今日もテレビで、シベリアの永久凍土が
凄い勢いでとけていることを放映して
いました。地球温暖化が進んでいるのです。
”温暖”という言葉が、どこか私たちの感覚を
鈍らせているのかもしれません。
シベリアで38度なんて…
コロナ禍の中で、星野道夫さんの文章を読むと
今までとは、別の響きで私の心を揺さぶります。
『進歩というものが内包する影に
私たちはやっと今気づき始め、
立ち尽くしている。
なぜなら
それは人間自身がもちあわせた影だったから
種の始めがあれば
その終わりもあるということだけの
ことなのか。
それとも私たち人間は何かの目的を
背負わされている存在なのか。
いつかその答えを知る時代が
来るかもしれない。
星野道夫』