MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

被災地の子どもに本を 「いっしょだよ」キャンペーン

2011年05月30日 | BOOKS
 被災地の子どもに本を贈るキャンペーンに少額ですが募金をしてきました。

 「『いっしょだよ』キャンペーン」といって、大阪国際児童文学館などが主催しています。
 キャンペーンに協力して絵本作家いわむら かずおさんがイラストを描いてくださっています。(写真は毎日新聞の切り抜き)
 出版社や書店組合などが協力しており「マージンなしで1冊でも多くの本を子どもに届けよう」という取り組みだそうです。


 衣食住が大切なのはもちろんですが、つらいとき・悲しいとき・孤独なとき・自分を責めてしまうとき・どうしようもないときに、本が心を支えてくれることがあります。
 本の中の世界が生きる場所を与えてくれ、本の中の人物がかけがえのない仲間になってくれることがあるのです。
 読まなくても、見ているだけでも、単純な絵本でも、写真集でも、漫画だって。
 私も多くの本に支えられ、勇気づけられました。

 被災地でも、世界中どこでも、子どもたちが多くの本に接することができるように祈っています。


以下、毎日新聞からの引用です。

==============

 東日本大震災で被災した子どもたちに児童図書を贈る「いっしょだよ」キャンペーンを実施しています。
新しい本の購入に充てる寄付金を募っています。被災地の図書館や学校、保育所などに贈ります。
郵便振替による送金をお願いします。本の寄付は受け付けていません

振替口座は毎日新聞大阪社会事業団(00970・9・12891)。
通信欄に「子どもの本」、匿名を希望される方は「匿名希望」と明記してください。

 問い合わせは財団法人大阪国際児童文学館「東日本大震災『いっしょだよ』キャンペーン」事務局(電話06・6744・0581)へ。
 主催 (財)大阪国際児童文学館、大阪府書店商業組合、毎日新聞社、毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団 

==============

<追記>
 期間は2011年12月末まで。
 振込手数料は窓口で120円、ATMで80円でした。(3万円未満の場合)
 郵便局にある払込用紙の口座記号番号(00970・9・12891)を右づめで。
 加入者名のところに「毎日新聞大阪社会事業団」と書きます。
 通信欄に「子どもの本」と書くのをお忘れなく!


<参考リンク>
財団法人 大阪国際児童文学館
「いっしょだよ」キャンペーン・よくある質問
  図書券・図書カードなどの寄付についても記載あり。
「いっしょだよ」キャンペーンチラシ(PDF書類)
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めんつゆで簡単!えんどう豆の『翡翠煮』

2011年05月29日 | 料理&美味しいもの
 えんどう豆(ウスイエンドウ)をたくさんいただきました。
 半分はポタージュにして、半分を翡翠煮に。

 翡翠煮というのは、えんどう豆をさっと煮たものなのですが、色の美しさが宝石の翡翠(ヒスイ)に似ていることからこう名付けられたようです。
 大好きな漫画『ぽっかぽか』に登場する一品なので一度作ってみようと思っていたのですが、今年はえんどう豆が豊作なのかとってもお手頃。一度作ったら美味しくって何度も作っています。

 作り方は、本当に自己流。
「きっとこうやって作ったら美味しいでしょう」と、なんにも参考せず作ったのが大成功。
 来年以降も作り続ける、初夏の定番になりそうです。


<翡翠煮の作り方>
(1)えんどう豆の皮をむいて、鍋に入れる。
(2)「かけつゆ」ぐらいの濃さにした「めんつゆ」を、豆が隠れるぐらいひたひたに注ぐ。
(3)強めの中火で沸騰させたら、火を弱めて豆がやわらかくなるまで煮る。(沸騰してから3~5分程度)
(4)豆がやわらかくなったら煮汁ごと小さなボウルに移し、氷水を張った大きいボウルにつけて冷やす。
(5)煮汁と一緒にタッパーなどに移して、冷蔵庫へ。温かいままでもおいしいのでしょうけれど、冷やすと味がしみ込んで格別です。
 冷蔵庫で保存すれば、3・4日美味しく食べられます。

 ご飯に混ぜて豆ご飯にしても良し、煮汁少しと一緒に卵とじにしても美味しいのです。

 もちろん、だし汁と醤油とみりんを使ってもできます。「白だし」で作ってもいいですね。

<追記>
 『ぽっかぽか』の「ヒスイ煮」掲載巻は文庫版では10巻。「らんちたいむ」というお話に登場します。
こちらは、グリーンピースを「昆布だしで煮て塩を少し」というレシピのようです。
 あっさり味でしょうか?こちらも来年挑戦してみようかな。

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ムラング は メレンゲ

2011年05月20日 | 料理&美味しいもの


お土産でいただいたお菓子。
「ムラング」と書いてあったので、何かと思ったら「メレンゲ菓子」なのでした。
卵白をしっかり泡立てて焼いたお菓子です。

フランス語で、スペルは「meringue」。
なるほど「ショパン Chopin」とか「ルパン Lupin」みたいに、「in」は「アン」って発音なんですねぇ。

我が家の辞書では「メレンゲ」でないと載っていないのですけれど。
うむむ。そのうち「ムラング」で通じるようになるかな?
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『偉大なる、しゅららぼん』

2011年05月11日 | BOOKS
 『偉大なる、しゅららぼん』万城目 学 著 (集英社)

 他にも読まねばならない本があるというのに、誘惑に負けて読んでしまいました。
 映画化された『鴨川ホルモー』『プリンセス・トヨトミ』でおなじみ、万城目 学氏の新作です。

 「はたして、そう何作も続けて奇想天外で面白い本が書けるものなのだろうか」と半信半疑・期待半分で読んだのですけれど、さすが「万城目ワールド」なのでした。

 さらりと物語は進行し、「あれ?こんなに大人しい流れでいいの?」と感じながら読み進むと、しっかりと独特の力強さを持った「転・結」へ。
 エピローグも本当に後味の良いデザートのようで、読後感の爽やかさがこの季節にぴったりだと思いました。

 読み終わるとすぐ、また始めから丁寧に再読したくなる本であることは間違いないです。
 バカバカしさと懐かしさ、そして優しさがあって、なるほど「娯楽作」とはこういうものだと思うのです。

 「本を買うのは図書館で読んで気に入ってから」というのが、私のいつものスタイルなのだけど……
きっと、この人の新作が出るたびに「今度のは、どうだろう?」と、ついつい書店へ行ってしまうのだろうなぁ。


<追記 2011.05.12>
 たまたま見た今朝のNHK・BSプレミアム『もういちど、日本』(午前7:55~8:00)が「琵琶湖 竹生島」でした。
信仰の対象、聖地としての竹生島を知ってからこの作品を読むと、また一層臨場感が湧くと思います。


<追記 2013.04.02.>
 『偉大なる、しゅららぼん』映画化されるそうです!どうなるでしょう。
映画『偉大なる、しゅららぼん』公式サイト
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薫風と20枚のカーテン

2011年05月09日 | 季節
 昨日と今日、京都は素晴らしく良いお天気でした。
 暑いけれど初夏の風は実に爽やか。風薫る五月です。
幸い黄砂もあまりなく、今日は朝早くから「カーテンを洗濯するぞ!!」と気合を入れました。

 花粉の飛散が落ち着くこの季節になると、どうしてもカーテンを洗いたくなるのです。

 まず、いつもどおりに洋服の洗濯を済ませて、子どもたちをそれぞれ送り出し、カーテンを洗う順番を考えます。
東の窓に日が当っているうちに東の窓の分を干したいので、まずはそこから。
 我が家のカーテンは、厚手のものとレースのもの全部合わせて20枚。フック外しも一手間です。
さすがに8キロタイプの洗濯機でも1度では回らずに、大きめのカーテン8枚は第2便。
 干す場所は、それがかかっていたカーテンレールですから何枚洗っても大丈夫。(笑)
洗い上がったら糸がほつれたりしているところは補修して、次々とフックをつけ直して吊るしていきます。

 ひどい汚れがあるわけでなくても、洗っただけで本当にすっきり。
水分を含んでいるからか、そこを通りぬける風も涼しさを帯びて感じます。
こころなしか、部屋全体も明るくなったような……。
 期待通りに気温も上がって、夕方になる頃にはちゃんとどの部屋のカーテンも乾いてくれました。

 きっと、真夏の暑い日にレースのカーテンをさっと洗濯して吊るすだけでも少し冷房効果があるのでしょうね。
 洋服を洗うついでに、居間のレースのカーテンぐらいだったら電気使用量にもあまり影響なくできるかな?
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母の日のビスケット

2011年05月08日 | HAPPYなもの
 スーパーマーケットで買い物をして支払いを済ませたら、レジの女性が「はい、コレ!」と一枚のビスケットを手渡してくれました。
手のひらよりも大きくて、パッケージにはカーネーションの絵。ミスターイトウ(イトウ製菓)のビスケットです。

 家に帰って測ってみたら、直径が13センチありました!

 一人で買い物に行ったのですけど、普段娘を連れて歩いてるから「お母さん」と認識してもらってるんですね。
こういうのも「役得」っていうのかしら?


 まぁ、結局は子どもたちと食べるのですけれど。


<追記 2011.05.09>
 昨日、食べました。とっても懐かしいような優しい美味しさ。
 お兄ちゃんたちはちょびっと。半分以上、娘が食べてしまいました。
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6センチの裾伸ばし

2011年05月06日 | 季節
 5月になりました。
 長男の学校では5月が『冬服から夏服の移行期間』ということで、昨夕「夏服のズボンはどこだっけ?」と長男が探し始めました。

 クローゼットの中から見つけ出してみた夏用のスラックス。
 ……見るからに、丈がおかしい!
冬休みに裾伸ばしをした冬服と合わせてみたら、6センチも短かったのでした。

 去年の夏は まだまだ長めで、靴を履かないと裾を引きずるようだったのに!

 今朝は冬服のスラックスで登校させて、さっそく「裾伸ばし(裾出し)」。
 リッパーで裾のまつり糸を切って、アイロンで古い折り目を伸ばします。しっかりとした折り目なので、スプレーで水を多めにかけながら。そして、新しい折り目を両足の長さを揃えてつけます。
 アイロンの温度にも注意。もちろん、「当て布」必須です。
 仕上げは、表に分からないように まつり縫い。
 祖母に教わったまつり縫いは、私の得意とするところ。男の子のズボンの裾なんて、家庭科実習で作ったフレアースカートの裾に比べたらチョチョイのチョイです。

 それにしても、制服のスラックスというのは、あんなに長めに折り返してくれてあるものなんですね。(10センチぐらいでしょうか)
 私も中学高校と制服で登校していましたが、スカートの裾を伸ばした記憶はなく、長男の制服で初めて気がつきました。

 「裾伸ばし」が必要となるのは、きっと中学と高校の時期だけ。
 長男と次男合わせても、あと何回することでしょう。

 少し面倒でもあるけれど、それ以上に成長が嬉しい作業……。
 何度だって、手間をかけてあげたいものです。
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