『貸出禁止の本をすくえ!』
アラン・グラッツ 著
ないとうふみこ 訳
ほるぷ出版
娘が「来年の夏の読書感想文、この本にする!」と言っています。
と、いうのも、今年の読書感想文を書き始めてからこの本に出会ったから……。
出版されたのが、今年(2019年)の7月30日という新しい本です。
たしかに、面白いだけでなく、考えさせられる素晴らしい1冊です。
読書感想文の課題図書に推薦したいぐらい!
ストーリーは、学校の図書室から主人公の大好きな1冊が姿を消してしまうところから始まります。
「小学校の図書室にふさわしくない」という理由で、本棚から外されてしまったのです。
主人公のエイミー・アンは、家でも学校でも、言いたいことを言わずに我慢してしまう女の子。
そんな彼女と友達・家族が、この「貸出禁止」に立ち向かっていきます。
本の中には「貸出禁止」になった本がたくさん出て来ます。
これらの本は、実際にアメリカの図書館で異議申し立てや貸出禁止措置の出たことのある本なのだそうです。
巻末には、本に登場した書籍のリストがありますが、私の読んだことのある本もたくさん。
反対に「おすすめ書籍リスト」にしてもいいくらいです。
一人の女の子の成長物語として素晴らしいだけじゃなく、「子ども(人間)の権利」「伝えること・話し合うことの大切さ」「意見が違う人に対する敬意」など、大人が読んでも勉強になることが多い物語です。
表紙・裏表紙も、読んでから見ると「登場人物のことが伝わるなぁ」と感じる素敵なイラストです。
英語タイトルの「BAN THIS BOOK」は、直訳すると「この本を禁止しなさい」。
日本語タイトルと全く反対だけれど、読めば納得すること間違いなしです。
子どもたちによる「図書館戦争」。ぜひ読んでみてください!
アラン・グラッツ 著
ないとうふみこ 訳
ほるぷ出版
娘が「来年の夏の読書感想文、この本にする!」と言っています。
と、いうのも、今年の読書感想文を書き始めてからこの本に出会ったから……。
出版されたのが、今年(2019年)の7月30日という新しい本です。
たしかに、面白いだけでなく、考えさせられる素晴らしい1冊です。
読書感想文の課題図書に推薦したいぐらい!
ストーリーは、学校の図書室から主人公の大好きな1冊が姿を消してしまうところから始まります。
「小学校の図書室にふさわしくない」という理由で、本棚から外されてしまったのです。
主人公のエイミー・アンは、家でも学校でも、言いたいことを言わずに我慢してしまう女の子。
そんな彼女と友達・家族が、この「貸出禁止」に立ち向かっていきます。
本の中には「貸出禁止」になった本がたくさん出て来ます。
これらの本は、実際にアメリカの図書館で異議申し立てや貸出禁止措置の出たことのある本なのだそうです。
巻末には、本に登場した書籍のリストがありますが、私の読んだことのある本もたくさん。
反対に「おすすめ書籍リスト」にしてもいいくらいです。
一人の女の子の成長物語として素晴らしいだけじゃなく、「子ども(人間)の権利」「伝えること・話し合うことの大切さ」「意見が違う人に対する敬意」など、大人が読んでも勉強になることが多い物語です。
表紙・裏表紙も、読んでから見ると「登場人物のことが伝わるなぁ」と感じる素敵なイラストです。
英語タイトルの「BAN THIS BOOK」は、直訳すると「この本を禁止しなさい」。
日本語タイトルと全く反対だけれど、読めば納得すること間違いなしです。
子どもたちによる「図書館戦争」。ぜひ読んでみてください!