~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

繋がる海の道

2013-09-10 22:49:01 | 日記
昨日は、観音崎の近くに在る「走水神社」に行きました。

神社の高台に座って、海の向こうに房総半島を臨み、友人と

おむすびを食べました。

空は高く、季節が移りゆくこと感じさせてくれ、海はどこまでも

穏やかで、午後から漁に出るのだろうか、ゆっくりと沖に向かう

漁船が、目の前の風景をより長閑なものにしていました。

海からの風に吹かれ、おむすびを食べている…

唯、それだけで充分満たされ幸せを感じるのです。

洪水のように溢れる情報の中で生活していると、こういう

素朴な幸せを置き去りにしている自分がいます。

生きるという事は、本当はシンプルな事なんだと、思えて

来るのです。

そして、必要なものはちゃんと与えられていると…

そんなことを思っていたら、黄色い蝶々が飛んできました。

あっ創の黄色い蝶々と思ったら、空の高みでとんびの

鳴き声がして、あー初女先生の息子さんの芳信さんだと

思い、すべてが繋がっている気がしました。

目の前の海には、房総へ続く海の道が見えて来るようでした。

大丈夫だよという声が、天から降りてきた気がしました。

そして、何があっても変わらない、初女先生の慎ましい

生活が、胸に押し寄せてきました。

大丈夫に包まれている生活が…



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