陣場平の貝母(編笠百合)は、かなり枯れてきました。そんな陣場平をウスバシロチョウがたくさん舞っています。最高気温が29度の長野市でしたが、里山は爽風も吹いて、木陰にいれば快適でした。
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妻女山のあちこちでギンラン(銀襴)が咲き始めました。ある菌根菌や樹木と特殊な共生関係にあるので、持ち帰って植えても育ちません。絶滅危惧種です。つぼみの様に見えますが、これで満開なのです。
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貝母は種がたくさんできています。まだ小さいのですが、やがて直径2センチぐらいになり、枯れると弾けてたくさんの種を飛ばします。6月下旬に、空いている場所に、球根の植え替え作業をする予定です。
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シナノタンポポで吸蜜するウスバシロチョウ。氷河期の生き残りといわれます。食草のシロヤブケマンが増えたので、ウスバシロチョウも以前より多くなりました。
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ホタルカズラの群生地。小さな花ですが、たくさん咲いているので、気がつく人が多い様です。つぼみはピンクですが、咲くと次第に薄紫がかって最後はブルーになります。
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堂平大塚古墳のヤマツツジが満開になりました。ここには、園芸種のツツジもたくさん植えられています。
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(左)ヤマツツジ。(右)レンゲツツジ。これは今は亡き山仲間のKさんが植えたものです。有毒なので庭木として植えてはいけません。
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古墳から見る篠山。山頂直下には、猪平という長野市の公園があります。近々訪れるつもりです。
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(左)ツツジで盛んに吸蜜するコトラガ(チョウ目 ヤガ科 トラガ亜科)。(右)一瞬、ニホンミツバチが復活したかと思ったのですが、複眼の形など見ると、ヒメハナバチの一種でしょうか。
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セセリチョウ科のミヤマセセリ。スミレやタンポポの花で見かけることが多いのですが、ツツジも好きな様です。
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非常に活性が高く、撮影が困難でした。幼虫はブナ科のクヌギやコナラの葉を食べます。
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(左)古墳に咲くリュウキュウツツジ。白いツツジは珍しい。大輪で美しいツツジです。300年ぐらい前から栽培されていたとか。琉球といいますが、沖縄とは直接関係なさそうです。(右)長坂峠へ向かう途中になぜか1本だけあるツクバネウツギ。よく探せば近くにもあるのかも知れません。
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交尾中のコミスジ(小三條)を見つけました(タテハチョウ科)。人の気配に敏感で、一頭の時はなかなか撮影させてくれませんが、交尾中なら逃げません。幼虫の食草はクズ、フジなどのマメ科の植物です。妻女山山系でも希少な蝶です。ラッキーでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6a/ac6a2d445658db3c3c2ede42b44bd7bc.jpg)
林道倉科坂線へゼフィルスを探しに行ったのですが、まだ時期が早かった様です。林道から北の眺め。右に松代城。千曲川の流れの向こうに髻山や斑尾山。右奥に志賀高原の山々。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4b/aa6171e583ed85402e8b4d0c80612255.jpg)
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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妻女山のあちこちでギンラン(銀襴)が咲き始めました。ある菌根菌や樹木と特殊な共生関係にあるので、持ち帰って植えても育ちません。絶滅危惧種です。つぼみの様に見えますが、これで満開なのです。
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貝母は種がたくさんできています。まだ小さいのですが、やがて直径2センチぐらいになり、枯れると弾けてたくさんの種を飛ばします。6月下旬に、空いている場所に、球根の植え替え作業をする予定です。
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シナノタンポポで吸蜜するウスバシロチョウ。氷河期の生き残りといわれます。食草のシロヤブケマンが増えたので、ウスバシロチョウも以前より多くなりました。
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ホタルカズラの群生地。小さな花ですが、たくさん咲いているので、気がつく人が多い様です。つぼみはピンクですが、咲くと次第に薄紫がかって最後はブルーになります。
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堂平大塚古墳のヤマツツジが満開になりました。ここには、園芸種のツツジもたくさん植えられています。
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(左)ヤマツツジ。(右)レンゲツツジ。これは今は亡き山仲間のKさんが植えたものです。有毒なので庭木として植えてはいけません。
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古墳から見る篠山。山頂直下には、猪平という長野市の公園があります。近々訪れるつもりです。
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(左)ツツジで盛んに吸蜜するコトラガ(チョウ目 ヤガ科 トラガ亜科)。(右)一瞬、ニホンミツバチが復活したかと思ったのですが、複眼の形など見ると、ヒメハナバチの一種でしょうか。
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セセリチョウ科のミヤマセセリ。スミレやタンポポの花で見かけることが多いのですが、ツツジも好きな様です。
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非常に活性が高く、撮影が困難でした。幼虫はブナ科のクヌギやコナラの葉を食べます。
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(左)古墳に咲くリュウキュウツツジ。白いツツジは珍しい。大輪で美しいツツジです。300年ぐらい前から栽培されていたとか。琉球といいますが、沖縄とは直接関係なさそうです。(右)長坂峠へ向かう途中になぜか1本だけあるツクバネウツギ。よく探せば近くにもあるのかも知れません。
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交尾中のコミスジ(小三條)を見つけました(タテハチョウ科)。人の気配に敏感で、一頭の時はなかなか撮影させてくれませんが、交尾中なら逃げません。幼虫の食草はクズ、フジなどのマメ科の植物です。妻女山山系でも希少な蝶です。ラッキーでした。
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林道倉科坂線へゼフィルスを探しに行ったのですが、まだ時期が早かった様です。林道から北の眺め。右に松代城。千曲川の流れの向こうに髻山や斑尾山。右奥に志賀高原の山々。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。