最高気温がなんと36度。妻女山山中でも32度。風があったのでしのげましたが、汗が吹き出しました。ゼフィルスは元気です。しかし、今日はオオミドリシジミにはふられました。自然相手ですから、そんなものです。7月に入るとオオムラサキとか出てくるはずです。
ウラゴマダラシジミ。しかし、出現数は少ない。非常に気がかりです。ここ数年、樹液バーに来る昆虫も減り続けています。松枯れ病の猛毒ネオニコチノイド系農薬の空中散布が中止されて数年経つのですが、どういうことでしょう。定点観測をしていると、些細な年変化も感じられます。
今回の大本命は、オオミドリシジミ。出現場所も分かっていて舞ってはいます。オス同士が専有行動をしながらクルクルと舞います。しかし、数は少ない。下りてきません。翅の表の青緑のキラキラした画像が撮影できません。それが自然ですが、出現数が少ないのが気がかりです。なんとかリベンジしたい。
●森の宝石オオミドリシジミの復活。あんずの収穫の季節。オオムラサキ初見(妻女山里山通信):2018年6月23日の、美しい森の宝石・オオミドリシジミを撮影した時の記事です。
コミスジ。人の気配に敏感でなかなか撮影させてくれないのですが、葉の陰から忍び寄って撮影。私は望遠マクロではなくマクロなので、接近しないと撮影できません。気配を殺します。
コミスジの日向ぼっこ。湿気が強いと蝶は下に下りてきません。下りてきても日当たりの良い葉に止まります。それがシャッターチャンス。
松代方面の景色。ゼフィルスを求めて林道を彷徨います。脱水症状にならない様に水分を補給しますが、それだけでは駄目です。生味噌をなめます。長野のスーパーといえばツルヤ。在京時代も帰省時に軽井沢店によく立ち寄りました。ツルヤオリジナルのりんごバタージャムとか紅玉100%のりんごジュース、ドライフルーツとかおすすめです。ロイヤルホテル長野は、インターの近くなので長野観光の拠点に最適です。
別の場所でウラゴマダラシジミを発見。出現数は多くないです。
翅を少し拡げてくれました。
幼虫の食草はイボタノキです。成虫もイボタノキの周辺でよく見られます。
ミズイロオナガシジミが林道にいました。今年は発生数が非常に少ない。なぜでしょう。
ウラナミアカシジミ。栗の花で吸蜜するので、栗の花の匂いがするところに行くと出会えます。
赤い色が薄いカシワアカシジミ(キタアカシジミ)。 ゼフィルスの同定は微妙な地域差があり、非常に難しいのです。
ユキノシタの花。小さいけれど舞う天女の様で、美しい。花は植物の女性器とも言えますが、その美しさは文学的で古代から称賛と畏敬の対象となっています。
松代方面の眺め。暑いです。頭が痛くなってきました。温泉へ。気象庁が、ラニーニャ現象の長期化とヒートアイランド現象で、東京では7月末に42度になると警告しました。これは地球温暖化ではないのです。ミランコビッチ・サイクルではむしろ長期的には寒冷化に向かっていて、その間にドラスティックな気象変動が起こり猛暑になったり厳冬になったりするというのです。縄文時代中期に文明が隆盛したのも温暖化。三内丸山遺跡が滅亡したのは寒冷化。そして西暦535年の大噴火では、世界中で文明が滅びたり退化しています。CO2で地球温暖化というのは、嘘。「CO2 地球温暖化 嘘」で検索すると分かります。そうすることで莫大に利益を得られる輩が生み出した嘘なのです。石油が枯渇も嘘。石油は化石燃料ではなくマントルから永久に出てくるもの。石油枯渇まであと40年て何回言われたか知っていますか? 注目の電気エネルギーもそれを作るのには、大量のCO2を出します。太陽光発電も生産廃棄の過程で猛毒のカドミウム、カドミウムテルル、鉛が出ます。その処理方法は始まったばかりですが確率されていません。災害で壊れた有害物質は回収不可能。支配者や巨大企業は息をするように嘘を付く。それにしがみつく政治家やマスコミも。木ばかり見て森を見ないと、真実は見えてきません。
(左)淡竹とサバの水煮缶詰の味噌汁玉ねぎ入り。ソウルフードです。(右)カレーフリークなら知らないはずはない上野デリーの極辛カシミールカレー。鶏手羽元はヨーグルトとクミン、八幡屋礒五郎のガラムマサラで漬け込んで。新じゃが、ニンジン、サヤエンドウと。馬鹿旨ですが激辛です。作年から激辛がだめになってきて、これも半分で撃沈。翌朝にヨーグルトを加えて完食しました。知り合いのタイの女性の店で食べたトムヤムクンも現地並みに辛く撃沈。辛さへの耐性が落ちたのでしょうか。ハラペーニョとか大好きなのですが。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。地形図掲載は本書だけ。山の歴史や立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。10本のエッセイが好評。掲載の写真やこのブログの写真は、有料でお使いいただけます。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
ウラゴマダラシジミ。しかし、出現数は少ない。非常に気がかりです。ここ数年、樹液バーに来る昆虫も減り続けています。松枯れ病の猛毒ネオニコチノイド系農薬の空中散布が中止されて数年経つのですが、どういうことでしょう。定点観測をしていると、些細な年変化も感じられます。
今回の大本命は、オオミドリシジミ。出現場所も分かっていて舞ってはいます。オス同士が専有行動をしながらクルクルと舞います。しかし、数は少ない。下りてきません。翅の表の青緑のキラキラした画像が撮影できません。それが自然ですが、出現数が少ないのが気がかりです。なんとかリベンジしたい。
●森の宝石オオミドリシジミの復活。あんずの収穫の季節。オオムラサキ初見(妻女山里山通信):2018年6月23日の、美しい森の宝石・オオミドリシジミを撮影した時の記事です。
コミスジ。人の気配に敏感でなかなか撮影させてくれないのですが、葉の陰から忍び寄って撮影。私は望遠マクロではなくマクロなので、接近しないと撮影できません。気配を殺します。
コミスジの日向ぼっこ。湿気が強いと蝶は下に下りてきません。下りてきても日当たりの良い葉に止まります。それがシャッターチャンス。
松代方面の景色。ゼフィルスを求めて林道を彷徨います。脱水症状にならない様に水分を補給しますが、それだけでは駄目です。生味噌をなめます。長野のスーパーといえばツルヤ。在京時代も帰省時に軽井沢店によく立ち寄りました。ツルヤオリジナルのりんごバタージャムとか紅玉100%のりんごジュース、ドライフルーツとかおすすめです。ロイヤルホテル長野は、インターの近くなので長野観光の拠点に最適です。
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翅を少し拡げてくれました。
幼虫の食草はイボタノキです。成虫もイボタノキの周辺でよく見られます。
ミズイロオナガシジミが林道にいました。今年は発生数が非常に少ない。なぜでしょう。
ウラナミアカシジミ。栗の花で吸蜜するので、栗の花の匂いがするところに行くと出会えます。
赤い色が薄いカシワアカシジミ(キタアカシジミ)。 ゼフィルスの同定は微妙な地域差があり、非常に難しいのです。
ユキノシタの花。小さいけれど舞う天女の様で、美しい。花は植物の女性器とも言えますが、その美しさは文学的で古代から称賛と畏敬の対象となっています。
松代方面の眺め。暑いです。頭が痛くなってきました。温泉へ。気象庁が、ラニーニャ現象の長期化とヒートアイランド現象で、東京では7月末に42度になると警告しました。これは地球温暖化ではないのです。ミランコビッチ・サイクルではむしろ長期的には寒冷化に向かっていて、その間にドラスティックな気象変動が起こり猛暑になったり厳冬になったりするというのです。縄文時代中期に文明が隆盛したのも温暖化。三内丸山遺跡が滅亡したのは寒冷化。そして西暦535年の大噴火では、世界中で文明が滅びたり退化しています。CO2で地球温暖化というのは、嘘。「CO2 地球温暖化 嘘」で検索すると分かります。そうすることで莫大に利益を得られる輩が生み出した嘘なのです。石油が枯渇も嘘。石油は化石燃料ではなくマントルから永久に出てくるもの。石油枯渇まであと40年て何回言われたか知っていますか? 注目の電気エネルギーもそれを作るのには、大量のCO2を出します。太陽光発電も生産廃棄の過程で猛毒のカドミウム、カドミウムテルル、鉛が出ます。その処理方法は始まったばかりですが確率されていません。災害で壊れた有害物質は回収不可能。支配者や巨大企業は息をするように嘘を付く。それにしがみつく政治家やマスコミも。木ばかり見て森を見ないと、真実は見えてきません。
(左)淡竹とサバの水煮缶詰の味噌汁玉ねぎ入り。ソウルフードです。(右)カレーフリークなら知らないはずはない上野デリーの極辛カシミールカレー。鶏手羽元はヨーグルトとクミン、八幡屋礒五郎のガラムマサラで漬け込んで。新じゃが、ニンジン、サヤエンドウと。馬鹿旨ですが激辛です。作年から激辛がだめになってきて、これも半分で撃沈。翌朝にヨーグルトを加えて完食しました。知り合いのタイの女性の店で食べたトムヤムクンも現地並みに辛く撃沈。辛さへの耐性が落ちたのでしょうか。ハラペーニョとか大好きなのですが。
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★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
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ゼフィルスを求めてあちこち彷徨ています。
ジョウザンミドリシジミの翅の開いた撮影やっとできました。
メスアカミドリシジミも撮影したいのですが、妻女山にはいますか?
山桜もたくさんありますけど
ところで、近年特定外来種のアカボシゴマダラの生息域が急速に伸びているようです。
昨日、千曲市の女陰の滝手前でミヤマシロチョウそっくりの白い蝶を見て撮影して知人に送ったら、アカボシゴマダラ春型メスで千曲市では急速に増えているのですって。
私、産卵しているところの撮影を送りました。
妻女山は結構近いところなので微妙ですね。
夏型は普通のゴマダラチョウとかなり似ているそうです
先日であった顔見知りの蝶を撮影する女性が、これ何かしらと見せてくれたのに似ていますね。
アカボシゴマダラですか。『特定外来生物』なのですね。知りませんでした。
先日、陣場平で撮影しそこなった蝶に似ています。
妻女山山系にもいるのでしょうか。
知り合いの蝶の研究家によると、千曲市の松枯れ病のネオニコチノイド系農薬の空中散布で、17種類いたゼフィルスが死滅しました。
空中散布は中止になって数年経つのですが、完全には復活していません。非常に気がかりです。
また何か情報がありましたら教えて下さい。
松代象山でも確認されたとか
>お尋ねのチョウ、
アカボシゴマダラ春型♀です。
特定外来種、みつけしだい駆除すべき対象になっていて
じつは昨年秋から侵入エリアを調べています。
2014年軽井沢の離山で初捕獲、確認。信濃毎日に記事。
県環境保全研究所の部長だった大塚孝一さんが、
これまで上田佐久まで北上を確認。さらに千曲以北について
くわしく調査をつづけておられます。
善光寺平へは2018年ころ侵入。
この春、須坂市で越冬と春型が
大塚さんにより確認されています。成虫は、大塚さんのデータです。
千曲市では県立歴史館と上山田あたりの里山に「ほとんど普通」とか。
今回の千曲市の詳しい地名、数などお知らせください。
よろしかったら、大塚さんへ転送します。
環境保全研の年次報告の基礎データになるとおもいます。
幼虫は昨年秋、以下の市町村と里山で、わたしが見つけました。
(学術誌などへは発表してません。すすめられてますが)
1、長野市 旭山 松代町象山、東条城址
若穂太郎山春山・天王山、まきばの湯
2、須坂市 臥竜山・公園、坂田山ふもと
3、小布施 雁田山ふもと
4、中野市 箱山ふもと、鴨ケ嶽山頂
5、山ノ内 戸狩
6、飯山市 城山、神社
数百のエノキ(数m、ひこばえを好む)をチェックしましたが
ざっと80匹の幼虫がいました。若穂ではこの春越冬した幼虫も。
私が見たのは、グーグルマップ、妻女山南の陣場平。
私達が貝母の群生地を保護しているところです。
ただ、見かけたのが後翅に赤いマークがあるそれなのか、無い在来種なのか確認できませんでした。
もし発見したら、詳細をアップします。