貝母(編笠百合)の群生地がある陣場平へ。太陽の光が強くなりコントラストが強くなりました。緑も随分と濃くなりました。ウスバシロチョウが何頭も舞っています。まだカッコウやホトトギスの鳴き声は聞こえませんが、下手くそなウグイスの鳴き声が聞こえます。
花を観に来た人や、天城山(てしろやま)や鞍骨山へ登る人が訪れました。手前の丸太のベンチでボーッとするのもオススメです。三密とは無縁の快適な空間。
(左)貝母は、草丈に関係なく結実していないものから枯れていきます。(右)実の成長は早く、6月上旬には2センチ以上になります。葉先が枯れても茎と実は緑です。成長しきると枯れていきます。
(左)山蕗は成長して採り時になりました。(右)山蕗と山椒の若葉。仲間と栽培している原木椎茸。畑で栽培しているウド。長坂峠のヨモギ。右下に山蕗と煮物にする干しホタルイカ。山蕗をメインに、山椒の若葉と干し椎茸、昆布、酒と味醂と醤油、和風出汁で薄味の煮物にします。ヨモギの大きくなったものは、乾燥させてヨモギ茶にします。制癌作用があるといわれています。
昼は、今は亡き山仲間のKさんのログハウスで。山藤と躑躅が満開です。最高気温は24度ですが、湿度が低く快適。緩やかな時間が流れていきます。
上の四阿の先から望む仁科三山の鹿島槍ヶ岳。
Kさんがどこかからもらってきた神社の参道に咲く躑躅(ツツジ)と八重桜。
ログハウス後背の斜面に咲くヤマツツジ。
陣場平の周辺や妻女山山系のあちこちで咲いています。この花の蜜は吸えます。
(左)絶対に吸ってはいけないレンゲツツジ。高原を彩る美しいツツジですが、猛毒です。庭木としては絶対に植えてはいけません。(右)シロバナが清楚で美しいリュウキュウツツジ。
あちこちで山藤が満開です。和を代表する美しい花ですが、陣場平では樹木や貝母を守るために幼木の時に伐採しています。大木にも絡みつき、光合成を阻害し立ち枯れさせてしまうからです。一日で8センチも成長し、幹の直径が50センチにもなります。
山を下りて温泉に向かう途中、千曲川越しに見る仁科三山。里山の緑も濃くなりました。中洲でカワウ(河鵜)が一羽佇んでいました。堤防には黄色い花が咲き乱れていますが、よく見ると菜の花ではなく、有害外来植物のハルザキヤマガラシでした。千曲川は水量が少なく、手前のさざなみが立っているところは、歩いて渡れると思います。犬ガ瀬と呼ばれた浅瀬はおそらくこの辺りかもしれません。バスフィッシングの人がいましたが、絶対にキャッチ・アンド・リリースをしないでください。在来種の魚が絶滅してしまいます。ブラックバスは、フライなどにすると美味しい魚です。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
花を観に来た人や、天城山(てしろやま)や鞍骨山へ登る人が訪れました。手前の丸太のベンチでボーッとするのもオススメです。三密とは無縁の快適な空間。
(左)貝母は、草丈に関係なく結実していないものから枯れていきます。(右)実の成長は早く、6月上旬には2センチ以上になります。葉先が枯れても茎と実は緑です。成長しきると枯れていきます。
(左)山蕗は成長して採り時になりました。(右)山蕗と山椒の若葉。仲間と栽培している原木椎茸。畑で栽培しているウド。長坂峠のヨモギ。右下に山蕗と煮物にする干しホタルイカ。山蕗をメインに、山椒の若葉と干し椎茸、昆布、酒と味醂と醤油、和風出汁で薄味の煮物にします。ヨモギの大きくなったものは、乾燥させてヨモギ茶にします。制癌作用があるといわれています。
昼は、今は亡き山仲間のKさんのログハウスで。山藤と躑躅が満開です。最高気温は24度ですが、湿度が低く快適。緩やかな時間が流れていきます。
上の四阿の先から望む仁科三山の鹿島槍ヶ岳。
Kさんがどこかからもらってきた神社の参道に咲く躑躅(ツツジ)と八重桜。
ログハウス後背の斜面に咲くヤマツツジ。
陣場平の周辺や妻女山山系のあちこちで咲いています。この花の蜜は吸えます。
(左)絶対に吸ってはいけないレンゲツツジ。高原を彩る美しいツツジですが、猛毒です。庭木としては絶対に植えてはいけません。(右)シロバナが清楚で美しいリュウキュウツツジ。
あちこちで山藤が満開です。和を代表する美しい花ですが、陣場平では樹木や貝母を守るために幼木の時に伐採しています。大木にも絡みつき、光合成を阻害し立ち枯れさせてしまうからです。一日で8センチも成長し、幹の直径が50センチにもなります。
山を下りて温泉に向かう途中、千曲川越しに見る仁科三山。里山の緑も濃くなりました。中洲でカワウ(河鵜)が一羽佇んでいました。堤防には黄色い花が咲き乱れていますが、よく見ると菜の花ではなく、有害外来植物のハルザキヤマガラシでした。千曲川は水量が少なく、手前のさざなみが立っているところは、歩いて渡れると思います。犬ガ瀬と呼ばれた浅瀬はおそらくこの辺りかもしれません。バスフィッシングの人がいましたが、絶対にキャッチ・アンド・リリースをしないでください。在来種の魚が絶滅してしまいます。ブラックバスは、フライなどにすると美味しい魚です。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。