妻女山陣場平の貝母(編笠百合)は散り始めたのですが、たくさんの人が訪れてくれました。散り始めた貝母もいいものです。花びらが落ちて、種がむき出しになったものが見られます。カスミザクラやヤマザクラが散って花吹雪も見られます。コゲラのドラミングも聞こえます。猪が2頭、猛スピードで駆け抜けて行きました。
仁科三山の鹿島槍ヶ岳。右に氷河と認定されたカクネ里が見えます。谷の下に平家の落人が住んだといわれています。
左に目をやると蓮華岳と右奥に針ノ木岳。まだまだ冬山です。この時期は、爆弾低気圧の発生もあるので、要注意です。
陣場平の貝母は散り始めましたが、まだまだ見頃です。花びらが散ると、実が大きくなり始めます。ひと月ほどすると2センチほどになります。その頃には、氷河期の生き残りといわれるウスバシロチョウが舞い始めます。
(左)ウワミズザクラが咲き始めました。花穂(かすい)が、微風に揺れて美しい。(右)ヒメグルミの花も咲きました。山のクルミは処理が面倒ですが、味が濃くて美味です。
(左)野生のノビル(野蒜)。葉の断面が三日月型。ノビル味噌、ノビルのおやき、ノビル餃子。絶品です。(中)ヨモギ。天ぷら、ヨモギ餅、ヨモギ団子などなど。制癌効果が証明されています。(右)貝母の周りに山蕗。皮を剥く必要がありません。ソフト鰊や干しホタルイカと煮物にします。放射能さえなければ、農薬の心配も化学肥料の心配もありません。左のブックマークのリンクから、モリモリレシピで詳細なオリジナル・レシピがご覧いただけます。
斎場山(旧妻女山)への道から見る天城山(てしろやま)。春紅葉。
桜が舞い散る猪のヌタ場。水浴びに来た猪の足跡が見られます。泥をこすり付けた跡が谷に続いています。
(左)コバノガマズミのつぼみ。ガマズミの花もまもなく咲きます。赤い実は抗酸化作用が強く、ルビー色の美味しいリキュールができます。(右)ゴヨウアケビの花。ミツバアケビもあります。実はミツバアケビの方が大きく美味です。
(左)ハナヤスリのアップ。胞子が育っています。その形状からは、とてもシダ植物には見えませんね。(右)翌日は、仲間を連れてある山にコシアブラを採りに行きました。道もない藪山を2時間弱彷徨いました。
(左)コゴミ、タラの芽、仲間と栽培している原木椎茸の天ぷらです。うどんは信州の地粉。亡き父が作った七味唐辛子を添えて。馬鹿旨です。(右)タラの芽。コシアブラ、山椒の若葉、山蕗のとう立ち。タラの芽は天ぷらに。コシアブラは、天ぷらと炊き込みご飯に。山椒の若葉は、山椒味噌と煮物に。山蕗のとう立ちは、ソフト鰊と煮物にします。里山の滋味を堪能します。
里山の原風景。北アルプスの絶景。小鳥のさえずり。足元のスミレ。気持ちのいい爽風。心が溶けていきます。
25日(日)もたくさんの方が訪れてくれました。散り始めた貝母ですが、その儚さを感じていただけるのもいいと思います。ハナヤスリや咲き始めたウワミズザクラも紹介していますが、なんとホタルカズラが咲いていました。例年ならGW明けに咲く花です。蕾は赤紫で、咲き始めは桃色。完全に咲くと綺麗な青になります。小さな花ですが可憐です。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
仁科三山の鹿島槍ヶ岳。右に氷河と認定されたカクネ里が見えます。谷の下に平家の落人が住んだといわれています。
左に目をやると蓮華岳と右奥に針ノ木岳。まだまだ冬山です。この時期は、爆弾低気圧の発生もあるので、要注意です。
陣場平の貝母は散り始めましたが、まだまだ見頃です。花びらが散ると、実が大きくなり始めます。ひと月ほどすると2センチほどになります。その頃には、氷河期の生き残りといわれるウスバシロチョウが舞い始めます。
(左)ウワミズザクラが咲き始めました。花穂(かすい)が、微風に揺れて美しい。(右)ヒメグルミの花も咲きました。山のクルミは処理が面倒ですが、味が濃くて美味です。
(左)野生のノビル(野蒜)。葉の断面が三日月型。ノビル味噌、ノビルのおやき、ノビル餃子。絶品です。(中)ヨモギ。天ぷら、ヨモギ餅、ヨモギ団子などなど。制癌効果が証明されています。(右)貝母の周りに山蕗。皮を剥く必要がありません。ソフト鰊や干しホタルイカと煮物にします。放射能さえなければ、農薬の心配も化学肥料の心配もありません。左のブックマークのリンクから、モリモリレシピで詳細なオリジナル・レシピがご覧いただけます。
斎場山(旧妻女山)への道から見る天城山(てしろやま)。春紅葉。
桜が舞い散る猪のヌタ場。水浴びに来た猪の足跡が見られます。泥をこすり付けた跡が谷に続いています。
(左)コバノガマズミのつぼみ。ガマズミの花もまもなく咲きます。赤い実は抗酸化作用が強く、ルビー色の美味しいリキュールができます。(右)ゴヨウアケビの花。ミツバアケビもあります。実はミツバアケビの方が大きく美味です。
(左)ハナヤスリのアップ。胞子が育っています。その形状からは、とてもシダ植物には見えませんね。(右)翌日は、仲間を連れてある山にコシアブラを採りに行きました。道もない藪山を2時間弱彷徨いました。
(左)コゴミ、タラの芽、仲間と栽培している原木椎茸の天ぷらです。うどんは信州の地粉。亡き父が作った七味唐辛子を添えて。馬鹿旨です。(右)タラの芽。コシアブラ、山椒の若葉、山蕗のとう立ち。タラの芽は天ぷらに。コシアブラは、天ぷらと炊き込みご飯に。山椒の若葉は、山椒味噌と煮物に。山蕗のとう立ちは、ソフト鰊と煮物にします。里山の滋味を堪能します。
里山の原風景。北アルプスの絶景。小鳥のさえずり。足元のスミレ。気持ちのいい爽風。心が溶けていきます。
25日(日)もたくさんの方が訪れてくれました。散り始めた貝母ですが、その儚さを感じていただけるのもいいと思います。ハナヤスリや咲き始めたウワミズザクラも紹介していますが、なんとホタルカズラが咲いていました。例年ならGW明けに咲く花です。蕾は赤紫で、咲き始めは桃色。完全に咲くと綺麗な青になります。小さな花ですが可憐です。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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