MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

赤坂Top'sの「【ザ・トップス】しっとりChocolate cake」

2017年02月22日 | 料理&美味しいもの
 夫が東京出張ということで、東京駅の「グランスタ」で限定先行販売中の「【ザ・トップス】しっとりChocolate cake」を買ってきてもらいました。
 誕生日プレゼントにおねだりしたら「久しぶりにトップスのケーキも食べたかったし、いいね」と、快諾。

 結婚当初、義理の父からの誕生日プレゼントはトップスのケーキでした。
 いつもお店から発送してくれていたのですが、ある時から「発送できなくなった」ということで、トップスのケーキはなかなか食べられなくなっていました。

 久しぶりに食べたいなぁと思っていたら、今回の限定先行販売。
 バレンタインデーの関係でしょうか、この時期に販売なんて、嬉しい偶然です!
 (夫には、「よく見つけたねぇ」と驚かれてしまいました)

 「【ザ・トップス】しっとりChocolate cake」の、外箱の上面は明るい青。手提げ袋も同じ青です。

 個包装の内箱は、チョコレートケーキの箱のデザインと同じように「Top's」の文字が散りばめられています。

 内箱の中に、銀色の袋があって、

 さらにその中に、茶色のトレー。

 なかなかしっかりと包装されています。

 トップスのチョコレートケーキやキングスチョコレートケーキでは中に入っているクルミが、上にトッピング。
 色は、キングスチョコレートケーキを思い出させる濃い茶色。
 ケーキ部分はスポンジではなくて、しっとりギュッと濃密なブラウニーみたい。

 上はチョコのコーティングで、2層になっています。
 もちろん、チョコレート生地だけでも美味しいけれど、クルミと一緒に口に入れると美味しさが格別です。
 小さく切って、少しずつ。コーヒーと一緒にいただきました。
 娘も、「おかあさんっ!これホントに美味しいっ!」と大絶賛でした。

 一つの大きさは、約3.5センチ角。
 トッピングのクルミまでの厚みが、約2センチ。ケーキ部分だけなら約1.5センチ強です。
 外箱(8個入り)のサイズは、約31cm×17cm×04cm。内箱は、約7.5cm×08cm×03cm。
 箱のサイズからすると、中身が小さくてビックリしちゃうかも。

 ホームページによると、
 3個入り 550円
 6個入り 1,080円
 8個入り 1,425円。
 1個 180円前後ということですね。
(2017年2月現在 2020年現在、新しい商品に変わっています。下に追記しました

 賞味期限は、2ヶ月近く先。(2月20日購入の商品が、4月17日の賞味期限でした)
 日持ちするのが嬉しいですね。
 冷やして食べると美味しいと書いてありますが、常温保存可能。
 もちろん、チョコレートですから涼しいところ、冷暗所保存です。

 ただ、これを食べたらますます、懐かしいトップスのケーキも食べたくなってしまいました。
 娘は食べたことがないんですよね……。息子たちも記憶にないかもしれない。
 いつかまた、お店に行ける日がくるといいなぁ。 

<関連リンク>
赤坂トップス ホームページ
 商品情報・ケーキショップやレストランの情報・通信販売などがあります。

<追記 2020.03.17.>
・久しぶりにホームページを見てみたら、商品名が変わっていました。
 「【ザ・トップス】しっとりChocolate Cake NEXT」という商品名になって、形は長方形になったようです。
 長方形になって、サイズも値段も変更になっています。

<チョコレートケーキ レシピ>
くるみ入りチョコテリーヌ オレンジ風味(簡単レシピ) - MOONIE'S TEA ROOM
 くるみ入りの、しっとりとしたテリーヌ風生地のチョコケーキを作ってみました。
 ちょっとTop'sを思い出しちゃうような美味しさですよ。

 
 
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『溝猫長屋 祠之怪』(どぶねこながや ほこらのかい)

2017年02月20日 | BOOKS
『溝猫長屋 祠之怪』(ドブネコナガヤ ホコラノカイ)
著:輪渡颯介(ワタリ ソウスケ)
出版:講談社


 『古道具屋 皆塵堂』シリーズの輪渡颯介氏の新しい物語です。
 ちょっと恐くて、でも人情が温かくて、おかしくて。
 そして、今回は子どもたちが主人公。表紙も子どもたちと猫。可愛いですよね。

 猫がたくさんいる長屋「溝猫長屋」。
 (これ、「どぶねこながや」なんですが、「みぞねこながや」って読んじゃいません?)
 長屋に住む一番年長の男の子たち4人が、長屋にある「お多恵ちゃんの祠」を毎朝お参りすることになったのですが……。

 忠次と、お調子者の銀太、優等生の新七、子だくさん家庭で弟妹の面倒を見ている留吉。
 祠へお参りした日から、順番に幽霊を「嗅ぐ」「聞く」「見る」ことができるようになります。

 子どもたちの住む長屋にまつわる悲しい出来事の謎が、1つ1つの章を重ねるごとに結びついて、最後にはまとめて「始末」がつく……。
 恐さの中に悲しみがあり、悲しみの中にも謎の解かれる爽快さがある、そんな「謎解き怪談」です。

 子どもたちを見守る大人たちも個性的。
 子どもが大事すぎて口うるさい長屋の大家、吉兵衛。
 元悪ガキ、岡っ引きの弥之助。
 手習い所のお師匠さん、古宮蓮十郎。
 いろいろな事情をのみこんで行きていく大人の世界と、無垢な子どもの世界の両方が描かれているからこその面白さかもしれません。

 この子たちの物語の続きが読みたくなります。
 シリーズ化するかしら?期待して待ちたいと思います。
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『春、戻る』

2017年02月04日 | BOOKS
『春、戻る』
瀬尾まいこ
集英社


 結婚を控えた主人公の前に、どこからどう見ても年下の「おにいさん」が現れます。
 彼は一体誰なのか。
 思い出せない、思い出すのが辛い過去の中から現れた不思議な青年は、主人公だけではなく、周りの人々も巻き込んで、優しい「おにいさん」としての時間を過ごしていきます。
 料理を作ったり、デート(?)に行ったり、結婚相手とも自然に仲良くなった「おにいさん」に振り回されながら、次第に心を開いていく主人公。

 悪い人がほとんど出てこない物語です。
 優しくて、そして温かい、人とのつながりを感じる物語です。

 表紙には桜餅。
 苦い想い出も、桜餅の葉の硬い筋の部分のように、やっぱり必要なものなのかもしれません。
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