モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

春は一気に来ないもの

2008-03-03 | アウトドア・ネイチャーフォト
次男と寒風吹きすさぶ中を「神代植物公園グリーンギャラリー」へ。春本番にはほど遠い風景。それでも遅咲きの野梅、たぶん「見驚(けんきょう)」かと思うけれど、しだれ梅が枯れ木ばかりの武蔵野の森に色を添えていました。帰りに野菜の直売所に寄り、芽キャベツと菠薐草をゲット。地産地消は作っている人の顔が見えるので安心。無農薬、あるいは低農薬で安心。ただ、時に懐かしい?虫がいるので生食は気を付けたい。というわが家の息子達も、平成生まれには珍しくふたりともギョウ虫検査で陽性になったことがあります。

翌日は、花粉と黄砂が飛ぶ前にと午前中ひとりで野川公園自然観察園へ。例年ならとっくに姿を消している節分草が満開。ミスミソウ、キクザキイチゲもやっと開花。マンサクが満開。オオイヌノフグリが咲き始め、柳もやっと芽吹き出しました。ミツマタは咲き始め。コサギが一心不乱に水底をつついていました。今年は猛暑だとか。地球が悲鳴をあげています。

午後は、試験中の長男と次男のサッカーの試合見学へ。黄砂と杉花粉が舞って、排気ガス混じりのグラウンドの砂煙がもうもうと立ち上る中での試合。石原都知事は、都議会議員は、調布市の市長と市議会議員は、この子供達の現状を知っているのだろうか!? 長男もこのグラウンドで練習を始めた頃、喘息のような症状が出たほど酷い状況。無駄な道路や箱物作る前にこういうところにお金を使って欲しい。次男のアシストを見てから、直売所を回って帰宅。案の定、具合が悪くなる。

あくまでも予定ですが、私が所属する長野郷土史研究会の会誌6月号に、「妻女山の真実」という原稿用紙20枚程度の文章が載ることになりました。地元の長きに渡る懸案事項、本当の妻女山が広く認知されることを祈らずにはいられません。この記事が注目されることを願っています。

興味のある方は、本当の妻女山について研究した私の特集ページ「妻女山の位置と名称について」をご覧ください。古文書が多く読みにくいでしょうが、次男が作った3Dによる妻女山地図や武田別働隊の進軍経路図、古地図、古い写真などもあり盛りだくさん。地元でしか分からない事実もあり、歴史好きには楽しんでいただけるページだと思います。

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