼に入れてもおもしろいし!! そういえばずーと前に日本にちょっと帰国したときに友人たちのところで何度もなぜかたこ焼パーティーをしてもらったなァ・・・ 誰も関西出身者はいなかったけどねぇ。そんときはタコの他にお餅やウィンナーなんかもいれてたな・・・ 生地は「たこ焼粉を使わずにおいしいたこ焼」で検索するといっぱい出てきます。 紅生姜がないのですが、青ネギはちょうど友人のダンチェが庭の青ネギをブチブチ抜いてくれたのがあり、鮮度抜群!! これを刻んで入れようっ!! 

ベランダに置いてあるガスコンロの上にタコ焼き器をセットして油をたっぷりめにひきます。最初にやったときはどうも「油少なすぎ&タコ焼き器がまだ十分に熱くなってなかった」という訳でうまくいかなかったけど、今度はうまくいきそうだーっ!!

たこ焼は中がトロット熱々なのがおいしいですヨネ~っ!! 具のタコの足は1回分以上はあったなっ! 最後の方には少し上手に焼けるようになったのですが、でもコツをつかんできたころには「スリミ」(=つまりはカニカマ)とかちっちゃなエビとか・・・しか具がなかったのですが、おいしくできました。カニカマやイカは具としてOK。でもムール貝はたこ焼にはないなァ・・・ 口に入れると・・・ オオ~っはふはふっ!! あっちっちーっ!!って、ここでビールを・・・ くう~っ!! うま~いっ♪

今年の夏はもう何回かベランダでたこ焼だっ!! ストレスのもとも忘れるほど集中してたこ焼をちまちまクルクルまわして・・・ あっ、でも近所の人たち、お向かいのビルの人たちがウチでベランダでたこ焼きしてるの、どう見えるのかなァ~・・・

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のどをうるおすっ!! 大人のサイダー?

2016-06-19 19:09:07 | 食・レシピ

どこのスーパーも近所の人のみが利用する、顔見知りしか来ない首都の田舎村ナデジュダ区・・・ ワタシを含めオッサン、オバサン世代が多いっ!! 急に日中35度を超す日も出てきた6月半ば、この世代はビールで大人の「ティータイム」です。

やっぱビンビールがペットボトルのお徳用サイズよりも割高だけどおいしい気がします。それにビンを返せばビン代はひいてもらえるしね。こういう時に近所に大型冷蔵庫の備わったスーパーがあるのはウレシイ!! わざわざ買いだめする必要ないもんネ。「のみたいな~」と思ったら小銭片手に空きビンもってタターッと買いに行けばいいし!!

このビンビール界(?)に最近割って入ってきているのがまたもサイダーっぽい甘めでアルコール度数の低い飲み物。日本のサイダーは炭酸清涼飲料だけど、それっつーより「シードル」っつーんすかね? 果物からつくられているらしいスイートでさわやか、だけどちょっぴりアルコールが入っててっていう・・・イギリスではポピュラーな飲み物で友人宅のランチでは必ず出てきていた飲み物。またフランスのホールセール「カルフール」がソフィアでまだ元気だったころにはよく買っていたのですが・・・ ブルガリアでは去年あたりからぼちぼち出てきていたのですが、今年に入って見つけちゃったのが、「クラデツァㇳ・ナ・ヤボルキ」・・・つまり「リンゴどろぼう」という意味で、ラベルにはキツネっぽいシルエット。

かわいい~っ!!! ブルガリアではキツネはリンゴを盗るのかな? キツネはブドウが大好物、って聞いたことあるけど、リンゴは・・・まーさーかーねェ? 飲んでみると、甘~いっ!! 「ファンタ」クラスの甘味度はありそう。それに他のビール会社もこぞってチェリー味やミント味、ベリー味などを出してきました。昨年までの「ラドラー」、つまりビールを柑橘系の炭酸飲料で割ったっぽいのではなく、最初っから果物から醸造された炭酸入りアルコール飲料です。

さらに!! ノンアルコールビールも売り出し中!! いろいろな所に広告が出ています。何かダイエットにもいいそうな。そして「オール・ゼロ」なんてのも出てますねぇ。日本ではもうおなじみですよね。こちらではノンアルコールといいながらアルコール度0.5%のものが多く(日本でも1%未満はお酒じゃない扱いだしね。)、500mlのロング缶で、やはり1レバ(≒70円)といったところです。

ウチの近所の食料品店「ハニー」でこのノンアルコールビールを買ったら、お店のおねえさんが、「これ、ノンアルコールだけどいいの?」ときいてきました。イイんですっ!! 昼間っからふつーにアルコール度5%以上のビールを飲んでも何も言われないブルガリアでは、ノンアルコールビールは逆に「大丈夫?分かって買ってる?」ときかれてしまうんですよね~・・・ 

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このキョフテ、何のキョフテ? 気になるキョフテ・・・

2016-06-17 13:21:41 | 食・レシピ

今日も首都の田舎村ナデジュダ区・・・ 庶民の街リューリンからこのアパートに引っ越すのに手伝ってくれたおじさんたちとその家族にお礼を、と小さなパーティーに招待しました。引っ越した後このアパートがどうなったかお披露目もしてなかったしネ。そのお客の中に頻出の「ヴォエンナ・ジェナ」(軍人気質の女性)リリもいたのですが、彼女が「特別なものを持ってくるからっ!!」と・・・ 期待していいのかなァ?

そして持ってきたのがこれ!! ジュルト・カンタリオン(女性によいと言われるハーブでお茶にするとイイ)と、そしてキョフテ。「一つのパックの方は辛くて、もう一つの方はぜんぜん辛くないから」とのこと。

見た目普通。食べてみても、普通・・・ う~む、ちょっとトロみがあるような気がするけど・・・ でも何か特別なものが入っているようには見えない・・・ 

って、なにこれ? 普通のキョフテと違うの? (答えはWebで・・・じゃないけど、後で追加しますヨ!! 乞うご期待!!)

6月17日追記・・・ 実はこのキョフテ、日本人の友人たちにふるまいましました・・・ それも材料名を伏せて・・・ 「ウチもたくさんもらったので、おすそ分けで・・・」っていうことで。感想は? 

「ハーブの味がしてなかなかおいしかった」とのこと。でも何が材料かは食べただけでは分かんないよね~。「実は、エスカルゴのキョフテなんですよー。」 そう・・・ このキョフテ、例の「ヤツ」の体をミンチにしたのがメインの材料・・・ (ちなみに、「ヴォエンナ・ジェナ」のリリ、以前に「オフリョビなんて食べないっ!!」って言ったブルガリア人の友人にこの同じレシピで、もちろん材料名を伏せてごちそうし、完食させたそうです。笑) でも、たぶんリリはこのメインの材料だけでなくハーブなどもおそらく自分のセロの近所で摘んできたものなのでしょう・・・ 「オフリョヴィだけだとさっぱりしすぎるから油も足してるのよ」とは、彼女のこだわり。ほぼ100%自分で集めた「超天然素材」でおいしさをリリなりに追及!! ある意味、「E(エ)タタ」(=ブルガリア語で合成着色料や合成保存料の総称)を全く含まない「Bio」なんとかもびっくりの健康食なんですっ!! 最近「カタツムリは美容にいい!!」とかっていって化粧品にもなってるしネっ!!

う~む、それにしてもこのキョフテのために何匹の「エスカルゴ」=「オフリョフ」=つまりカタツムリが必要になったのか・・・ 相当集めないとこれだけのキョフテにはならないはず!! でも、このキョフテのおかげで開眼!! ここまできちんと料理してあるカタツムリは初めてだし、こんな風においしくなるんだっていうのはホントに大きな発見でした。だって、あの形がないんだもん・・・(笑) 

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ユーロ2016~ブルガリアは出てないけどネっ!!

2016-06-14 13:35:59 | サッカーワールドカップ

カテゴリーがちょっと違うけど・・・ まっイイや、おんなじサッカーだし(笑)・・・

サッカー大好きブルガリア人!! 今年の欧州選手権がはじまりました。日本では最近キリンカップでブルガリアはサムライブルーに負けまして、7対2で・・・ イタリアで活躍する長友選手に絶好の「アモーレ」アピールのチャンスを提供してしまいましたねぇ。 その後もブルガリアチームは全然いいとこなし・・・ デンマークチームにもぼろ負け・・・ こういうことになるとちょっとブルガリアのサポーターはつまんなくなっちゃう・・・ ボコられすぎてさすがのブルガリア人の友人たちも一人しか「日本に負けた~(涙)」と言ってくる元気なし・・・

でもこのUEFAの大会「ユーロチャンピオンシップ」はけっこうマジな感じの大会で、見てるだけでもスゴイから別にサポートするチームがいなくても観戦するだけで結構楽しめちゃいますヨ~んっ!!

スーパーの広告も「おうち観戦」をサポート!! 大型の液晶テレビをこの際買いませんか?とか、観戦のおトモにポテチ、サラミ、大きなペットボトルのビール、はたまた出場国ドイツ、ベルギー、チェコのビールもどおーっすか?っていう勢い!! そしてなぜかカシュカバル(黄色いチーズ)。観戦しながらチーズかじるのかァ? 商魂たくましいゾ~っ!! まァ、でもそんなお金もないっていう面々におすすめなのが、オープンエアのカフェで野外モニターやプロジェクターで大きなスクリーンに放映しているところ!! 我が田舎居住区ナデジュダの「セヴェレンパルク」(北公園)内にもありました~っ!! 何とウチから徒歩10分だっ!!

EURO2016フランス大会が始まった最初の週末。その日は夜10時からドイツVSウクライナ戦。ちらっと見に行ってみると・・・ 真っ暗な公園の中にひときわ明るく浮かび上がるカフェ・・・ ボチボチ人は入ってますね。ナデジュダ区に引っ越してすぐから注目していたこのカフェ、液晶モニターも何カ所かおいてあり、その上の大スクリーンでゴキゲンな観戦環境。

大声で騒いでもここはけっこう公園の真ん中の方なので近所迷惑にはならないでしょう。

ここのカフェ、コーヒーやジュース、コーラのほかにビールやワインも「ナリヴナ」(グラスに注いで売る方式)があります。その上、強いお酒、ウォッカやウィスキーもショット売りされています。おつまみ程度の揚げ物、ポテト、軽い肉料理、ナッツやチップスもそろっています。

ドイツは勝ちましたが、あんまり関係ないからか盛り上がんないな~・・・でもビールは小カップで1レバ50(≒100円)。注いでくれたお店のモミーチェはサッカーきらいなようで、「まだ1か月もあんのよーこんなマッチがっ!! ウジャス(=最悪!)」だそう・・・ あまりにウジャスなので顔出しNG!!で手のみの出演(笑)ビール注いでるところだけは撮らせてもらえましたが・・・

でもこれから好カードがあればもっとこのカフェも盛り上がるのかなっ?とにかくここのカフェ、好きです。 


 

コメント (6)
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