今日は夏至。祇園祭も近づいてきました。
娘が昨年まで着ていた浴衣が小さくなっていて、「手作りしようか」とも考えたのですが、布の値段の高さに断念。
私の世代では着るのを躊躇してしまう可愛いピンクの「若い娘さん用」浴衣を実家から取り寄せて、わが家の娘用にリメイクしてみました。
(10年以上タンスの中で寝ていたものです)
着付けも簡単なように 「二部式浴衣」 にしてみました。
130㎝~140㎝サイズにリメイクしました。(娘の身長は140㎝弱です)
150㎝・160㎝サイズにも応用できます。
細めのお子さんの場合は、巻きスカートの幅が余りすぎると思いますので、布端を裁ったり、折って縫ったりして調整してください。
130㎝よりも小さいサイズの場合は、丈だけでなく身幅や袖幅も小さくする必要が出てくると思います。
手順の合間合間に羽織らせたり着せてみたりして、お子さんに合わせて調整して仕上げてください。
大人浴衣を子ども用浴衣にリメイクしました! (作り方・画像)
右下の砂時計マークの数字を大きくすると、文字がゆっくり流れます。
写真や作り方をゆっくり見たいときは、フォトチャンネルでご覧ください。
<リンク>【フォトチャンネル】大人浴衣を子ども用浴衣にリメイクしました! (作り方・画像)
【「二部式浴衣」・リメイクの手順 】
(1)サイズをはかり、裁断する。
(2)裁断した部分を三つ折りにし、アイロンをかける。
(3)三つ折りした箇所をミシンで縫う。
(4)えり幅を調整する。
(5)腰上げ(おはしょり)部分を、着る人のサイズに合わせて折り上げ、まつり縫いする。
(6)下もサイズを合わせて折り、腰紐をつけて縫い、巻きスカートにする。
(7)裄丈を合わせ、肩上げをする。
もちろん、足の長さや手の長さ(着丈・着裄)は人それぞれなので、お子さんに合わせて調節して作ってくださいね。
切ってから後悔してしまうような高価なもので作るのは避けましょう。できれば、「もう誰も着ないし、捨てるぐらいならリメイクしてみよう!」という浴衣で作ることをおススメします。
参考までに書いておきますと、今回は「肩から70㎝・裾から93㎝」のところで裁断しています。(身丈163㎝の浴衣です)
身丈などが足りない場合は、着た時に見えない場所に布を継ぎたせば良いようです。
巻きスカートも、背中心や脇線で身幅や裾周りの長さを補正すると、すその端やおくみ線がきれいな場所になるとは思うのですが、ちょっと手抜きしてそのまま着せています。(これだと布が多いので、ちょっとはしゃいでいても足が見えてしまわないので安心ではあります)
子ども用浴衣というものは、毎年シーズンオフには肩上げと腰上げをほどいてから洗うんだそうです。
そうすると次の年、成長したサイズに合わせて肩上げ・腰上げしやすいんだとか。
昔の人は、長く着られるようにいろいろな工夫をしていたんですね。
<追記 2017.06.24.>
今年も祇園祭が近づいてきたので、娘のサイズ(現在の身長:150cm弱)に合わせて浴衣を直しました。
肩上げの幅はリメイク時の半分になり、裾は10センチも伸ばしました。成長期って、すごい!!
下駄はもう既に、大人サイズ。もう1・2年もしたら、浴衣だって肩上げもせず、襟も元の幅に戻して、大人サイズで着ることができそうです。
<追記 2018.07.01.>
娘の身長が155cmを超え、肩上げしなくてもよくなり、おはしょりの部分も伸ばして、大人の私と変わらないサイズに縫い直しました。巻きスカート部分も、折り返し部分をなくして、着付けるときに裾の長さを調節すれば大丈夫。
成長期って、すごいですね。それでも、お気に入りの浴衣で4年目の夏を過ごせるのは、リメイクのおかげですね。
<参考にした書籍>
『子供のゆかたとじんべい(Size 90~140cm) (ぶきっちょママの手作りブック) 』(雄鶏社・1999年)
はじめに着物用語や手縫いでの縫い方が詳しく載っていて助かります。(さすが「ぶきっちょママ」向け!)
着付けや帯結び、子どものゆかたのたたみ方も紹介されていますし、えりへの紐の縫い付け方など、二部式浴衣でも非常に参考になる1冊です。
幼児向け浴衣の本が多く、なかなか140㎝の浴衣の本がなかったので、この本で寸法などが分かって便利でした。
『楽しいおゆうぎ会の服&こもの (レディブティックシリーズ no. 2603)』(ブティック社・2007年)
おゆうぎ会の衣装として「二部式」の着物のつくり方が紹介されています。
二部式の和服の仕組みなど、二部式浴衣作りにも参考になります。スカートは巻きスカートよりもさらに着やすい、ゴム入りのものになっています。
娘が昨年まで着ていた浴衣が小さくなっていて、「手作りしようか」とも考えたのですが、布の値段の高さに断念。
私の世代では着るのを躊躇してしまう可愛いピンクの「若い娘さん用」浴衣を実家から取り寄せて、わが家の娘用にリメイクしてみました。
(10年以上タンスの中で寝ていたものです)
着付けも簡単なように 「二部式浴衣」 にしてみました。
130㎝~140㎝サイズにリメイクしました。(娘の身長は140㎝弱です)
150㎝・160㎝サイズにも応用できます。
細めのお子さんの場合は、巻きスカートの幅が余りすぎると思いますので、布端を裁ったり、折って縫ったりして調整してください。
130㎝よりも小さいサイズの場合は、丈だけでなく身幅や袖幅も小さくする必要が出てくると思います。
手順の合間合間に羽織らせたり着せてみたりして、お子さんに合わせて調整して仕上げてください。
大人浴衣を子ども用浴衣にリメイクしました! (作り方・画像)
右下の砂時計マークの数字を大きくすると、文字がゆっくり流れます。
写真や作り方をゆっくり見たいときは、フォトチャンネルでご覧ください。
<リンク>【フォトチャンネル】大人浴衣を子ども用浴衣にリメイクしました! (作り方・画像)
【「二部式浴衣」・リメイクの手順 】
(1)サイズをはかり、裁断する。
(2)裁断した部分を三つ折りにし、アイロンをかける。
(3)三つ折りした箇所をミシンで縫う。
(4)えり幅を調整する。
(5)腰上げ(おはしょり)部分を、着る人のサイズに合わせて折り上げ、まつり縫いする。
(6)下もサイズを合わせて折り、腰紐をつけて縫い、巻きスカートにする。
(7)裄丈を合わせ、肩上げをする。
もちろん、足の長さや手の長さ(着丈・着裄)は人それぞれなので、お子さんに合わせて調節して作ってくださいね。
切ってから後悔してしまうような高価なもので作るのは避けましょう。できれば、「もう誰も着ないし、捨てるぐらいならリメイクしてみよう!」という浴衣で作ることをおススメします。
参考までに書いておきますと、今回は「肩から70㎝・裾から93㎝」のところで裁断しています。(身丈163㎝の浴衣です)
身丈などが足りない場合は、着た時に見えない場所に布を継ぎたせば良いようです。
巻きスカートも、背中心や脇線で身幅や裾周りの長さを補正すると、すその端やおくみ線がきれいな場所になるとは思うのですが、ちょっと手抜きしてそのまま着せています。(これだと布が多いので、ちょっとはしゃいでいても足が見えてしまわないので安心ではあります)
子ども用浴衣というものは、毎年シーズンオフには肩上げと腰上げをほどいてから洗うんだそうです。
そうすると次の年、成長したサイズに合わせて肩上げ・腰上げしやすいんだとか。
昔の人は、長く着られるようにいろいろな工夫をしていたんですね。
<追記 2017.06.24.>
今年も祇園祭が近づいてきたので、娘のサイズ(現在の身長:150cm弱)に合わせて浴衣を直しました。
肩上げの幅はリメイク時の半分になり、裾は10センチも伸ばしました。成長期って、すごい!!
下駄はもう既に、大人サイズ。もう1・2年もしたら、浴衣だって肩上げもせず、襟も元の幅に戻して、大人サイズで着ることができそうです。
<追記 2018.07.01.>
娘の身長が155cmを超え、肩上げしなくてもよくなり、おはしょりの部分も伸ばして、大人の私と変わらないサイズに縫い直しました。巻きスカート部分も、折り返し部分をなくして、着付けるときに裾の長さを調節すれば大丈夫。
成長期って、すごいですね。それでも、お気に入りの浴衣で4年目の夏を過ごせるのは、リメイクのおかげですね。
<参考にした書籍>
『子供のゆかたとじんべい(Size 90~140cm) (ぶきっちょママの手作りブック) 』(雄鶏社・1999年)
はじめに着物用語や手縫いでの縫い方が詳しく載っていて助かります。(さすが「ぶきっちょママ」向け!)
着付けや帯結び、子どものゆかたのたたみ方も紹介されていますし、えりへの紐の縫い付け方など、二部式浴衣でも非常に参考になる1冊です。
幼児向け浴衣の本が多く、なかなか140㎝の浴衣の本がなかったので、この本で寸法などが分かって便利でした。
『楽しいおゆうぎ会の服&こもの (レディブティックシリーズ no. 2603)』(ブティック社・2007年)
おゆうぎ会の衣装として「二部式」の着物のつくり方が紹介されています。
二部式の和服の仕組みなど、二部式浴衣作りにも参考になります。スカートは巻きスカートよりもさらに着やすい、ゴム入りのものになっています。