ランディさんの出演される「ラジオ深夜便」を
聴くために、朝4時に目覚ましを掛けて寝たら、
起きる直前でしょうか夢をみました。
私が、「ラジオ深夜便」が始まるからと、
ラジオをつけると、なぜかテレビに
森のイスキアが映し出され、初女さんがいるのです。
私は「な~んだ、テレビでやるなら録画を
しておけば4時になんか起きなくてよかったのに」
と、ぶつぶつ言っていたらいつの間にか自分も
イスキアのお茶の間にいて、誰かが壁にある
地図を指さし、初女さんに「あれが、おにぎり島
ですか?」と聞いているのです。
すると初女さんが「あれは違うの、カキザキ島よ
おむすび島はこっち」と言わたのです。
そして、お茶の間に座って皆さんのお話に
耳を傾けているの、私はそんな初女さんの背中に
頭をつけて寄りかかっているのです。
初女さんの背中の骨を感じて「痩せたな~」って
呟いていたら、目覚ましが鳴り夢が終わりました。
不思議な夢でしたが、イスキアは賑やかで
初女さんがいらしたときのようでした。
イスキアを感じながら、ランディさんのお話を
聴いたら、イスキアの台所が電気釜が、お茶碗が
鐘が…すべてが目の前に立ち上がってきました。
そして、初女さんとのあの日あの時が
鮮やかに蘇って来たのです。
アナウンサーの方が、もう3回忌ですねと
言われた時、ランディさんがひどく驚いていました。
実は、私も本当にびっくりしたのです。
何だか、初女さんとお別れした日から、
遥かな時が過ぎているような気がしていて、
3回忌がこれから巡って来るなんてことは、
自分の中でスコンと抜けていたのです。
きっと、ランディさんのあの驚きも同じだったの
ではないかしら…
初女さんが亡くなってから、何年も経っている
気がするのに、初女さんの存在はとても身近に
感じているのです。
不思議です…
ランディさんのお話を聴きながら、
包装紙1枚にも、大切にされる初女さんを
思い出しました。
きれいに畳んでしまっていましたよね~
調理する姿だけでなく、どこを切り取っても
初女さんの生き方が見えてきました。
初女さんの手は、決してふくよかではなかった
けれど、あの手に包まれると苦しみも悲しみも
すべてを抱きしめてもらえたような気持に
なるのです。
握手だけで、泣かれる方がたくさんいらっしゃい
ました。(私もです)
ランディさんが、「初女さんのおむすびも
初女さんのことも、今度は私たちが伝えて
行かなくちゃ」と言われていて、
そうかずっと初女さんを追い求めていたけれど
伝えて行く時に来ているんだ…
初女さんは信じて待つ方でした。
私たちが動き出すのを信じて待ってくれて
いるのかしらと、朝の冷たい空気の中で
心が凛としました。
初女さん、ランディさんと一緒に頂いた糠みそ
私もダメにしちゃったけれど、やっと
美味しい糠漬けが漬けれるようになりました。
初女さんが最後に教えてくれたのは
ぬか漬けでしたものね。
生物多様性のこの地球で生きることを
糠漬けで教えて下さった初女さん
初女さんは、凄すぎるくらい凄いです!
今朝は、森のイスキアにいるような気持で
お米を洗い、炊きました。
初女さん、娘たちを見守っていて下さいね!
今はもう、みんな初女さんの娘と息子ですから…