週末は、季節外れの暖かさで最高気温がなんと20度になりました。買い物ついでに茶臼山自然植物園と拙書でも紹介の茶臼山山頂近くの北アルプス展望台に登りました。
茶臼山動物園の南口から入り口を右に見て道路を進むと自然植物園に出ます。左手に広い駐車場があります。近くのログハウス風の展望台から根子岳、四阿山方面の眺め。まだ積雪はありません。手前は松代東条の奇妙山。山頂は古い山城の跡があり、拙書でも色々なコースを紹介していますが、人気の里山です。
台風19号で大きな被害が出た松代ですが、21日にやっとツルヤも開店し少しずつ普通の日常が戻ってきました。しかし、大被害の穂保やマスコミでは紹介されない小さな地区では、まだ爪痕が残り復旧できていないところもあります。畑から煙が立ち上っています。
◉茶臼山恐竜公園・自然植物園
◉茶臼山動物園
自然植物園のガマズミの赤い実。抗酸化作用が強く酸味の効いた果実酒は透明なルビー色で美しく美味です。ホワイトリカーなどに漬け込みますが、ザラメは入れません。飲むときに蜂蜜を好みで入れます。
車で上り信里小を右へ。登山口の駐車場から川中島の戦いの武田信玄の石碑がある道を登ります。コナラのオレンジ色の枯れ葉が秋の陽を浴びて輝いています。
駐車場から南の眺望。富士山型の山は蓼科山。手前は、上田市塩田平の里山。拙書でも紹介している独鈷山など。清少納言や武田信玄が好んだという別所温泉はおすすめです。左手前の大きな山は五里ヶ峯。その麓は、あんずの里の森。
そこから15分ほど茶臼山方面に登ると、北アルプス展望台。仁科三山の爺ヶ岳(左)と鹿島槍ヶ岳(右)。冬の装いの始まりです。手前は山布施の集落。中央の布施神社には立派な木彫があります。
◉山布施の布施神社と石川流山嵜儀作の木彫。布施氏の須立之城探訪。陣馬平のカモシカの親子(妻女山里山通信)
右に目を向けると、左奥に白馬岳。右手前は、神話の山虫倉山。神城断層地震で山頂が4割崩壊してしまいました。拙書でも紹介していますが、もっとも面白いサルスベリコースの現在はどうなっているのでしょう。登ったという方にも数人出会いましたが。
◉虫倉山。神城断層地震で崩壊した山頂へ。無常と360度の大展望と。登山情報(妻女山里山通信)
◉北アルプスの絶景を求めて茶臼山へ。仁科三山、白馬三山の絶景を堪能(妻女山里山通信)
眼下には故郷の原風景のような景色。右手には、ハイキングの様子を記事にしましたが、夜交(よまぜ)という不思議な名前の歴史ある集落があります。私は高社山麓の夜間瀬氏との関係があるのではと考えています。豊臣秀吉の上杉景勝会津転封が原因の可能性があります。国替えの命令はそれは厳しいものでした。それを逃れるために移住したくない人たちが山奥に隠れ住んだのではないかと考えています。
今秋は冷え込みが浅いので紅葉はあまり鮮やかではありませんが、それでもこんな紅葉を見つけました。このあたりの里山でよく見られるヤマモミジでしょう。茶臼山では十数種類の楓が見られます。
下る途中で鈴なりのサンふじ。一日一個のりんごで医者いらずといいます。台風で大きな被害が出ましたが、大丈夫だったものもあります。ぜひ信州りんごをお求めください。保育園児の頃は、林檎畑もあったので祖母が皮ごとすりおろしたものをよく作ってくれました。
パリで泊まった小さなホテルの朝食が、すりおろしたリンゴを蜂蜜で練ったもので、石窯で焼きたてのフランスパンに塗っていただきましたが、それはもう絶品でした。毎朝大量に食べるのでマダムに、そんなに美味しい?と聞かれた思い出。軽井沢や長野市などにあるツルヤのオリジナル紅玉のジュースはもの凄く美味しい。冬は湯煎で少し温めるのがおすすめです。
茶臼山動物園の北口へ。恐竜公園の最上部にある銀杏の黄葉。小さな子を連れた家族が大勢訪れていました。
戸倉上山田温泉の万葉超音波温泉に向かいます。林檎畑の向こうに篠ノ井の市街。
その市街地と菅平方面の山が見える場所から撮影。上杉謙信が本陣とした斎場山(旧妻女山)と展望台のある妻女山(旧赤坂山)。
美しい落葉松の黄葉の彼方に根子岳と四阿山。手前に奇妙山。それにしても暖かい日でした。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
茶臼山動物園の南口から入り口を右に見て道路を進むと自然植物園に出ます。左手に広い駐車場があります。近くのログハウス風の展望台から根子岳、四阿山方面の眺め。まだ積雪はありません。手前は松代東条の奇妙山。山頂は古い山城の跡があり、拙書でも色々なコースを紹介していますが、人気の里山です。
台風19号で大きな被害が出た松代ですが、21日にやっとツルヤも開店し少しずつ普通の日常が戻ってきました。しかし、大被害の穂保やマスコミでは紹介されない小さな地区では、まだ爪痕が残り復旧できていないところもあります。畑から煙が立ち上っています。
◉茶臼山恐竜公園・自然植物園
◉茶臼山動物園
自然植物園のガマズミの赤い実。抗酸化作用が強く酸味の効いた果実酒は透明なルビー色で美しく美味です。ホワイトリカーなどに漬け込みますが、ザラメは入れません。飲むときに蜂蜜を好みで入れます。
車で上り信里小を右へ。登山口の駐車場から川中島の戦いの武田信玄の石碑がある道を登ります。コナラのオレンジ色の枯れ葉が秋の陽を浴びて輝いています。
駐車場から南の眺望。富士山型の山は蓼科山。手前は、上田市塩田平の里山。拙書でも紹介している独鈷山など。清少納言や武田信玄が好んだという別所温泉はおすすめです。左手前の大きな山は五里ヶ峯。その麓は、あんずの里の森。
そこから15分ほど茶臼山方面に登ると、北アルプス展望台。仁科三山の爺ヶ岳(左)と鹿島槍ヶ岳(右)。冬の装いの始まりです。手前は山布施の集落。中央の布施神社には立派な木彫があります。
◉山布施の布施神社と石川流山嵜儀作の木彫。布施氏の須立之城探訪。陣馬平のカモシカの親子(妻女山里山通信)
右に目を向けると、左奥に白馬岳。右手前は、神話の山虫倉山。神城断層地震で山頂が4割崩壊してしまいました。拙書でも紹介していますが、もっとも面白いサルスベリコースの現在はどうなっているのでしょう。登ったという方にも数人出会いましたが。
◉虫倉山。神城断層地震で崩壊した山頂へ。無常と360度の大展望と。登山情報(妻女山里山通信)
◉北アルプスの絶景を求めて茶臼山へ。仁科三山、白馬三山の絶景を堪能(妻女山里山通信)
眼下には故郷の原風景のような景色。右手には、ハイキングの様子を記事にしましたが、夜交(よまぜ)という不思議な名前の歴史ある集落があります。私は高社山麓の夜間瀬氏との関係があるのではと考えています。豊臣秀吉の上杉景勝会津転封が原因の可能性があります。国替えの命令はそれは厳しいものでした。それを逃れるために移住したくない人たちが山奥に隠れ住んだのではないかと考えています。
今秋は冷え込みが浅いので紅葉はあまり鮮やかではありませんが、それでもこんな紅葉を見つけました。このあたりの里山でよく見られるヤマモミジでしょう。茶臼山では十数種類の楓が見られます。
下る途中で鈴なりのサンふじ。一日一個のりんごで医者いらずといいます。台風で大きな被害が出ましたが、大丈夫だったものもあります。ぜひ信州りんごをお求めください。保育園児の頃は、林檎畑もあったので祖母が皮ごとすりおろしたものをよく作ってくれました。
パリで泊まった小さなホテルの朝食が、すりおろしたリンゴを蜂蜜で練ったもので、石窯で焼きたてのフランスパンに塗っていただきましたが、それはもう絶品でした。毎朝大量に食べるのでマダムに、そんなに美味しい?と聞かれた思い出。軽井沢や長野市などにあるツルヤのオリジナル紅玉のジュースはもの凄く美味しい。冬は湯煎で少し温めるのがおすすめです。
茶臼山動物園の北口へ。恐竜公園の最上部にある銀杏の黄葉。小さな子を連れた家族が大勢訪れていました。
戸倉上山田温泉の万葉超音波温泉に向かいます。林檎畑の向こうに篠ノ井の市街。
その市街地と菅平方面の山が見える場所から撮影。上杉謙信が本陣とした斎場山(旧妻女山)と展望台のある妻女山(旧赤坂山)。
美しい落葉松の黄葉の彼方に根子岳と四阿山。手前に奇妙山。それにしても暖かい日でした。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。