しっとり ずっしりしていて、食べ応えがある チョコケーキです。
「混ぜて焼く」だけの簡単なレシピですが、家族も「手作りなの?お店で買ったんだと思ってた!」と大絶賛でした。
「くるみ入りチョコテリーヌ オレンジ風味」
パウンド型1台分(8〜10切れ分)
<材料>
・ビターチョコレート 150g
(ロッテ ガーナ ブラックなら3枚)
・生クリーム100g(100cc)
(植物性でもOK)
・はちみつ 10g
・ラム酒 10g
(または ブランデーやキュラソー)
・バター 30g
(有塩バターでも可)
・卵 2個(早めに常温に戻しておく)
・コーンスターチ 30g
・オレンジマーマレード 100g
・生くるみ(食塩不使用 ) 50g
(お好みで、飾りとして オレンジピール・くるみ・甘さ控えめのホイップクリーム)
<下準備>
・パウンド型に オーブンシートを敷いておく。
・くるみは 粗く刻んで 弱火で から煎りし、ざるに入れて 余分な皮などを振り落とす。
・チョコレートを 刻んで大きめのボウルに入れる。
・卵を 別のボウルで よく溶きほぐしておく。(一度ザルなどで濾すと なお良い)
※卵の温度が低いとバターとのなじみが悪くなるようです。早めに常温に戻しておきます。
・生クリームは はちみつと一緒に鍋に入れておく。
・バターは いくつかにカットして耐熱皿に入れておく。
・コーンスターチは 茶漉しなどで別容器にふるっておく。
・バターをレンジで溶かす作業が終わったら、オーブンを150度で予熱開始。
・湯煎用のお湯を沸かしておく。
<作り方>
(1) 鍋に入れた生クリームと はちみつを 混ぜながら加熱。鍋の端が ふつふつ沸き始めたら、チョコレートのボウルへ入れ、チョコレートを溶かす。
(2) レンジ(500w)でバターを50秒ほど加熱して溶かし、(1)のボウルへ入れ混ぜる。この段階で、チョコレートが滑らかに溶けきるように。
(溶けきらない場合は、ボウルごと湯煎して、ダマのないように溶かしきる)
ここで、オーブンを150度で予熱開始。
(3) (2)のボウルに、溶き卵> ふるったコーンスターチ> ラム酒> マーマレード の順番に、それぞれしっかり混ぜながら加えていく。
(マーマレードを混ぜるところまでは、泡立て器かハンドミキサーで混ぜます。)
最後に、から煎りした くるみの3分の2を加え、ゴムベラで さっくり混ぜる。
(4) オーブンシートを敷いたパウンド型に (3)の生地を流し入れ、トントンと軽く数回落として生地の中の空気を抜く。
(5)生地の上に、残りの くるみを散らす。
(6) 天板にパウンド型を載せ、型の周りにお湯を注ぐ。(天板の深さの半分ほど)
予熱が完了したオーブン(150度)で、60分湯煎焼きする。(湯煎のお湯がなくなってないか、時々確認する)
※私は30分ほどのところでお湯を追加しています。(コーヒードリップ用のケトルが便利!)
天板が浅い場合は、パウンド型が入るサイズの耐熱容器などを使って湯煎してもOK。
(7) 焼きあがったら型に入れたまま冷ます。粗熱が取れたら、ラップに包むか、密閉容器に入れて冷蔵庫へ。
この時点では、とても柔らかいですが、冷やすと しっとりとして固くなります。
(8) 2〜3時間冷やしたら、出来上がり。
バレンタインなどのプレゼントには、適度な厚みに切ってラッピングして どうぞ。
<保存>
冷蔵庫で4〜5日ほど。
プレゼントなどで持ち歩くときも、気温が高い時期は保冷剤があった方が良いと思います。
<大きさ>
我が家のパウンド型は、20.5cm×11cm(底面が17.5cm×8cm)。高さが7.5cm。
このパウンド型で高さ4cmのテリーヌができました。
8切れだと厚みが2cm強。9切れだと2センチ弱。
10切れでも、1.7cmくらい。
味が濃厚なので、10切れに切った厚さでも満足感があります。
以前、お友達から教わった「オランジュ ショコラ テリーヌ 」というレシピを参考に、スイートチョコレートをビターチョコレートにして、さらに くるみを加えてみました。
テリーヌと呼ばれる陶器の器に材料を入れて、オーブンで蒸し焼きにしたり、固めたりする料理全般を「テリーヌ」と呼ぶのだそう。
よく、フランス料理の前菜でスライスされて出てきますね。
「型に入れてオーブンで蒸し焼きして、スライスして食べる」から、「ショコラ テリーヌ」だったのかな?
オレンジピールも もちろん合うのですが、娘から「ザッハトルテみたいに、甘さ控えめのホイップが合いそう!」と言われて、残っていた生クリームをホイップして添えたら、本当に美味しかったです。
写真で上に載せているオレンジピールも手作り。
レシピは
・晩柑ピールと晩柑マーマレード(レシピ) - MOONIE'S TEA ROOM