MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

『「暮しの手帖」とわたし』

2016年04月28日 | BOOKS
『「暮しの手帖」とわたし』
大橋鎭子 (オオハシ シズコ)
暮しの手帖社
(単行本)
[ポケット版]『「暮しの手帖」とわたし』
大橋鎭子 著
暮しの手帖社


 朝ドラ「とと姉ちゃん」のドラマのモチーフになった1冊です。

 もうずいぶん前に読んだのですけれど、ドラマを見て「あれ?こんな子ども時代だっけ?」とまた手に取りました。
 ドラマで描かれている子ども時代はだいぶフィクションなんですね。
 ただ、同じ時代を生きた多くの女性・男性の要素というかエッセンスを集めてドラマのストーリーが構成されているんだなぁと感じます。

 この1冊を読むと、さらにドラマの展開が楽しみになります。
 たくさんのエピソードを、どう描くのか。あの人物の登場はどんな感じになるのか。
 ワクワクします。

 単行本の表紙の絵は、花森安治氏がアメリカ視察旅行中の著者に送ったもの。社内の仲間からのメッセージも小さな字で書きこまれています。
 本の後ろ4分の1には、「暮しの手帖」の担当記事やあとがきも付録として収録されています。
 そうそう、巴里コロンバン銀座支店のホットケーキレシピも載ってますよ。
 雑誌からの抜粋記事の部分だけ紙の色が違うのは、雑誌と同じ紙質なのかなぁ、とふと思いました。前に読んだときには気付かなかったのですけれど。

 
 

 
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『老嬢物語』『いたずらおばあさん』

2016年04月17日 | BOOKS
『老嬢物語』
たかどの ほうこ:文・絵
偕成社

『いたずらおばあさん』
高楼方子(たかどの ほうこ):作 
千葉史子(ちば ちかこ):絵
フレーベル館


 「『老嬢(ろうじょう)』とはなんぞや?」と思いつつ読み始めた『老嬢物語』。
 なんとも素敵な「おばあさん」たちが登場するエッセイ集です。

 「老嬢」は「結婚しないまま年齢を重ねた女性」と辞書にはありますが、この本では結婚してても子どもがいても「老嬢」のくくりに入れてもらえます。ただ、ちょっと普通のおばあさんではない感じ。「老いの憂い」よりも、不思議な可愛らしさを持っている「おばあさん」たちです。一癖も二癖もあって、正しいばかりではない、ちょっと子どもっぽいようなお茶目なおばあさん。
 なんといっても「お嬢さん」の「嬢」ですから、元気で「ときめき」がないといけないような気もします。

 読んでいると、自分の中にも理想の「おばあさん」というイメージがある事に気がつきます。
 私の場合は、ジブリの映画に出てくるおばあさんたちや、数えきれないほどたくさん読んできた物語の中のおばあさんたちからエッセンスを絞り出して、私のなりたいと思う「おばあさん」ができているように思います。

 もう1冊。
 『いだずらおばあさん』は、おばあさん2人が子どもの姿になって活躍する物語。
 『老嬢物語』を読んだら、読みたくなった1冊です。
 こんな風に仲良しの「おばあちゃん友だち」のいる老後って、いいですねぇ。 

 しかし、「おばあさん」って、「老嬢」って、何歳ぐらいからなんでしょう?
 子どもの頃は60代でも「おばあさん」と思ってましたけど、今になってみると60代はまだまだ「弟子」ってところですよね。
 堂々と「わたしはおばあさんだから」って名乗れるのは、70を過ぎてからかなぁ……なんて思います。
 アンチエイジングが流行りの昨今ですから、70代でも「おばあさん」って言われたら傷つく方もいらっしゃるかもしれませんが。

 理想の「おばあちゃん」になるためには、まずは体力維持かもしれないと、この2冊を読んで思ったのでした。

 

 
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まゆげの寝グセ

2016年04月06日 | いろいろ
 皆さん、まゆげが寝グセではねることってありますか?

 私は半月ぐらいカットしないでいると、眉毛に寝グセがついてしまいます。
どうも1本1本の長さが1センチ以上になると寝グセがつく様子。いつも決まって左まゆの眉尻がぴょこんとはねます。

 もちろん、眉の形は毎日チェックし必要に応じて整えてはいるのですが、全体的に長さを整えるのは半月に一度ほど。
 朝起きて鏡をのぞいて、寝グセがついているのを見て、「あぁ、そろそろカットしないとダメなのね」と眉バサミでざくざく切っています。

 でも、「もしこのまま伸ばしつづけたらどうなるのかなぁ」と思うことも度々。
 村山富市元総理の眉毛のように伸びるのか、とても興味はあるのですけれど、ちょっとまだ試したことはありません。

 父譲りの凛々しい眉は、寝グセにだけ気を付けていれば、眉用化粧品要らずの便利な眉毛。
 長さを短くしても、眉の形が大きく変わるわけではないので家族にも「切った?」と気づかれることはまずないのですけど、やっぱりはねているのは放置できませんね。
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