ゆでないでラザニアを作るようになったら、食卓に登場する頻度が増えました。
作る手順は、ゆでる場合とそんなに変わりません。でも、ゆでないだけで本当にラクチン!
ゆでるための大きな鍋を出したり洗ったりする手間も要りませんし、布巾で水分を拭き取る手間も要らないので、もう「下ゆでするラザニア」には戻れません。
「レシピ」だとか「作り方」というほど難しいことは全くしていないのですが、我が家がやっている方法をご紹介。
(ミートソースなどのレシピは、
お肉たっぷりミートソース&ホワイトソース(レシピ)の記事を見てくださいね
)
まず、出来上がりのラザニアが硬くならないように、ミートソースを作るときに煮汁を煮詰めすぎないようにして作るようにします。我が家ではソースが煮詰まってきたら赤ワインを足しながら弱火で1時間ぐらい煮込みますが、スパゲティーのときに使うよりも水分が多い状態で火を止めます。
市販のミートソースの場合は、トマトジュース(食塩無添加のもの)などで水分を少しプラスするといいかもしれません。
ホワイトソースも少しゆるめでOK。
多くのレシピでは「耐熱皿にオリーブオイルを塗って」と書いてありますが、ミートソースにオリーブオイルが入ってるので、直接ミートソースを載せちゃいます。
その上に、乾燥ラザニアを、ソースの水分を含んだら少し伸びることを考えて、隙間を開けて並べていきます。
ラザニアとラザニアが重ならないように、耐熱皿のサイズに合わせて、小さくパキパキ折って使っています。
(折っていても食べるときには分かりませんし、折ってあったほうが取り分けやすい気がします)
使っているパスタは、ディ チェコ(De Cecco)のラザニア用パスタシート。
「No.1 ラザーニャ ラルガ ドッピア リッチャ (Lasagna larga doppia riccia - 1)」です。
5人分でラザニア用パスタシートを8枚(4段)から10枚(5段)使います。
レシピでは毎回ミートソースもホワイトソースも重ねるものが多いようですが、私はホワイトソースは真ん中と一番上の2回だけにしちゃいます。
(ドイツで食べていた市販のラザニアも、ホワイトソースがあまりなかったような気が……。
)
そのかわり、ミートソースはたっぷり。ひき肉は500グラム、カットトマトは2パック(2缶)使っちゃう「おかずラザニア」です。
(なので、主食はフランスパンなどを用意してます
)
ここで大事なのは、ラザニアがソースにちゃんと浸っていることです。はみ出たりしていると、硬いままになっちゃいます。
ラザニアとソースを上まで重ねたら、耐熱皿にアルミホイルをぴっちりとかぶせて、ここで一休み。
30分~1時間ほど寝かせます。(気温の高い時期は冷蔵庫へ)
お客様が来る前の日にこの段階までやっておいて、冷蔵庫で一晩おいておくのもいいですね。
オーブン皿に載せ、200度に予熱したオーブンの中段に入れます。(アルミホイルをかぶせたままです)
20~30分蒸し焼きした後、ホイルを外して、ここでピザ用チーズとパルメザンチーズをのせます。
初めからチーズをのせないのは、アルミホイルにチーズがべったり付いちゃうのを防ぐためです。(いつも耐熱皿たっぷりに作るので……)
そして、再びオーブンへ。グリル加熱(またはオーブン220度)で10分ぐらいチーズに焦げ目がつくまで焼きます。
できあがりのラザニアの硬さが気になるときは、チーズをのせる前に竹串で数か所刺してみると安心です。
つまり、焼き時間は合わせて30~40分。それでもオーブン任せですから、鍋で下ゆでするより手間がかからなくて簡単ですよ!!
大きな鍋でお湯を沸かす時間を考えたら、下茹でしないラザニアレシピのほうが時間も手間もかからないと思います。
いつも21cm×21cm×深さ5cmの大きな耐熱皿で作りますが、家族5人であっという間になくなっちゃいます。
ボリュームたっぷりで、パーティーメニューにもなるラザニア。覚えたら、自慢のメニューになりますよ。
<関連記事>
・
ラザニアのゆで時間 - MOONIE'S TEA ROOM
・
お肉たっぷりミートソース&ホワイトソース(レシピ) - MOONIE'S TEA ROOM