『プリンセスブートキャンプ』
M・A・ラーソン /著
服部理佳 /訳
発行:アルファポリス
発売:星雲社
戦うプリンセスの物語が始まります。
英語のタイトルは「Pennyroyal Academy」。
主人公たちが、学ぶ訓練施設(?)「ペニーロイヤル・アカデミー」がタイトルになっています。
でも、「ブートキャンプ」だなんて、ピッタリです。
英語の「boot camp」は、軍隊の新兵訓練のこと。
(10年ほど前、ダイエットDVD「ビリーズブートキャンプ 」が流行りましたね)
この本では、「プリンセス=民を守るために戦う戦士」という世界で、プリンセスを目指す女の子たちが切磋琢磨するのです。
鬼軍曹はいないけれど、厳しい妖精軍曹がいます。
主人公は名前もない少女。仮に数字から「イレブン(11)」と名付けられ、友人たちからは「エヴィ」と呼ばれています。
エヴィの出生の謎は、二転三転。非常に複雑で、この1冊では秘密は明かされないまま。
不思議な言動をする美少年や、悲しい運命に翻弄される少女も登場。身分の差や偏見による差別に主人公も巻き込まれます。
おとぎ話のエッセンスが、いたるところに練り込まれて、有名なプリンセスたちの名前も出てきますが、まるでパラレルワールドのように「幸せに暮らしました」というわけにはいかない様子。
ハラハラドキドキの学園物としても、成長物語としても、非常に魅力的です。
「パーシー・ジャクソン」や「ハリー・ポッター」に加えて「スパイガール」のように女の子が楽しめるドキドキ感も十分。
思いやり・勇気・強さ。新しい時代を生きていく、これからの女の子たちに、是非読んでほしい!
異世界の全容はまだ少ししか明らかにされず、あちこち伏線もありそうなので、「間違いなくシリーズ化する!」と思っていたら、著者 ラーソン氏のホームページによると、続編「Pennyroyal Academy 2」は、「2016年冬発売予定(coming winter 2016)」だそうです。
これは、2016年の1月2月あたりを指すのかな?楽しみですね。
(日本語版は、たぶんその半年から1年後になりますが。)
<追記 2016.05.02.>
出版社(Penguin Random House)のページによると、続編「プリンセス ブートキャンプ2」(英語版)は、「The Shadow Cadets of Pennyroyal Academy」というタイトルで、「Jun 14, 2016」発売予定だそうです。6月14日ですね。
「The Shadow Cadets」「影の候補生たち」?どんな展開になるか、楽しみです。
日本語版がいつになるでしょうね?
<追記 2017.08.08.>
第2巻の日本語訳がまだなんですけれど、最終章第3巻が発売されるようです。
発売予定日は2017年8月22日。
「The Warrior Princess of Pennyroyal Academy」
「Warrior Princess」直訳すると「戦士姫」ですけど、「戦うプリンセス」ってところかな?
物語の結末も気になるところですが、日本語版は出るのか、出ないのか。こちらも気になるところです。
<関連サイト>
・Pennyroyal Academy 公式サイト(英語)
出版社による公式ホームページです。
・M.A.Larson(英語)
著者М・A・ラーソン氏のホームページ。
・Japanese Edition of Pennyroyal Academy is Out! - M.A.Larson(英語)
著者ホームページで、日本語版の発売を伝える記事。
なんと、著者は当初この物語を「Princess Boot Camp」と呼んでいたんだとか。
日本版カバーも、ラーソン氏のお気に召した様子ですね。
M・A・ラーソン /著
服部理佳 /訳
発行:アルファポリス
発売:星雲社
戦うプリンセスの物語が始まります。
英語のタイトルは「Pennyroyal Academy」。
主人公たちが、学ぶ訓練施設(?)「ペニーロイヤル・アカデミー」がタイトルになっています。
でも、「ブートキャンプ」だなんて、ピッタリです。
英語の「boot camp」は、軍隊の新兵訓練のこと。
(10年ほど前、ダイエットDVD「ビリーズブートキャンプ 」が流行りましたね)
この本では、「プリンセス=民を守るために戦う戦士」という世界で、プリンセスを目指す女の子たちが切磋琢磨するのです。
鬼軍曹はいないけれど、厳しい妖精軍曹がいます。
主人公は名前もない少女。仮に数字から「イレブン(11)」と名付けられ、友人たちからは「エヴィ」と呼ばれています。
エヴィの出生の謎は、二転三転。非常に複雑で、この1冊では秘密は明かされないまま。
不思議な言動をする美少年や、悲しい運命に翻弄される少女も登場。身分の差や偏見による差別に主人公も巻き込まれます。
おとぎ話のエッセンスが、いたるところに練り込まれて、有名なプリンセスたちの名前も出てきますが、まるでパラレルワールドのように「幸せに暮らしました」というわけにはいかない様子。
ハラハラドキドキの学園物としても、成長物語としても、非常に魅力的です。
「パーシー・ジャクソン」や「ハリー・ポッター」に加えて「スパイガール」のように女の子が楽しめるドキドキ感も十分。
思いやり・勇気・強さ。新しい時代を生きていく、これからの女の子たちに、是非読んでほしい!
異世界の全容はまだ少ししか明らかにされず、あちこち伏線もありそうなので、「間違いなくシリーズ化する!」と思っていたら、著者 ラーソン氏のホームページによると、続編「Pennyroyal Academy 2」は、「2016年冬発売予定(coming winter 2016)」だそうです。
これは、2016年の1月2月あたりを指すのかな?楽しみですね。
(日本語版は、たぶんその半年から1年後になりますが。)
<追記 2016.05.02.>
出版社(Penguin Random House)のページによると、続編「プリンセス ブートキャンプ2」(英語版)は、「The Shadow Cadets of Pennyroyal Academy」というタイトルで、「Jun 14, 2016」発売予定だそうです。6月14日ですね。
「The Shadow Cadets」「影の候補生たち」?どんな展開になるか、楽しみです。
日本語版がいつになるでしょうね?
<追記 2017.08.08.>
第2巻の日本語訳がまだなんですけれど、最終章第3巻が発売されるようです。
発売予定日は2017年8月22日。
「The Warrior Princess of Pennyroyal Academy」
「Warrior Princess」直訳すると「戦士姫」ですけど、「戦うプリンセス」ってところかな?
物語の結末も気になるところですが、日本語版は出るのか、出ないのか。こちらも気になるところです。
<関連サイト>
・Pennyroyal Academy 公式サイト(英語)
出版社による公式ホームページです。
・M.A.Larson(英語)
著者М・A・ラーソン氏のホームページ。
・Japanese Edition of Pennyroyal Academy is Out! - M.A.Larson(英語)
著者ホームページで、日本語版の発売を伝える記事。
なんと、著者は当初この物語を「Princess Boot Camp」と呼んでいたんだとか。
日本版カバーも、ラーソン氏のお気に召した様子ですね。