MOONIE'S TEA ROOM

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「海獣」の別の意味(海獣葡萄鏡)

2024年05月13日 | いろいろ
「海獣」といえば、
『デジタル大辞泉』によると、
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かい‐じゅう〔‐ジウ〕【海獣】
海にすむ哺乳類の総称。最も海中生活に適応した鯨のほか、カイギュウ・オットセイ・アザラシ・ラッコなど。
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なのですが、別の意味があることを先日初めて知りました!

「世界遺産 大シルクロード展」に唐の時代の鏡「海獣葡萄鏡」が展示されていたのですが、
こちらの「海獣」は、
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中国から見て海・砂漠を越えた"海外"に住む獣、ライオンなど
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というようなことが解説に書かれていました。

実際の鏡は葡萄唐草文の中にいろいろな動物や鳥がいるデザインでしたが、はっきり何の動物かは判別できませんでした。
鏡の真ん中の紐を通す部分(鈕)が獅子(または狻猊)ということでした。
瑞獣である狻猊(さんげい)や龍が描かれているものも「海獣」としているようなので、国内で「見たことのない獣」を「海獣」と呼んだのかもしれませんね。

「海獣葡萄鏡」に鯨やトドのような海の生き物がいると思って見ていたので、反省しました。

<参考>

海獣葡萄鏡 - Wikipedia

 
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