2月中旬というのに最高気温が14度という週末。二日前にはなんと18.5度にもなりました。異常な暖冬。私たち妻女山里山デザイン・プロジェクトが保護活動を行っている陣場平の貝母(編笠百合)が芽吹いたはずと登ってみました。地図や貝母の写真は、下に掲載の拙書の斎場山と鞍骨山のページに載っています。
川中島の戦いの折に、上杉謙信が七棟の陣小屋を建てたと伝わる陣場平。一見すると落ち葉だけで何も芽吹いていないように見えますが。イノシシにまた丸太のベンチを壊されてしまいました。作り直さねば。
(左)あちこちで落ち葉を押し上げて貝母が芽吹いています。だいたい昨年と同じです。ということは、4月の18日(土)19日(日)には満開になると思います。(右)山蕗も出てきました。山蕗とビタミン竹輪のかき揚げや蕗味噌、パスタが楽しみです。
(左)林道から陣場平への西向きの斜面にある貝母。日当たりが良いので成長も早いのです。(右)林道の分岐を300mほど下って、堂平大塚古墳へ。古墳の斜面に咲く福寿草。貝母と同様に毒草です。これほどの群生地は日本でここだけです。非常に貴重なものなんです。
(左)斎場山(旧妻女山)。山頂は円墳で、川中島の戦いで上杉謙信が本陣としたと伝わる山です。(中)妻女山入り口から北の眺め。戸隠連峰と戸隠富士の別名を持つ高妻山。手前は富士ノ塔山。里山に雪はありません。(右)振り返ると妻女山展望台。歴史マニア歴女が大勢訪れます。
(左)タイのおばさまから頂いたタイのインスタントラーメン。モヤシ、キャベツ、ニンジン、シメジなどを入れて。ココナッツミルク風味で酸味もありピリ辛で美味です。(右)別のおばさまから頂いたなんとキノコのソーセージ。写真を見るとシメジに似ています。ビニールの小さな袋に詰められていて唐辛子が入っていてピリ辛。ビールのつまみに最高です。
(左)日曜のブランチは、牡蠣と壬生菜(みぶな)のボンゴレ・ビアンコ。まず壬生菜をオリーブ油でニンニクと炒めてアンチョビーを加え、火が通ったら牡蠣を加え、市販のボンゴレ・ビアンコのソースを入れて少し煮込みます。茹でたパスタにかけて頂きます。馬鹿旨。(右)昨年の4月19日の満開の貝母。今年も同じ頃満開になると思います。ぜひおいでください。信毎にも載り、私のブログや講演を聴いて、毎年何百人も訪れるようになりました。県外からも訪れてくださいます。
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